第150話「Electrical Maiden Case.1」阿位上夫さん

https://kakuyomu.jp/works/1177354054882412634


はい気を取り直して一個目。


「エレクトリアルメイデン」


いいですなタイトルが、なんかかっこよくて好き。

しかもテーマがVR時代の電脳娼婦の話。

娼婦なのにメイデンとはこれは一体。

いいですね、こういうの好き。

これはのっけから期待できる。

では早速。


うーん、うーん。


なげーよ、説明が長い。

いやいやどういう環境なのかを説明しなきゃいけないのはわかるけど、情報量が過多すぎるわ。文も固すぎるし。過多すぎて固すぎる。


 そもそも中核であるはずの電脳娼婦の話が出てくるのが中盤っておそすぎんか、電脳娼婦の体験談をずっと語るならわかるけど、ひたすらVRの説明ばっかり、料金システムとかさ。いやあそれって書いてる方は楽しいけど、読むほうは興味なくね?

 ようやく最終話で、女の一人語りが始まるけど、ダラーっとしゃべり続けるだけだから読むのがめんどくさくなる。対話を生かせばいいのに。

 たぶん最後の女のセリフを書きたい作品なんだろうけど、だったら前半のVRの説明の話は大幅にカットして、電脳娼婦にかかわる女の心象風景に時間を割くべきだろうなあ。ルボ形式にしてる意味がないよね

 あと一話目って全部いらなくない、なくても話の筋に影響ないし。

 かっこつけに見えるなあ、心のぜい肉だ。


 というわけで最後まで読んだけど☆はなし。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る