第39話 『インタビューウィズウィッチガール』

 久々のあとがきです。

 このところ新作を書き上げることが全くできなくなっていたので、必然的にあとがきを集めたこのエッセイも開店休業を余儀なくされておりました。

 純粋な新作とは言いかねるもののカクヨム上で新しい小説を公開できたので、こうしてこちらも動かせるようになりました。自分としては感慨深いものです。


 そんなわけで『インタビューウィズウィッチガール』のあとがきです。

 本作は元々、同人誌『バトル百合アンソロジー 一蓮托生』への寄稿作であり、後に加筆したあとでpixivさんの第4回百合文芸コンテストへ参加させたと言う経緯をもつものになります。純粋な新作とは言いかねるのはこのような事情があらからです(ちなみに同人誌版にはタイトルを・で区切っています)。

 以下のあとがきもアンソロジー頒布時に某所で公開しているものになります。本編をカクヨムでも公開することにしたので、こちらも同じようにしたわけでございます。

 本編は読んでもあとがきはまだ読んでなかった方は、この機会に是非読んでみてください。楽しいかもしれませんので。

 あと、頭から尻尾までバトルたっぷりな『バトル百合小説アンソロジー』の方も機会があれば是非お手にとってみてくださいね。カクヨムで同人誌の宣伝は良くないそうなので、これくらいしか言えないのが残念ですが……。

   

 以下、あとがきになります。


◇◆◇


 あとがきが好きです。

 本を買った時はざっとあとがきや解説に目を通してから本編を楽しみますし、小説を書き上げた時は毎回かならずあとがきと称して創作中の裏話をまとめたようなエッセイを公開しております。

 余分な情報を付け足さず作品のみで勝負するスタイルの人って格好いいなと憧れつつも、根っから語りたがりなところもある故にあとがきを書かずにいられないのです。


 前置きが長くなりましたが、さゆとさん・あべかわきなこさん主催によるバトル百合小説のみのアンソロジー『一蓮托生 バトル百合小説アンソロジー』に寄稿しました「インタビューウィズウィッチガール」のあとがきのようなものをここで語らせていただきます。



【きっかけ】

 今年はじめの頃、バトル百合小説アンソロジーに参加しないかとお声かけ頂きました。

 実はその頃、カクヨムで連載していたやたら長くて色んな意味でムチャクチャな百合小説を完結させた後の燃え尽き症候群に陥っており、ほとんど何も書けない状態でありました。しかし、テーマが「バトル百合」です。バトル&百合、女と女が闘う百合、共闘するのか敵対するのかはわからないがとにかく女子と女子とのバトルがメインの小説のアンソロジーですよ? そんなのがあったら私が読みたいし、へたっぴなくせにすぐに女子と女子が殴りあうようなシーンを書いてしまう人間としてはそそられずにはいられません。

 それになにより、普段ヘンテコな百合小説を書いては読んだ方をポカーンとさせがちな身としては誘っていただいたことが単純にすごく誇らしく、「私でよければ……」と参加を表明しておりました。


 しかし、先ほど述べた通り、当時の私はまともにストーリーが思いつかないし書けない状態でありました。そんな有様で参加の意を表すだなんて無責任なことをするなと過去の自分に向かって叱責したくもなりますが、締め切りまで半年以上あった為に未来の自分に己の信用を全て賭けるようなマネにでたのでしょう。――お陰で未来の私は大変だったんだぞ? わかってるのか、過去の私。

 とはいえ、本当に締め切りまぎわになっても全く何も浮かばなかったという最悪の事態を避けるために、当時の自分でも書けそうなネタを見つけて繰りなおし、バトル百合短編小説の草案を書き始めました。確か春先のころですね。

 それが本作「インタビューウィズウィッチガール」の下書きにあたります。――つまり、期間中にはこのネタしか思いつかなかったということですね……。いやもう、書いておいてよかった。


 サイトに掲載されているやたら長い紹介文、アンソロジー収録の短いあとがきにもあるように、本作は私が書き継いでいる一連の悪辣な魔法少女ものシリーズと世界観を共通しているものになります。というよりも、その中の重要人物一人の過去を語っているシリーズ色の色濃いものになります。

 アンソロジーという性格上、別個の世界観を有する完全に独立した一編を用意して臨みたかったのですが、己の甘い見通しのためにそれを実現できなかったのは先に述べた通りです。自作シリーズと関連する作品を出すことを快く許可してくださった主催者さまには感謝の念しかありません。ありがとうございます……。


 ついでですが、この小説は以下の長編とのつながりが密接です。読むと一層楽しめますよ? 気が向いたら読んでみてね……ということでここで一つ宣伝を挟むことにします。


 『マリア・ガーネットとマルガリタ・アメジスト、天国を奪い取る。』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054884961908



【本作について① オリジナル要素など】

 ここからは本作に直接関することなどを語ってみようかと。


 本作の主人公である折原かれんは、悪い連中につけこまれ心身を蝕まれてもやめられないほど魔法少女活動と魔法を悪用した暴力行為にのめりこんだ過去があるため、現在は強制的に魔法を断って自立した生活が送れるように支援するNPOが運営するカフェで働き、同団体の施設で寝起きしながらくらしています。魔法少女活動の依存症なわけですね。

 実は、下書き段階での本作の仮タイトルは「魔法少女ダルクで聞いた話」でした。ダルク――「DARC」、つまり薬物やアルコールやギャンブルの依存症からの回復と社会復帰を目標とした回復支援施設のことですね。以前から、魔法少女として夜な夜な闘うことでしか生を実感を得られずに魔法少女の傭兵として活動しているうちに社会復帰が困難になってダルクに身を寄せるしかなくなった女の子の話の案を温存していたのです。そちらをバトルの量をマシマシにしてアンソロジー用に調整したのが本作だということになります。最初期の案では、実はもっと穏やかでのんびりした日常系のお話でした。

 というわけで、かれんの変身後の名前「だるく」は施設名の「ダルク」に引っ掛けたものということになります(※ラピュセル等、かれんや茉莉ちゃんのいたチームはジャンヌ・ダルクやキリスト教由来のワードを当てはめていますが、それは「だるく」という響きにこじつけた後付けです。天使や悪魔という言葉を使うと意味が限定されて意図しない宗教的なニュアンスが出てしまうので、天翅と怪魔という言葉に置き換えました)。

 ただ、ダルクという言葉は薬物やアルコール、ギャンブルその他以外の依存症回復支援施設に使ってもいいのか、魔法少女からの依存症から社会復帰を目指すだなんてフザけたフィクションに「ダルク」を用いていいのか……という疑問が湧き出てしまったため、本編では「ダルク」の名称の使用はさけることにした次第です。


 折原かれんのモチーフは、読んだ方にはお分かりの通り(そして校正とアドバイスをお願いした時にご指摘いただいた通り)、アンデルセンの「赤い靴」がモチーフです。ていうかまんまです。主人公の名前が「かれん」ですしね……。

 アンデルセンの童話はしんきくさく湿っぽい話が多いのであまり好きではない子供でしたが、「赤い靴」は好きでした。「赤い靴が欲しい」と最初から欲望に正直で、自分の恩人が死の床についてもダンスに出かけるような虚栄心まみれな忘恩娘のカーレンが自分の意志に反して踊り続ける罰を食らうという筋の分かりやすさ、靴を脱ぐためには斧で両足を切断しなくてはならなかったという残酷さがツボにはまったのでしょう。けれどやはり、カーレンというあまり心映えが美しくない子に共感してしまう気持ちが少なからずあったようなおぼえがあるのです。いい子じゃないがために心惹かれる子なのですよ。蛇足ですが、アンデルセンでは「パンを踏んだ娘」というお話も好きでした。

 魔法少女活動の依存症になってしまった少女というイメージに「赤い靴」のカーレンの印象を乗せてキャラクターを想像した結果、魔法を使った殺戮や戦闘がやめられず非合法のショーのキャストで対戦相手を切り刻む魔法少女というヤクザな女子・折原かれん兼ダーク★だるくが爆誕した次第です。ちなみに、ダーク★だるくのヴィジュアルイメージは「やさぐれたキュアパッション」でした。


 はてさて、そんな折原かれんを普通の大人になっても見捨てなかった魔法少女の鑑のような少女・茉莉ちゃんですが、決定稿前では普通に誰かと結婚し、子供を産み、遠く離れた場所で幸せで平凡な一女性として生活している設定でした。しかし、百合小説で異性との結婚ネタはちょっとなぁ……と考えが変わり、施設の職員として働いているという現行の設定に変更しました。――そもそも、中学時代の一時期を一緒に過ごしたものの勝手に身を持ち崩した女の子のことを大人になっても決して忘れず、就活の内定を蹴ってまでして本気で怒ったり泣いたり世話を焼けるような女が、その辺の好青年との穏やかな恋愛に安住できるものだろうか? ヤク中になってもいいから魔法少女を切り刻みたい衝動を抱えているくらいの困った女じゃないと満たされないものがあるんじゃないだろうか? と、いう思いに傾いていったことも大きく関わっていますね。

 折原かれんは茉莉ちゃんのことを「魔法少女に選ばれるのも当然な立派な女の子」としか見ていないような発言をしていますが、絶対そんな穏健な女ではないよな、と本作を書いたもの自身がそのように考えております。ある意味本作で一番ヤベー女は彼女ですよ。



 そういえば、文字数削減のため「世界観や設定について詳しく説明しないけどワードは置いていくから察してくれ」スタイルをとったために、「なにこの世界……魔法少女が当たり前に存在しているの? そのわりに番組とかいってるし、分かりづらい」ってなった方もいらっしゃるのではないでしょうか。申し訳ありません。ここでざっくりとこの世界観と物語群に共通する設定などを説明いたします。


 本作含む魔法少女シリーズなどを含む物語群においてこの世界は、前世紀末におきたバカげた大事件によりなし崩しに異世界間交流が始まったことになっています。

 その結果、この世界は魔法をベースにした技術系統で連帯している大きな文明圏と接触し、末席に加わることになりました。科学主体で発展してきたこの世界は魔法を主軸にした文明圏においては発展途上の後進圏です。スペインやポルトガルに目をつけられた新大陸だとか、清朝末期の東アジアみたいなもんです。ぼやぼやしていると異世界の団体に根こそぎもっていかれて蹂躙しつくされるかもしれないし、異世界の魔法技術を糧にして大発展するかもしれない、そんな転換期にいるわけです。

 つまり、異世界からこの世界に興味をもってやってくる連中は、友好的な組織や団体のみがいるわけではないのですよ、なんらかの利権を求めてこの世界に接触をもくろむ真っ黒な団体も存在します。

 本作を含むシリーズで「悪い妖精」と呼ばれている連中は真っ黒な方ですね。魔法少女モノのセオリーに則って、その正体はファンシーなぬいぐるみみたいな姿をしていますが、まあヤクザみたいな連中だと思っていただいて結構です。折原かれんをスカウトしにきた悪い妖精はアライグマのような外見をしていることになっていました。かれんと茉莉ちゃんが最初にいたチーム・ラピュセリンはホワイトな団体がバックにいることになっています。


 そんな世界における魔法少女は、異世界からやってくる怪物たちを退治する戦士でありつつ、その様子をリアリティーショーじみた一種の娯楽として一般家庭に提供する役割をも担う、半芸能人的な存在でもあったようです。

 芸能人のような側面もあったため、魔法少女のゴシップをとりあげる下世話なメディアも存在するというわけです。



【本作について② 他作品とのかかわりなど】

 ここでは、本作世界観に属するシリーズをいくつか読んだ方向けにお話します。その為、他シリーズをお読みでないと分かりづらいかもしれません。未読の方は遠慮なくスキップしてやってください。


 というわけでですね、本作はジョージナことマリア・ガーネットの前日譚でもあります。バトルショーでヒールを演じ、強くて冷酷でエロカッコいい女王様のウィッチガールスレイヤーとして活動する以前、本人曰く「そうとう情けなかった」と述懐している時代のお話です。この頃のことは一回語ってみたかったので、この機会に思い切って乗ってみました。

 ところで、「別のお話ではマリア・ガーネットには魔法の先生がいたじゃないか。なのにこちらでは折原かれんが魔法の使い方を教えたっぽいことになってるぞ?」ってなった方はいらっしゃいますでしょうか? そういう方の為にお話しますと、「マリア・ガーネットの先生であるルーシーは、魔法を全く使えず、右腕を動かすことですら難しかった弟子に基礎的な魔法の使い方を伝授した。おかげでマリア・ガーネットは支障なく右腕をうごかせるようになったが、本人たちの魔法の質の違いや使い魔の性質により効果的な攻撃魔法の習得が困難だった。強くなるためには実戦で習得するよりなかった」という事情が存在することになっています。――言い訳はしません、後付けです。そういうことは作中でサラっと語れって? 申し訳ありません、以後精進いたします。

 なお、折原かれんは「あの子の中であたしの印象はめちゃくちゃ悪いことになってんだろうな」と考えているようですが、マリア・ガーネットのダーク★だるくの印象は「強くて怖いベテラン魔法少女(なのにどうして好き好んでこんな所にいるのか、まったく理解できない)」くらいのイメージであると思われます。

 自身の体験から他人の脚を切断するのはかなりの決意と勇気が必要だったはずですが、展開上、彼女がかれんのブーツをぬがせなければなりません。それをどのようにどう見せるのか――、それが後半の懸案でかなり悩まされました。文字数を削っている最中だったのに、何度か書き直して文字が増えるという謎現象に陥っておりました。その甲斐があるシーンに仕上がっていると思いたいものですが、はてさていかがなものでしょう。


 話は変わって……。

 この世界では「カテドラル」なる、悪い妖精やそれに利用されている魔法少女たちを狩る組織が要る筈だけど、悪落ちした救世少女☆だるくなんて危険な魔法少女を野放しにしていたようですね。それどころかバトルショーも放置したままです。

 一応それにも理由がありまして、「カテドラルは極東圏では勢力が弱く、迅速に動けない(なので日本近辺が昔から魔法少女ビジネスの温床になっている)」「とはいえ救世少女☆だるくこと折原かれんの問題行動はカテドラルの耳にも届いていた。しかしそれまでの功績から猶予期間を与えられていた。かれんのパートナーである天翅はそれを承知していたので何度となく忠告していたけれど、当の本人は魔法少女を襲うことに夢中で話を聞きやしなかった。そうこうしているうちにカテドラルが天翅たちも追討対象に含む動きを見せ始め、あくまでこの世界の住民たちと不要なトラブルをおこしたくない天翅たちはかれんを見捨てる判断を下した」ということになっています。――この辺はさらっと触れたいものでしたが、他の箇所の文字数が増えていくのに合わせてカットせざるを得ませんでした。

 バトルショーを放置してるのは、まあ現実世界のおまわりさんだって非合法の賭場に終始目を光らせてはいませんやん、ここぞって時にガサ入れしてますやんかいさってことで(というわけであの組織もそこそこ堕落してるんですよ)。

 


 他にも小ネタ等ありますので、箇条書きで記してみます。


・先に述べた通り、ラピュセリンに変身できなくなったかれんを拾って再契約した悪い妖精はアライグマのぬいぐるみのような姿をしています。

 アライグマ妖精たちは悪い業界内では主にウィッチガールバトルショーの胴元兼大手団体の運営として活動していることになっています。世界各地に同じようなリングを設置して、荒稼ぎしているようです。

 一応、ファッジファニーサーカスというアライグマ妖精たちの団体名も用意していましたが、本作で使うチャンスはありませんでした。


・この悪辣魔法少女シリーズの主役ということになっているアサクラサクラさんは、職業柄ラピュセリンのような表の世界の魔法少女たちの情報をマメにチェックしています。そのため、救世少女☆だるくが悪堕ちしてバトルショーのキャストになった程度のことは把握していたと思われます。ただし両者は直接出会ったことはありません。

 ああ見えてプロ意識の強い魔法少女にはリスペクトする傾向のあるアサクラさんなので、すっぱり引退もできずに悪あがきをし、バトルショーでイキった挙句ずぶの素人に大敗を喫した元救世少女☆だるくに関して「だっせ」「ラピュセリンの追加メンバーだった時が全盛期だな」以外の感情を持ち合わせてはいないようです。アサクラさんの中ではおそらく茉莉ちゃんの方が評価が高い筈です。


・本作でかれんから「ライターさん」と呼ばれている存在は、週刊誌に載せられたノンフィクションということになっている『実録 魔法少女焼死事件その真相』(https://kakuyomu.jp/works/1177354054885452330)の書き手と同一人物であることになっています。このライターは、週刊誌で魔法少女に関する様々な事件を追いかけては記事に仕立てて下世話な週刊誌に売り込んでいるようです。その程度の商売がなりたつくらい、魔法少女には人気と関心がある世界であるということで。

 このライターが書いたり取材したりした記事という形式で、無名の魔法少女のやさぐれ話を書いていけりゃいいんですけどね……。


・他作品では「ウィッチガールバトルショー」「魔法少女闘劇ウィッチガールバトルショー」など、表記が統一されていなかったショーの名称ですが今回から漢字を使う文化圏出身の少女が語り手を務める場合「魔法少女斗劇ウィッチガールバトルショー」で統一いたします。英語圏その他の少女の場合はカタカナ表記で続けます。

 そもそもは「闘劇」表記を用いる予定だったのですが、「『闘劇』という単語はEスポーツのイベント名称として商標登録されている」とtwitter経由で教えていただきましたので、変更することにいたしました。

 が、どうしてもしっくりする名称が浮かばず、「とうげき」という音の響きにも未練があったことから「闘」を「斗」に置き換えることで凌ぐことに決めた次第です。――ネーミングセンスがない人間はこういう事態に遭遇するとにっちもさっちもいかなくなりがちです。


 センスといえば、タイトルをつけるセンスも皆目さっぱりなために、有名な映画のタイトルからお借りしてしまいました……。私がしょっちゅうやらかす「セカチュー」方式です。すみません。自力でも格好いいタイトルがつけられるようにがんばります。




 勢いにまかせて、裏話のようなものを一気に公開してしまいました。うるさすぎて引かれてやしないか心配でありますが、どうしてもその辺の加減が難しいものでお許しを。


 規定文字数は約三万字内ということだったのに、大幅に超過した第一稿を用意してしまったので泣きついてしまうわ、校正を何度もやっていただいても誤字脱字が一向になくならないわ、余裕をみていたはずなのに決定稿の提出が結局締め切りギリギリになってしまうわ、とにもかくにも主催者さま、特に担当していただいたさゆと様には多大なるご迷惑をおかけしてしまいました。そのことを思い出すと土下座せずにはいられなくなります。その節は本当に何度もお手数をおかけしてすみませんでした……。

 その甲斐あって、あるだけの全力を込められた一作に仕上げることができました。こめすぎて、収録作で一番出血量の多い一作になったということがやや誇らしいです(でもやっぱりドバドバ出血すりゃいいってもんではありませんわな)。


 本作がバトル百合のお好きな方に楽しんでもらえたら、そしてバトル百合アンソロジー第二段の頒布が決定したら……。そんなことを夢見ながらこの文章を〆させていただきます。

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