第8話 部活動
きよらかに、うつくしく。それが志田キヨミのモットーだった。
但し、外面的なことではなく、内面的なことに限る。それは決して困難ではなく、以下の三点を押さえておけば大概はクリアできた。
・一、ルールに従う。
・二、備えをする。
・三、悪意を持たない。
一つ目は、公共ルールや校則を遵守する当然のこと。二つ目は、テストの前には勉強する、旅行の前には荷造りをする、というような事前の準備について。三つ目は、何も聖人君子たれ、といった意味ではない。嫌いな人間がいるのはしようがない。しようがないが、相手を故意に騙したり、傷つけたり、陥れたりしないこと。
小学生まではなんら不都合なく、この三点厳守の法則は〝世界〟に適用されていた。目立ちはしないが、問題もない、まあまあイイコ。周囲はそう認識し、キヨミ自身それで十二分だった。
だが中学に上がり、サファリパークの一員となって、その法則は瓦解しつつあった。
ルールには矛盾があり、備えは追いつかず、悪意はなくとも結果的に人を傷つける。
――そして、その最たるものが、部活動だった。
「馬鹿野郎、タマ見ろ! どこに目ぇつけてんだ」
ヤクザまがいの怒声が、キヨミの鼓膜だけでなく精神まで震わせる。
午後四時五十五分。気の早い部は片付けを開始する刻限。校庭の一画にあるゴミ捨て場に空き缶を捨てて、ようやくソフトボール部が占有する東グラウンドにやってきたその時だった。
ざっと状況を確認する。内野・外野の全てのポジションに部員が配置され、バッターボックスでは赤いヘルメットを被った誰か――あのシルエットはヨッチだろうか?――が構えている。顧問の小山田は一塁近くで折り畳み式の監督椅子にふんぞり返っていた。どうやらシートバッティングを行なっているらしい。
厄介だな、と思う。この練習は、ピッチング、バッティング、守備、走塁、送球、捕球……つまり一連のプレーが、小山田の満足ゆく仕上がりにできなければ終わらない。ツーアウトで目の覚めるようなヒットを打っても、守備にミスがあればノーアウトに逆戻り。完璧な守備をみせても、それが凡フライだったり、走塁にミスがあったりしたら、ノーアウトからやり直し。部員の間では『無間地獄』と呼ばれ、恐れられていたメニューだった。
ヨッチが打つ。鋭い当たりが三遊間に向かうが、ショートの東山なら余裕で捕れるはず。彼女はキャプテンであり、優れた技巧を持っている。だが。
「しっかりやれ、この愚図!」
小山田の罵声が飛ぶ。ショートを守っていたのは東山ではなく、小柄な一年生だった。バウンドにタイミングを合わせられず、ボールは見事股下を通過し、レフトへと転がってゆく。
「やる気あんのか!? シャキッとしろ!」
苛立たしそうに吐き捨てる小山田に、正直に答えるならば――はっきり言って、無い。
他のメンツはともかく、キヨミ自身は、部活動に対する情熱は無かった。実のところ、キヨミは美術部への入部を希望していた。しかし、入学時に美術部は生徒数減少によって廃部。どうしようかと放浪しているうちに、流れ流れてほとんど希望者がいなかったソフトボール部に漂着したのだった。幸か不幸か、当部は県大会常連の実力を持っており、練習も顧問も先輩も厳しかった。三年生は夏に引退し、現在はキヨミたち二年生が部の中心となっている。人数が少ないため、キヨミも一応のスタメンではあったが、お世辞にも上手いとは言えない。大した情熱が無いのだからそれは尚のことだった。
意に染まぬといって、手を抜くのは『きよらかに、うつくしく』の精神に反する。だけど、本当の興味は別のところにある。キヨミはこの二年間、常にそのジレンマにさらされていた。それに知らなかったのだ、顧問の中年教師に女子中学生をいたぶる嗜虐趣味があっただなんて……
「おい、志田!」
心中を読まれたわけでもなかろう。それでも絶妙なタイミングで呼ばれ、戦慄が走った。
「遅いじゃねえか?」
小山田が凄みのある目付きで睨んでくる。しまった、この部活狂いに遅刻の理由を届けていなかった。キヨミは怒声を浴びせられるのを覚悟する。だが。
「ワックス掛けなんて適当に済ませてこいよな。とっととストレッチやって、打席に入れ」
予想に反した台詞にきょとんとしながらも(教師としてもどうかと思う発言だが)、すいませんでしたとキヨミは頭を下げた。
知っている? 遅刻の理由を。ワックス掛けは全学年全クラスで行なわれた。だから小山田自身が推し量ったということも、もちろんありうる。だけど、おそらく……
キヨミはダイヤモンドから少し離れたスペースでストレッチをしながら考える。部内で同じクラスなのはヨッチとミカしかいない。彼女らが小山田に伝えてくれたのだろう。
前屈のストレッチ――座って開脚し、右、左と順番に上半身を倒していく。と、無防備な背中に突如として負荷が掛かり、ぐぇっとヒキガエルのような声が押し出され、
「ちょ、ギブ、ギブ!」
キヨミは身体を折り曲げたまま、じたばたともがいた。
「キヨ、身体硬いよー」
首を回せば、斜陽を受けたミカがぎゅうぎゅう背を押していた。
彼女はあっけらかんとしている。その表情に、キヨミは心底安堵した。良かった、少なくともミカは怒っていない。そも、ミカが怒る理由などどこにも無いのだけれど、何がどうこじれ、ねじれ、繋がるかわからない。それは朝からげんなりするぐらい経験済みだった。
「……ミカ」
声に感情が滲んでしまう。だが彼女はお気楽に、あるいは努めて明るく、
「ヨッチから聞いたよー。ホントに高科先輩と逢引してたの?」
「図書室には行ったけど、逢引なんてするわけないよ」
やや憮然として答えると、だよねー、とミカは頷き、キヨみたいなお子ちゃまが逢引なんて笑えるよー、とケラケラ実際に笑った。同年代よりも精神年齢が高いとこっそり自負しているキヨミにとっていささか不本意ではあったが、要らぬ火種を持ち込むべきではない。キヨミは黙して自重した。
手を借りて立ち上がり、ミカと背中合わせのストレッチを始める。
「ならさー、早くヨッチに説明して、謝ってきなよー」
向かい合う
「謝るって、」
なぜ自分が謝らねばならない? 誤解は解くべきだけど、その上で謝るのはヨッチや橋本ではないか――そう異議を唱える前に。
「ヨッチはさー、小学生の頃から高科先輩のことが好きなんだから」
とんっ、と軽く地面につま先が着いて、
「え?」
間の抜けた声が漏れた。
ストレッチ終了~、ミカは歌うような節を付け、繋いだ手をほどき、まだ両手を上げたままのキヨミの手にハイタッチする。それは痛いぐらいの衝撃だったが、キヨミは呆然として、
「そんなの……言ってた?」
「面と向かっては言ってないかもだけど、ヨッチと高科先輩の接点って出身小が同じってぐらいじゃん。橋本さんが知ってるってのも、そういうことなんじゃないー?」
「でも、夏頃、ヨッチはモリムラって人のことが好きだって」
「そりゃ芸能人のモリムラアツシの話でしょ。キヨってば時々とんちんかんなこと言い出すよねー」
と。三上、レフトのカバーに入れ! と小山田の指示が飛んでくる。人遣い荒過ぎだってーの、とミカはぼやき地面に放り出していたグローブを引っ掴んで駆け出した。
一方、キヨミはぽかんと口を開けて突っ立っていた。
小学生の頃から、タカシナ先輩が好き? 考えてもみなかった。だってヨッチは流行に敏感で、新しい物好きで、ころころ趣味を変える。そいうところをキヨミは少し――ほんの少しだけ、軽薄だと感じていた。そんな彼女が一途に想い続けていただなんて。
嘘だ、ヨッチとは一年の頃からつるんでいたけど、タカシナ先輩の話が出始めたのはごく最近だったはず……
『話聞いてなかったっしょ?』
『あんたってなんかぼーっとしてるよね』
朝のHR前のお喋りが甦る。確かにそれらの言葉には真実が含まれていた。キヨミは話の輪に加わっていながら、興味の無い事柄だと自分の世界に入り込んでしまう妄想癖がある。
そしてもう一つ、違う声が甦る。全然別の関係ない人のそれ。
『……本当のこと言うのって、なんだか怖くない?』
宗谷サキの憂い顔。ヨッチは本当に本当にタカシナ先輩が好きだった。だからこそ、おいそれと口にできなかった。芸能人の誰それをカッコイー★ と囃し立てるようには。そして一年、二年と共に過ごし信用に足ると思えた『親友』にだけ、彼女はようやく打ち明けた。秘めたる恋心を。
「…………わたし」
足元から伸びる長い影に向かって、呟く。
決め付けていた。星野に決め付けられてあんなに怒ったくせに、仮にも『親友』と呼んでいる人をずっと。
――踏みにじっていた、彼女の想い。
快音が響いた。打球はレフトに抜ける。レフトはホームへノーバウンドで送球、全力疾走する三塁ランナーは――ヨッチだ。彼女はホームベースに滑り込む。刺すか、刺されるか、その瀬戸際。砂煙がもうもうと舞って、静まった後には。
「アホンダラ!」
キャッチャーミットからぽろりボールがこぼれ落ち、またしても小山田カウントはノーアウトに逆戻りとなった。
立ち上がったヨッチがばたばたと砂を叩きながら、こちらへと歩いてくる。その足取りは重い。小山田にしごかれ、疲れ切っているのかもしれない。
彼女はジャージに気を取られており、キヨミには気付いていなかった。声をかけようか、黙ってすれ違うか、心底迷う。心臓が爆発しそうだった。謝りたい、謝らねば。図書室、タカシナ先輩、決め付けていたこと……でも、どこからなにから謝ればいい?
「志田、次、打席に入れ!」
小山田のがなり声に、ヨッチが顔を上げた。心の準備ができないままに、二人の目がまともに合う。
「あ……」
それはどちらが洩らした呟きだったか。ヨッチは呆けたような顔をして、刹那、視線をふいと逸らした。そのまま被っていたヘルメットを脱いで、手渡してくる。
「あ、りがと……」
キヨミの蚊の鳴くような声が届かなかったわけでもないだろうに、ヨッチは身をよじるようにして無言のまますれ違う。それは明白な拒絶だった。
熱心に雲の話をしてくれた溝口をハゲているからという理由で嫌悪した。同じように先入観だけで彼女の想いの重さを決め付けていた。そんな己に当然の報いとはいえ、身体が凍る。
『きよらかに、うつくしく』がモットー?
どこがだ。なにがだ。自覚がなかった分、相手を故意に騙したり、傷つけたり、陥れたりするよりタチが悪い。なんて傲慢、なんて横暴、なんて独善。
女子中学生にしてはややガタイの良いヨッチの後姿が遠ざかる。その背が、ひどく寂しげに、痛々しく、泣き出しそうに見えて、堪らなくなる。
謝って、許してもらう。そんな次元の問題じゃない。
愚かな自分が傷つけてしまった彼女に何ができる?
途方も無い罪悪感、自身への嫌悪感、喘ぐような焦燥感に、受け取ったはずのヘルメットが手からこぼれ落ちる……
落下する赤いヘルメット――赤ラインが入った上履き――図書室――『家庭の医学』――降りそそぐ教科書、ノート、ペンケース――失策――教室――ブランド――駅ビル――話聞いてなかったっしょ?――
ニュートンは木から林檎が落ちるのを見て万有引力を思いついたという。それは作り話だという説もあるが、キヨミは信じた。なぜなら、ヘルメットが地面に触れるまでの間、目まぐるしく、今日の出来事が脳裏に甦り、カツン、という接触音と共にキヨミの思考も繋がったから。
頭で咀嚼されなかった、でも頭には入っていた会話が、今頃、奇跡的に。
「――無地良品!」
それは校庭を震わす、本日一番の大音量だった。ヨッチも、それ以外の人間も一斉に振り返る。だんだんと濃くなる夕闇に隠され、はっきりと彼女の顔が見えない。それがひどくもどかしく、でも丸くなった目の白い部分は確認できた。
「タカシナ先輩、ノートもペンケースも、無地良品だった……」
肩で息をしながら、喘ぐ心地で、ヨッチにだけ聞こえる声で告げる。
対峙した彼女の唇がわずかに動く。熱された吐息が白くこぼれる。あともう一呼吸待ったなら、拒絶か、罵倒か、あるいはもっと別の感情を返してきただろう。
「志田、遊んでないで早く打席に入れ!」
小山田が二人の間に横たわる静寂を破る。今、大事なところなのだ、鬱陶しい、邪魔しないでほしい。思わず小山田に怒鳴り返しそうになって、それじゃ二時間目の二の舞だと、ぐっと堪える。
――そうじゃなくて。今しなくてはいけないこと。今できること。
口を半開きにしたままのヨッチに一瞥を残し、キヨミはヘルメットを拾い上げ、がぼりと被った。
午後五時十分。濃紺から水色へ、水色から灰色へ、灰色から金色、橙色へ。空のグラデーションはどれだけ眺めていても見飽きない。空気は硬く、冷たく、澄み切って、西の空、U字型に広がる雲の下から顔を出す夕陽は痛いぐらいに目映かった。それは線香花火の最後まで燃え残る火の玉にも似て、じわじわと山の稜線に押し付けられる。
テニス部のコートには人っ子一人いない。見渡せば、ソフトボール部以外に残っているのは、石拾いをしている数名の野球部員だけだった。部活終了時間の〝五時十五分〟とは、片付けも終わらせた撤収時刻を指す。本来、こんな時間までバットを握っているほうがおかしいのだ。今朝のHRでも、遅くまで部活をやらないようにとお達しがあったばかり。もっとも小山田理論によると、きっちりプレーしない
守備に配置されているメンバーは、一様にうんざりオーラを放っていた。そう長い時間では無いが、今日のメニューはきつかったらしい。口の悪い小山田だ、精神的なダメージも少なくないだろう。疲労すればその分、集中力も減退して良いプレーは望めない。悪循環にしかならないというのに。
だが、ここ――バッターボックス――では、そんな言い訳が通用しないのも理解していた。
バットを軽く握り、肩幅よりやや広くスタンスを取る。キヨミは右バッターだ。打ち上げないためにバットを早めに出すと、どうしても三遊間に転がしやすい。だが、ショートには心細そうな顔をした一年生が入っている。東山は生徒会にも所属しているので、その関係で今日は部活を休んだのだろう。なるほど、お気に入りの部員が不在で小山田が不機嫌なはずだ。
早く終わらせて、ヨッチにきちんと謝りたい。浅ましいとはわかっていても。
でも、どこへ打つ? この無間地獄から脱出するには、どうすれば良い?
下手の考え休むに似たり、とはよくいったもの。キャッチャーミットにボールが吸い込まれる小気味意良い音に、我に返れば、キヨミはツーストライクまで追い込まれていた。
「志田、やる気あんのか!」
あれこれと考えているうちに二球も見逃していた。
もう画策する余裕はない。そもそも考えたところで、実行するほどの技術がなかった。
ピッチャーがキャッチャーに向かって右腕を真っ直ぐに伸ばす。野球とは違い、ソフトボールのピッチャーは下投げで投球する。反動を付け、ぐるりと風車のように回転させた腕から、するりとボールが放たれ――
今しなくてはいけないこと。今できること。そんなことが一体あるのか。ああもう、逃げ出したい。自分の背にも翼が生えて、どこか遠くへ飛んでいってしまいたいなんて――
『ワックス掛け、お疲れ様でした。部活、頑張ってください』
何がどうこじれ、ねじれ、繋がるかわからない。それは今朝からげんなりするほど経験済みだったが、唐突に思い出されたその一言が、硬直した身体を押してくれるとは想像だにしなかった。きっと多分、今日与えられ、与えた言葉の中で、最も純粋な言葉。
球はど真ん中。驚くほど自然に、後ろ足に置かれていた重心が前足に移動し、腰が回った。押し出したバットから手ごたえを感じる。だが、普段よりも腕に伝わる振動・抵抗が少ない。ふわっ、とバットに翼が生えて飛んでいってしまうような奇妙な感触――
タイミングが少し遅かったかもしれない。ボールは真正面に大きく打ち上げられた。プロ野球選手ならば、きっと走らない。それでもキヨミはバットを放り出して全速力で走る。速く、速く速く速く!
…………?
一塁を踏んだところで、キヨミはようやくその異様な光景に気付いた。内野、外野の誰もが、西日を浴び、彫像のように佇んで空を仰ぎ見ていた。渡り廊下での溝口の立姿と同じく。目線は違うが、美術の教科書に載っていたミレーの『晩鐘』を彷彿させる、静かで神々しい情景だった。ただセンターだけが、ずうっと後ろの方へ駆けている。ソフトボール部と野球部の領地が微妙に重なるエリアを越え、その向こうのハンドボールのゴールをも飛び越えて。
それは、夕陽に吸い込まれんばかりの、信じられないぐらい特大のホームランだった。
「キヨ、凄いよ、どんだけでかいホームラン!?」
ダイヤモンドを一周したキヨミを迎えたのは喜色満面のヨッチだった。彼女はキヨミが被ったままのヘルメットをパコンっと叩き、抱きついてくる。
「へ、え? ヨッチ?」
咄嗟に状況が把握できず、キヨミはよろけた。
守備についていたメンバーもわらわらと寄ってきて、口々に賞賛の言葉を投げかけ、親愛の情を込めて叩いたり、負ぶさってきたりした。小山田も「試合であれが打てりゃなあ」と、冗談か本気かつきかねる苦笑をこぼし、それを合図に本日の部活動は終了となった。
もみくちゃにされながらも、キヨミの耳にヨッチの囁きが届く――今日はごめん、アタシのために高科先輩の好きなブランド探りに行ってくれていたのに。
辺りは宵闇に沈んでいたが、ヨッチの白い八重歯が光っているのが見えた。不意に視界が滲んだ。良かった、ヨッチが許してくれた。事実とは少々異なるが、結果オーライだ。今日は色々あった。あり過ぎた。でも、終わり良ければ全て良し。キヨミは目尻を拭って笑い返す。
マグレでも凄いわ、先輩達もあそこまでは飛ばせなかったよね、歴代最高飛距離だよ、野球部だってあんなの打てないって――誰の手か、パコンっ、ともう一つ煽るように叩かれて、その拍子にヘルメットがずるりと脱げた。引っ掛かったのか髪を束ねていたゴムも跳ね落ちる。戒めを解かれた髪が、ふわり夕風に梳き流されて……
キヨミを取り囲む、皆の笑顔が固まった。
あ、今度はムンクの『叫び』っぽい。思った次の瞬間……全身から、血の気が引く。
いっそ一思いに殺して欲しい。誰にかわからないが、キヨミは痛切に願った。
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