村人達に魔王を連れてこいと言われ、どうすれば良いか迷う2人

無論、魔王だけなら連れてくることも簡単だ

だが連れていくためにはあのメドゥーサをどうにかしなければならない

倒してしまうのもいいのだが、その場合魔王がこの辺りを統率する力は消えてしまうだろう

説得、それも考えはしたがあのメドゥーサを説得出来るとは思えなかった

リア｢はぁ…今までで一番厄介だ…｣

サク｢あぁ…困ったもんだ…｣

そんな2人に群れからはぐれたのか1匹の魔物が殺意を持って近づき、飛びかかる

が、サクの張った結界により消滅した

リア｢いっそ…付き合ってやろうかな…｣

サク｢どういう事だ？｣

リア｢い、いや、何でもない何でもない、気にするな…｣

サク｢え？あ、あぁ…｣

リア｢はぁ…｣

この勇者の様子では次会えばまともに話もできないだろう

サク｢とりあえず行くか、そうでもしなきゃ何も始まんねぇ｣

リア｢だな、行くとするか｣

と言いつつ内心ドキドキしているリアを横目に、サクは歩き出し、リアもそれに付いていくように歩いていった

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