第1話:メインプレイ:ミドル8
GM:では、エニグマの探索に入ろうか。シーンプレイヤーはローザ。昭人も登場でよろしく。
ローザ:シーンイン! (コロコロ)4点上昇! これで98%だよ!
昭人:シーンイン! (コロコロ)2点上昇、84%だ。
ローザ:クライマックス戦闘で絶対に《リザレクション》使えない(笑)
昭人:《リザレクション》でなく《リザレクト》では?
ローザ:ああ、それそれ(笑)
GM:《リザレクション》は古代種専用エフェクトではなかったか(笑)
ローザ:バラは古代からあったので古代種です(暴論)
GM:(スルー)
GM:さて、左右が反転した路地裏には、鋭い何かで切りつけたような傷跡が無数に残っている。
何者かのエフェクトによる攻撃の跡だろうと推測できるね。
昭人:「暴れた跡が残ってるね」
ローザ:「そうっスね。これだけ無数に残ってるってことは、長時間暴れたか、素早い攻撃をしたか、っスね」
昭人:「……陽介を探さないと。早くしないとジャーム化してしまう」
ローザ:「そうっスね。急がないと、私たちも危ないっス」
GM:早速、判定で陽介を探してもらおう。
▼判定「陽介を探せ!」
難易度……知覚 9
ローザ:マイナーで《オリジン:プラント》を宣言!
判定! (コロコロ)達成値31!
GM:たっか(笑)
昭人:はぃ?(笑)
ローザ:溢れ出るローザちゃんの知覚!
GM:知覚と一緒に侵食率まで溢れてませんか。
ローザ:100%ちょうどだから溢れてないよ!(笑) 戦闘、頑張ってね桜華さん。
昭人:(ガン無視)
GMの努力も虚しく、ローザの侵食率は想定の+10%程度の水準を維持し続けていた。どうなるローザ。大丈夫なのかローザ。
GM:まあ、それはともかく。ではローザは、遠くから響く戦闘音に気づくことができる。何かが起こっているのは間違いないだろう。
昭人:さて、向かいますか。
GM:戦闘音の元へと向かった君たち。そこで待っていたのは――。
陽介(GM):「ちっくしょー! 誰か助けてくれー!」
陽介シャドウ(GM):「おいおい、いつまで逃げ回ってんだぁ? いい加減、観念しろよなぁ!」
昭人:「っ……この声!」
ローザ:「よーすけさん!」
GM:君たちが目にしたのは、“陽介が陽介に攻撃され追い回されている”光景だった。
陽介(GM):「お、お前ら!? なんでここに……いや、とにかく逃げんぞ!」
GM:陽介(本物)は返事を待たず、君たちの腕を掴み一緒に走り出す。
ローザ:「よーすけさん、私たちの後ろに、ってわあ!?」
昭人:「うん、いつもの陽介って感じがするな」 引きずられて走りつつ。
ローザ:「桜華さん余裕すぎっスよ!?」
昭人:「陽介、あいつが誰かわかる?」
陽介(GM):「俺が知るかっつーのー!」
GM:んじゃ、ここでもういっちょ判定だ。
▼判定「敵の攻撃から逃げ切れ!」
難易度……肉体 7
GM:失敗した人にダメージが入るので、ご注意下さい。
誰かが成功すればいいと思った? ざぁんねん!(ゲス顔)
昭人:では判定(コロコロ)達成値9で成功。
GM:ちっ。
昭人:揚羽の《妖精の手》を切らせに来てるな(笑)
GM:リソース切れ、リソース切れ、リソース切れ……!
昭人:露骨ぅ!
ローザ:(コロコロ)達成値17! さすがローザちゃんでした。
GM:けっ、これだからダイス運いい奴は……(やさぐれ)
もうひとりの陽介は、風の刃を繰り出し君たちを追撃してくる。が、君たちは陽介と共にしばらく逃げ回り、もうひとりの陽介を撒くことに成功した。
おめでとう、これで陽介とも合流だ。
陽介(GM):「なあおい、何がどうなってんだコレ!?」
昭人:「……とにかく落ち着いて。キョドってたら、説明しても頭に入らないでしょ? 分かる範囲で説明するから、息を整えてほしい」
陽介(GM):「お、おう……なんでそんなに落ち着けるのかわかんねーけど、わかったよ」
昭人:「確認だけど、陽介は“こっち側”に来てるかわかる?」 揚羽を振り返り。
揚羽(GM):「見た感じまだっぽいですけど、すでにエニグマ入って40時間以上が経過してますし、楽観はできない感じですかね」
ローザ:「あのよーすけは、明らかによーすけさんを狙ってたっス。ということは、このまま帰っても同じことの繰り返しになる可能性が高いっス」
昭人:「うん、俺もそう思う」
揚羽(GM):「同感です。区別するのダルいんで、あっちの陽介さんはシャドウとでも呼びましょうか」
昭人:「……結局、やることは前と一緒か」
ローザ:「そーいうことっス!」
陽介(GM):「なあ、なんでそんなに落ち着いてられんだ……? お前らって、一体……」
ローザ:「私たち、不思議探索クラブのメンバーなんスよ。だからこういうのにも慣れてるっス」
昭人:「まあ、そんな感じ。詳しくは後でもいいかな。今は時間が惜しいんだ」
陽介(GM):「お、おう。なるほど……ともかく、お前らに従ってれば帰れるんだよな? 信じて、いいんだよな?」
昭人:「ああ、どうか信じてくれると嬉しい。俺は、陽介の……友達だから」
ローザ:「そうっスね。そこは“俺たち”にしてほしかったっス……一緒に帰るっスよ、よーすけさん」
陽介(GM):「ははっ……あんがとな、お前ら……すげー心強いや」
GM:では改めて確認だ。君たちはこれからどう動く?
昭人:陽介を連れて脱出を試みる。例の陽介が邪魔してくるなら、撃退する方向で。
まあ、俺が《擬態の仮面》で陽介に化けて引きつける手もないではないけど……ペルソナ4風なら、“あのくだり”がほしい(正直者)
ローザ:ああ、それはほしいね。
GM:全面的に同意。
昭人:というわけで、陽介と一緒に逝きましょ。文字通り、ね(笑)
GM:では、行動方針も決まったところで、クライマックスシーンに突入できるようになったぞ。
ここで、PCは最後の調達判定に挑戦することに。昭人が「敵はハヌマーンのみの白兵かRC攻撃型」と予想を立て、一方ローザは「元ネタ的に、敵は邪毒を使うのでは」という予想を立てる。
結果、昭人は火力増強を優先し、揚羽のNPCアシスト効果で「アームドスーツ」を購入することに。一方ローザは、少ないダイス数にもかかわらずクリティカルを叩き出し、自力で「ボルトアクションライフル」の調達に成功する。
GM:なんだろう、この課金装備キャラを見ている気分は(笑)
昭人:何も間違ってないんだよなぁ(笑)
GM:んじゃ、クライマックス行っとく?
昭人:おう、ボスをボコりに行きます。
GM:と、その前に、最後の準備時間だ。装備やロイス、Sロイスの整理などをどうぞ。
確認ですが、このキャンペーンではSロイスは経験点に換算されないという裁定でお願いします。キャンペーンの総話数が決まっていない状態で、経験点のインフレを防ぐ措置ということで。
ローザ:青葉揚羽に、◯P:連帯感/N:疎外感で取得します。
ついでに、緋蜂紅のロイスをSロイスに指定します! 今回はSロイス使わない覚悟を決めました!
昭人:Sロイスなぁ。どうしようか。二択なんだが、なかなか決まらないものだ(笑)
うん、クライマックスのロールプレイ次第で決めるということで。
GM:では諸々の準備も終わり、いよいよクライマックスに突入と行こうか!
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