第176話「アクタージュ面白くない?」

 去年は結構、新しめのいろんなマンガを買った年でありました。

 マンガ村がつぶれたおかげかな?マンガ自体の売り上げも上がって、そして質の高い漫画が増えた印象。

 大体1巻だけ買って面白かったら次々続巻を買う戦法を取るのですが、鬼滅の刃とか約束のネバーランドとかはなんだかんだ結局全巻集めてしまいましたね。(きめつの18巻が手に入んねーんだよぉ!)

 その中でも、最近一番面白いと思ったマンガがダントツで「アクタージュ」


 主人公の女子高生「夜凪景」が演技力を買われて、芸能の世界を無双していく作品で、要は「ガラスの仮面」なんですが、不思議なことにちゃんとジャンプ漫画なんですよね。

 対決があって、成長があって、勝利がある。


 およそジャンプ的なテーマではないのに、景の成長と無双っぷりにとてもワクワクしてしまうというそんな作品に仕上がってる。


 そしてなぜわざわざここで取り上げたかというと、最新刊の10巻の内容にとても震えたからである。

 この作品は巻を追うごとに作画の表現力が上がってるのだが、10巻はその極みというもので、夜凪の怒りの表現がほんとに人をぞっとさせた。

 思わず10巻すげぇと誰かに伝えたくなる、だからこそここで伝えて、誰かの共感を得たいと思った。

 「10巻すげぇ。」


 6から8巻の舞台編もかなり、ぞくっとする展開ではあったのだが、10巻は本当にすごい。登場する演出家の女がマジでサイテー過ぎてサイコーだった、こんな劇があるならぜひ見たい。

 そして、それは少年漫画でやっていいロジックではなく、景ちゃんが本当に可哀そう。だけど、思ってしまう、これが女優道であり、芝居に生きる人間たちの性なのだと。11巻、早く出ないかなあ(ジャンプでは読みません)


 あぁネタバレしたいよぉ、しないからみんなアクタージュを読むんだ。

 大丈夫、まだ10巻までしか出てないし、きめつのように手に入らないマンガではない。


 きめつは本当に売ってないよねぇ、そしてきめつの刃効果なのかわからないが、去年は相当マンガが売れたらしいですよ。マンガ村の閉鎖も大きいとは思いますが、きめつの刃のバカ売れに触発されて他の漫画も品切れ気味の模様。

 約束のネバーランドもぜんぜん手に入らないんだよ、地方だと。

 中古ももちろん出回ってないし。


 その鬼滅の刃より俺はアクタージュの方が面白いと思うので、興味のある方はぜひ手に取ろう。



 さて、俺の知り合いがアベマTVにも出始めました。

 武井冬威を応援してあげてね。


 https://abema.tv/video/title/514-1



 

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