第36話 『地球とボタンとあなたとわたし』

 ごくごく短い話ですので、あとがきもあっさり目に。


 本作は突然頭に降ってわいたネタで、一気呵成にかきあげたものでございます。停滞するワークスペースに動きをもたらしたかったものでして……。


 ちなみにネタ元は、「稲中」に出てきた「チンパンジーに核ミサイルのボタンを掃除させるのと同じくらい怖い」という喩えです。

 核ミサイルのスイッチを持つにふさわしくない輩に持たせてみたらどうだろう……という所話を練っていたらなぜかこうなっておりました。

 途中までは遊び半分でスイッチをいじっているうちに地球はどえらい事になってしまう黒いオチを狙っておりましたが、気づけばやはりこんなことに。


 結局本当に地球破壊爆弾のボタンなのかそうでないのかは読んだ方のご想像にお任せしますな内容になったのは、前作『飾り棚のノベルドール』と同じですね。こういうオチが好きだということは無論ありますが、似たような結末が続くのはちょっと考えものですね。反省。


 ちなみに、終末とボタンを扱った掌編に『しゅわしゅわ』というものがあります。リンクはこちらhttps://kakuyomu.jp/works/1177354054886405529

 心の中で勝手に「ボタン二部作」と呼ぶことにしました。あと一作くらい、終末とボタンと百合を絡めた掌編のネタが降ってわいたらキリよく「ボタン三部作」にできるのですが……。


 それでは失礼いたします。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る