42 キラキラデイズ


 目が覚めると陽佳(あきよし)の腕の中だった。ちらりと見上げると、まるで笑っているかのような幸せそうな寝顔で、気が抜けた。陽佳は右腕を俺の背に回し、俺を抱き込むようにして自分の身体に寄せている。何だか首が痛いなあと思っていたら左腕は腕枕状態だった。

 まさか眠っている間中、この状態だったのか、と思いながら、俺は陽佳の腕を外そうとした。胸の前で縮こまった両腕を動かそうとしたら、陽佳がさらに抱き寄せる腕に力を入れる。眠っていても、無意識にそうしているのだと分かって、おかしくなる。俺はますます陽佳の胸に引き寄せられ、額が陽佳の顎にぶつかった。

 しばらくは、離してくれそうにない。

 このまま叩き起こしてもいいが、何だか妙に、幸せそうな顔をして眠っていたのを思い出して、諦めた。

 昨日、互いの両親が田舎に帰省した。とはいってもたった1泊、親戚と顔を合わせて墓参りをしてくるだけの強行軍。2台の車を俺たちは見送った。

 両親が帰ってくるのは夕方だと言っていた。窓から差し込む光の具合から、まだ数時間の猶予があると踏んだ。だから、もう少し。

 俺は目を閉じて、陽佳の寝息と鼓動を聞いていた。

 とても幸せだ、と思った。


 昨日の夜は、一緒にスーパーに買い物に行って、トマト鍋を作ろうと決めた。

 鍋に入れるためのきのこを、しめじにするかしいたけにするかエリンギにするか、陽佳がうーん、とうなって悩んでいた。俺はとりあえず玉ねぎを手に陽佳の元に戻ろうとした。途中、陽佳と同じくらい背の高いスーツ姿の男の人がもやしの大袋をカゴに入れるのが目に入った。スーツともやし。妙な組み合わせだ。

 スーツ姿の男性は、隣にいた私服姿の男の人に、1キロで間に合うか、と訊ねた。なんとなく気になって聞き耳を立てていたら、私服姿の方がもう1キロ! と声を上げた。

「キャベツは?」

「2玉」

「豚肉は?」

「2キロ」

「……さすがに食いすぎだ」

「だって、真夏のキムチ鍋! いっぱい食べる! 目いっぱい食べる!」

 後ろ姿なのでよく分からないが、多分、いい大人である。やたらハイテンションに言い切る男性に、スーツ姿の男性が呆れたような溜め息をついたのが聞こえた。

「なっちゃん、俺、鶏肉買ってくるー」

 俺は玉ねぎとじゃがいもをカゴに入れて、陽佳を見送る。俺はキャベツの前で立ち止まり、鍋にはどのくらいの量が必要なんだろう、と考えた。キャベツは、1玉のほかに半分に切られているものも売っていた。さっきの二人の会話だと、キャベツは2玉。でも、それが多いのは、さすがに分かる。俺は少し悩んで、1玉購入することにした。

 精肉売り場へ向かう途中、通路で人にぶつかった。その服装で、さっき、スーツ姿の男性と一緒にいた男の人だと分かった。すみません、と言うと、相手もごめんね、と言った。その人は両手に持ちきれないくらいのお菓子を持っていて、ぶつかった拍子にそれを落としていた。俺はその人より早く屈んでそれを拾った。

「どうぞ」

 俺は拾い上げたお徳用割れせんべいの大袋をその人の持つお菓子の山に乗せた。

「ありがとう」

 そう言って笑ったその人はやたらときれいな顔をしていて、整った顔は陽佳や小沢で見慣れているはずの俺ですら、一瞬見とれるくらい端正な顔だった。

「もやし」

 思わず、つぶやく。その人はきょとんとして俺を見る。

「もやし2キロのキムチ鍋って、何人で食べるんですか?」

 我ながら馬鹿なことを聞いた、と思った。これでは、さっき立ち聞きしていたのがばれてしまうではないか。口にしてから後悔していると、その人は、言った。

「2人だよ」

 驚いて目を丸くすると、その人は楽しそうに続けた。

「作ってくれる人がすごく料理上手なんだ。食べるとすごく幸せになって、つい、食べすぎる」

 食べすぎのレベルを越している、と思ったが、俺は何だか毒気を抜かれてしまった。その人がにこりと笑って立ち去った。俺は片手に持っていたキャベツを両手で捧げるように持った。

 おいしくて、幸せだと、いっぱい食べられるってことなんだろうな、と納得してみた。

 陽佳と合流して会計し、家に帰る。2人で作ったトマト鍋はおいしくて、〆のリゾットまで全部きれいに片付けた。俺が剥きすぎた玉ねぎと、結局半分も使わなかったキャベツは野菜室にしまい込んだ。

 確かに、2人で食べた鍋はとてもおいしかった。いつもよりもたくさん食べたような気もする。

 10年ぶりくらいに一緒にお風呂に入って、髪を乾かし合って、陽佳の部屋に戻った。用意してもらった布団は、申し訳ないけれど役に立ちそうもない。俺は陽佳のベッドにもぐり込み、目を閉じた。

「なっちゃんは、夏になるといっぱい眠るねえ」

「暑くて身体が疲れるんだ」

「普段から何だか眠そうだもんね」

「ん、眠い」

 右を下にして横になった俺と、左を下にして横になった陽佳。向きあった身体に寄り添うようにして目を閉じていたら、うとうとしてきた。

 揺らいだ意識の中で、陽佳が俺の頬に触れたのが分かった。指先で優しくなぞるように撫でられる。額にキスが落ちてきて、頬を撫でていた手が俺の背後に回る。首筋を撫で、背中をたどる。俺は半分眠った状態で、身じろぐ。くぐもった声を漏らすと、陽佳が小さく笑ったのが分かった。

 背中を撫でる手が、気持ちいい。

 まるでしびれるように、身体を走る快感に、小さく声が漏れる。俺がゆらゆらと首を左右に振ったら、その手が止まった。陽佳が笑いながら、ごめんねなっちゃん、と言って再びキスした。

「おやすみ」

 陽佳の声が耳元で聞こえて、俺はそのまま眠りに落ちた。

 ──朝、狭いベッドから起き上がると、陽佳が眠そうな目をして俺を見上げた。

「何時……?」

「9時」

 7時頃一度目を覚ましたのだが、結局ごろごろと二度寝した。陽佳が甘えるようにもうちょっと、なんて言うから、ついつい付き合ってしまった。

 あくびをしながら部屋を出て洗面所に向かうと、後ろから陽佳がついてきた。2人で並んで顔を洗う。

「朝食、どうする」

「俺が作るよ、なっちゃん」

「──お前が?」

「あ、すごく不信そうな顔してる……」

 俺はほとんど料理をしないが、陽佳だってきっと同じだろう。お互いの母親は結構料理上手で、陽佳の母親に至っては、あのさばさばとした男前な性格から想像もできないほど、凝った料理からお菓子まで何でも得意なのである。陽佳が手を出す隙なんてあるはずがない。

 ダイニングテーブルで、とりあえずコーヒーを入れた。ブラックのまま飲んで、俺はダイニングチェアに座って陽佳の姿を見ていた。

 フライパンを火にかけて、冷蔵庫から出したハムを焼く。その上に卵を割り入れる。じゅわっと音がして、陽佳が慌てて火を弱める。なかなか火が通らなくて、今度は強火に。結局、出来上がったのは火の通りすぎた、焦げた目玉焼きだった。

「強火すぎたな」

「うーん」

 陽佳は首をひねり、しばし考えてから。フライパンをきれいにして、再びハムと卵を入れた。半熟半熟、と唱えながら、今度は、途中でガラス製のふたをする。

 じっとフライパンを凝視しているので、俺は勝手に冷蔵庫を開けて、中からマーガリンとヨーグルト、おばさんの作ったブルーベリージャムの瓶を取り出した。食器棚の引き出しからバターナイフとスプーンも出す。

 昨日買ってきた食パンをトースターに入れる。

 陽佳がふたを開けてそっとフライ返しを差し込んでいる。ひょいと覗き込むと、白身の周りがかりかりとうっすら焦げ、黄身の表面に白い膜が張った、半熟状態のきれいな目玉焼きが出来ていた。

「すごいな」

「やった。──はい、なっちゃん」

 皿に移したそのハムエッグを、俺に渡してくれた。

 トーストを取り出し、ダイニングに並べて、俺たちは向かい合っていただきます、と言った。

 塩コショウして目玉焼きを食べてみたら、俺好みのちょうどいい半熟加減だった。それを言ってやると、陽佳は嬉しそうに笑って、自分はかちかちになった目玉焼きをパンにのっけてかじる。

「俺、お母さんに料理教えてもらおうかな」

 などと言いながら、黒く焦げたハムに苦い顔をした。

「いつかなっちゃんと一緒に暮らしたら、なっちゃんにご飯作ってあげられるもんね」

 俺は、咀嚼していたトーストを、ごくりと飲み込んだ。一瞬、息が止まるかと思った。

「一緒、に?」

「うん。いつかは、一緒に暮らそうね、なっちゃん」

 そうか、と俺は思った。

 そういう未来も、あるんだ。

 考えてみたら当たり前のことだった。この先もずっと陽佳と2人でいるのなら、いつかは家を出て2人きりで暮らすことができるのだ。

 生まれたときからずっと、隣同士で、家族のように育ってきたから、なんとなく、このまま一生、こうやって隣同士で暮らしていくんじゃないかと思っていた。俺たちはお互い一人っ子で、長男で、将来は家を守るんだと、そう思っていた。

 けれど、それは近い未来じゃない。

 俺たちの未来は、まだまだ、ずっと遠くにまで広がっているのだ。

「一緒に食事をして、一緒にテレビを見て、一緒にお風呂に入って、一緒に眠って、一緒に起きるんだよ」

「──ん」

「料理を覚えたら、なっちゃんの好きなものを作ってあげるね」

「ん」

「ブルーベリージャムの作り方は、一番最初に習わなきゃ」

 俺の大好きなジャムは、陽佳の母親の手作りだ。市販のものよりも甘みが少なく、酸っぱいそれは、いつでも欠かさない。だからおばさんも定期的にそれを差し入れてくれる。

 上手に焼けた目玉焼き。俺の好きなブルーベリ-ジャム。向かい合って一緒にする食事。

「陽佳」

「何、なっちゃん」

「──俺も、覚える」

「うん?」

「料理。──お前の好きなもの、作れるように」

 陽佳が満面の笑みを浮かべた。嬉しそうに、恥ずかしそうに。その顔を見ていたら、とても幸せな気分になった。

 食後は2人で一緒に食器を片付けた。陽佳がスポンジで皿を洗い、俺がそれをゆすぐ。柑橘系のさわやかな香りが、台所中に広がっている。ハイパワーの洗剤をわざと泡立てた陽佳が、指で輪っかを作って息を吹きかけ、シャボン玉を作った。ふわふわと浮かんだそれが、俺の目の前で弾ける。

 俺の顔に跳ねた泡を拭こうとして、陽佳の手が伸びてきたが、ますます泡だらけになるだけだった。

 そのあとはリビングのソファに座ってテレビをつけた。特に面白い番組があるわけではなく、一時間ほどザッピングしながら色んな番組を見ていたが、飽きてしまった。

「どっか行くー、なっちゃん?」

「そうだな……」

「でも、外、暑そうだねえ」

「そうだな……」

「──なっちゃんは、ぼーっとしてると、すぐ眠くなっちゃうからなー」

「そうだな……」

 俺の返事が怪しいと気付いた陽佳はテレビを消して、リビングのエアコンを切った。途端にもわっと空気が重みを増す。

「部屋、行こう」

 反対する理由はない。俺は陽佳のあとを追って部屋に戻った。急いでエアコンをつけて、送風口の前で陽佳がふう、と息をつく。

「出かけるのはやめて昼寝しよう」

 俺は半分本気で言った。陽佳は呆れたように俺を見る。

「なっちゃん、食べてるか寝てるかだね」

「──ん」

 元々あまり体力のない俺は、真夏はいつもこんな感じだ。

「もうすぐお昼だね」

「昼ご飯は、いらない」

「うん。──ねえ、なっちゃん」

「ん?」

「あと6時間くらいで、お父さんたち帰って来ちゃうね」

「──そうだな」

 陽佳は俺に近付いて、腕をつかむ。

「もっと2人きりでいたいな」

「俺も」

「なっちゃん」

 その腕を引かれ、俺は陽佳に抱き締められた。

「してもいい?」

 真夏の真昼間に聞く台詞としては、かなり異質だな、と俺は思った。

「──いいよ」

 陽佳は屈むように俺にキスをした。いつの間にか、そうしながら器用に服を脱がすという技まで覚えている。俺は小さく笑う。重なっていた唇が離れて、陽佳が至近距離で俺を見る。

「何?」

「何でもない」

 俺は陽佳の首に両腕を回した。

「男になったなあ、と思っただけだよ」

「──俺、元々男だよ?」

 きょとんとした顔の陽佳に、俺は笑いながらキスをする。着ていた服は、床に投げ捨てた。俺の身体は少しひやりと、陽佳の身体はいつものように熱い。それすらなんだかおかしく思えた。

 ──陽佳は、やっぱり、優しかった。

 覚醒した俺がぼんやりと目を開けると、陽佳が俺を見下ろしていた。

「なっちゃん、平気?」

「──ん」

 俺が意識を飛ばしている間に、いつものようにきちんと後処理されているのに気付いた。少し落ち込んで、いつもごめん、とつぶやくと、陽佳がうわあ、と声を漏らしてぎゅっと横になったままの俺を抱き締める。

「なっちゃん、かわいいかわいいかわいい」

「──お前、そればっかりだ」

 こんな俺のどこがかわいいというのか、全く分からない。かわいいなら陽佳の方だと思うのだが、それを言うと、陽佳はいつもすねる。かわいいよりかっこいい方がいい、と口をとがらせる。

「だってかわいいんだもん。かわいすぎるんだもん。なっちゃん好きー」

 俺はおかしくなって笑う。

 多分、俺がいつもすまなそうに謝るのを、気にさせないようにわざとおどけているのだろう。まあ、それだけでなく、陽佳の場合、その台詞自体も本音なのだろうけど。

「もう、ずっとぎゅうってしてたい」

 現に今、されている。俺はくたくたの身体をなんとか動かして、陽佳の背中に手を回す。そしてぽんぽんと何度か叩いてみた。陽佳はさらになっちゃん好きー、と力を入れて俺を抱き締めた。

 いい加減重たくなってその身体を押し返すと、陽佳は渋々俺から離れた。そしてそのまま俺の方を向いて横になる。

「なっちゃんなっちゃん、ちょっと頭上げて」

 俺は首をひねって、少しだけ頭を浮かせた。陽佳がその隙間に左腕を滑り込ませる。

「腕枕ー」

「……今更か」

 収まりの悪さに何度か位置をずらして、俺は丁度落ち着く場所を探した。陽佳は黙って待っている。ようやく落ち着いた俺を、陽佳は抱き寄せる。

 近づいた分だけ、陽佳の鼓動が大きく聞こえた。俺は目を閉じる。また眠くなってきた。

「ねえ、なっちゃん」

「……ん?」

「気付いてる? 俺たち、今、同じ香りなんだよ」

 陽佳の身体からふわりと漂う石けんの香り。鼻先をくすぐるシャンプーの香り。一緒に食べた朝食のコーヒーとジャムの香り。並んで洗った台所用洗剤の香り。

 そして、混ざり合った汗の香り。

「一緒に暮らすって、こういうことなんだろうなって、思ったんだ」

 陽佳の声にうなずいて、俺は陽佳に抱きつく。

 あと数時間。

 夕方になれば帰ってくる両親を出迎えるまで、もう少しだけこうしていたいと思った。

「なっちゃん?」

 俺はその香りを吸い込んで、うとうととまどろむ。

 陽佳が俺を抱き締めて、いつものようにささやいた。

「大好きだよ、なっちゃん」

 俺はその声に、安心して眠りに落ちた。


 陽佳の鼓動を聞いていたら、またうとうとしてきた。

 けれど、このまま眠ってしまうわけにはいかない。俺は今度こそ気合いを入れ、陽佳を揺さぶった。

「起きろ、陽佳」

「……なっちゃーん……?」

 陽佳がまた俺を抱き寄せようとしたので、今度はそれを阻止した。つかまれた右手に驚いて、陽佳が俺を見下ろす。

「もうそろそろ起きなきゃ、帰ってくる」

「あー……そっか」

 陽佳はふわあとあくびをした。俺は先にベッドから抜け出した。立ち尽くしたまま、脱ぎ散らかしたこの服を着るべきか、新しい服に着替えるべきか悩んでいたら、陽佳がうにゃあ、と変な声を出した。

「どうした?」

 驚いて振り返ると、陽佳は左腕を震わせて、泣きそうな顔をしていた。

「なっちゃん、腕、感覚ないー」

 俺はぽかんとして、冗談みたいにかたかたと揺れる陽佳の左腕を見ていた。

 眠っていた正確な時間は分からないが、多分2時間か、3時間か。その間、ずっと俺に腕枕をしていたなら、そうなるのは当然だ。俺はおかしくなって、小さく吹き出した。

「うう、なっちゃん、ひどいよ」

 俺は笑いながら、とりあえず落ちていたTシャツをかぶった。

「な、なっちゃん、それは彼Tシャツ……」

 陽佳ががばっと起き上がり、再び左腕のしびれに、うあう、とうめいた。

 俺が着たのは陽佳のTシャツで、当然のことながらでかい。肩からずり落ちそうになるそれを引っ張り直していると、陽佳がこりもせずにこちらに手を伸ばそうとして、またうめく。よほどひどくしびれているらしく、まだかたかたと震えている。

「あああ、彼Tシャツのかわいすぎるなっちゃんを抱き締めたいいい」

 かなりのジレンマ。陽佳が腕を持ち上げ、そのたびにうめき、左腕を押さえ、また俺に触れてこようと手を伸ばす。

「なっちゃんの小悪魔ー」

 陽佳が泣きそうな顔で訴えた。俺は思いきり笑った。

 俺は仕方なく、陽佳の腕が治るまで、陽佳の言う「彼Tシャツ」を着て待っていてやろう、と思いながら笑い続けていた。


 了



 陽佳をいじめるのは、楽しいなあ……('ω')

 1・結局抱き締められず、家族が帰ってくる→むすっとしてすねてる。

 2・しびれてようが、意地で抱き締める→かわいいかわいいかわいい痛いいい。

 3・しびれなんて、すぐ直るさ→やっぱりかわいいかわいい、幸せー。

 の、どれかですね。

 個人的には、1希望(笑)


 お菓子を抱える「お前」と、拾ってのせてやる夏基、なんてのを、スーパーで見かけたら、にやけるな。

 いや、肉パック片手に話してる「俺」と陽佳の方が萌えるかな。


 トマト鍋には、かぼちゃのニョッキと、ジャガイモのニョッキが必須です。おいしいです。

 トマト(生)はお勧めしません。

 ……なんだか、「kitchen」シリーズのあとがきみたいになっちゃったな……(;'∀')

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る