決意の時ーーA

ス「ふう、今日も一日頑張ったなあ」

ス「でもまだまだ力不足だし

  みんなの足を引っ張らないよう頑張らないと」

(音)

シ「おっつかれ〜、スプリ」

ス「あ、シュレさん。今日はもう寝ますか?

  私は準備できてますけど」

シ「ん? 誘ってんの?」

ス「い、いえいえとてもそんな気持ちは!

  これっぽっちも!」

シ「ははは、冗談だけど微妙に傷つくなあ」

ス「ご、ごめんなさい」

シ「別に誘ってくれてもいいんだよ?」

シ「それはさておき、さ」

シ「街を見てきたんだってね。どうだった?

  まあ、クソ眩しい以外に特に見所もない街だけど」

ス「あ、楽しかったですよ

  ヘリィさんにソフトクリーム奢ってもらいました」

ス「それに、図書館とかもでっかくて凄かったし

  あ、でも次は中央舞踏場とかも行ってみたいですね」

シ「へえ、やっぱり見る目ある人が見ると立派なのかねえ

  私の腐った目じゃガラクタにしか見えないけど」

ス「じゃあ今度一緒に行きましょうよ、舞踏場

  それなら何か変わって見えるかも」

シ「……そだね、楽しみにしとく」

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