第3話、そうだ、お風呂を作ろう


翌朝、武は目を覚まして軽く運動した後に毎日恒例のガチャを引くことにしたのであった。出た物によって行動が変わるために早めにやることにしたのであった。できることならいいのが出ますようにと祈りながら引いた結果はこんな感じであったのである。



★4


調味料セット


いくら使おうがなくなることがない調味料。



★3


魔力+20


ここに書かれているだけ上がる。



★2


釣り竿


かなり丈夫な釣り竿。下手な大物でない限り壊れることはない。



★1


ハンガー


どこにでもあるハンガー。



★2


焼石×10


いくら時間が経っても冷たくならない不思議な石。



正直、今日のガチャは特にいいのはないが悪いものはないといった感じであった。とりあえず、調味料の心配がないのはうれしい。それにこの出た物を組み合わせれば・・・それよりも今は食糧確保しよう。幸いなことに釣り竿があるために今日から魚が食えそうだと思い武は海岸に出て釣りをしたのであった。



それから武は何とか頑張って魚を二匹取ることができたが時間が昼を過ぎていてあんまり取れなかったなと思いつつ今日、出た調味料で新しく調理しようとしたが調理道具の鍋などがないことに気がつき仕方なく焼き魚に醤油でおいしくいただきました。



その後は今日出たハンガーに焼き石と水袋に加工魔法で簡単なお風呂を作ってみることにしたのである。さすがに無人島に来てからお風呂は入っていないので入りたいなと思い作ることにしたのである。



まず、加工魔法で木の板を加工してその下に焼き石十個を使いさらにふたみたいなものを作りハンガーを組み合わせて取りやすいようにしてそこに水を入れて五右衛門風呂の完成である。火はずっと熱い焼き石のおかげていらない。安全性もあるように見えてふたを下手にすると肌に焼き石が当たって火傷してしまうかもしれないリスクがあるがここは無人島。贅沢はできないと覚悟を決めて入ったのであった。



入った感想はとても気持ちいものであった。やっぱりお風呂は大切だよねと思いながら満喫するのであった。それに景色は最高だしここで温泉でも引き当てたら民宿でもやってみようかなと考えながら景色を見て疲れをとるのであった。



それから夕暮れになり夕食は近くにある果物でいいかと思い拾いながら今後の予定を考えるのであった。毎日本当にちょっとづつだがよくなってきている。さらに生活が安定してきたらこの辺の場所を探索に出かけるのも悪くないな。それにここよりも住みやすい場所が合ったらそこに移住するのもありだな。



だが、気になることがあるのはここにどんな風に人を呼ぶのであろうか見た感じここは無人島もしくは無人の大陸。どんな風に人が増えるのかなと正直、武は楽しみにしていたのであった。さすがに一人では寂しい上にできることが限られてしまうことがあるためにできる限り早く増えてくれないかなと祈るばかりであった。



その増やし方がそれでいいのと思う方法であることに知るのはもうちょっと後のことである。こうして無人島生活三日目が終えたのであった。

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