第2話、拠点は大切
武は何とか夜が迎える前にある程度の物は準備をしたのである。木や果物も回収でき初日にしてはかなりいい感じじゃないかと思っていたら肝心な火がないことに気がつくのであった。武は頑張って火を出そうとしたがうまくいかずにただ夜を迎えたのであった。そうなると寒くなり始めて仕方なくとってきた果物を食べて後は小さい穴に入って木のはがれた板でなんとか寒さをしのぎ体を丸めて睡眠したのであった。
翌日、なんとか朝を迎えることをできた武は朝からガチャを引くのであった。
★2
ライター
どこにでもライター。ただ燃料は減らない不思議なライター。
★3
魔力+20
ここに書かれてある分だけ能力が上がる。
★3
水袋
どれだけ出しても減ることがない不思議な水袋。もちろん飲み水として使える。
★6
浄化魔法
この魔法は敵を浄化をさせることができる。特に不死や暗黒系は効果はすごい。まれに・・・
★4
加工魔法
これさえあれば伝説の品物以外ならどんなものでも加工ができるようになる。家や建造物を作る時にはこれは必要不可欠である。ただし魔力を消費する。
運がいいことに飲み水が困ることはなさそう。コップはないが代わりにバケツがある。まだ使っていないから汚くはないはず。それと魔法も覚えることができたのはいいが攻撃魔法がないことに少し不安があるがまあ、すぐに戦闘になることはないだろうと思うしそれに今は木の実がたくさんあることだししばらくは狩りとかしなくても生きていける。それよりも加工魔法と言うものが気になり使ってみることにしたのである。幸いなことに木材はたくさんあることだし。
その結果、何とか畳一枚分の床と扉を作ることに成功したのである。武はこれで昨日のごつごつした場所で寝なくて済むと喜びながらも少し疲れを感じたのであった。恐らく魔法を使った後だから疲れが出たのであろうと考えしばらく休んでから作業を再開することにしたのであった。
しかし、昼間ぐらいになって腹が空いてきたので海辺で貝みたいなものをひろってきたのである。情報を読み取る能力で見ることにした。
★1
しじり
真水で洗った後で焼いて食べるとおいしい。
武はご丁寧に調理法まで教えてくれる親切設計であった。その後は貝を洗い焼き始めたのであった。問題なのは調味料がないことであるがいずれガチャで出るだろうと今は諦めてそのままで食べることにしたのであった。
その後はまた拠点づくりに戻り何とか畳三枚分の床は完成したのであった。まだまだだが昨日よりかはだいぶましになったなと思いながらも時刻は夕暮れとなり作った床板を昨日の小さな穴の近くの土壁に寄り掛かるように組み立て始めた。正直、床板三枚と大きな木の柱にドアだからそんなに時間はかからなかった。二枚は床に使いもう一枚は屋根代わりに使った。家としてはまだまだだが昨日の穴暮らしよりかは進化したなと自分に感心しながら疲れがたまりそのまま眠りにつくのであった。
こうして無人島生活二日目は終わったのである。
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