進撃のC国 謎の機械昆虫群
主に軍車両運転訓練が増えた 万一ヒュプノの効果で大人が戦闘不能に成っても子供達だけで戦える様にだ1ヶ月程でだいたいの車両運転は得意な者への訓練が優先された 砲手訓練も男性のみ行われた 女子達は狙撃訓練やトラップ設置と解除の訓練が増えた 妹達小学生にも射撃訓練やトラップ設置解除の訓練が施された サイズが合わない支給品の子供軍服のまま臨時学校に通う妹…
日本で待機させられて居た学徒の一部の者達はヘリ操縦訓練や輸送機発着訓練がされた 3人一組での訓練で自衛軍人と同じ情報量を覚え操縦に生かす
メカムカデ対策兵器として高粘着グレネードと高炎錆グレネード 薬液散布弾頭のショットガンと反動吸収対戦車ライフルと特殊徹甲弾が支給された 要は粘着グレネードで動きを停め金属を溶かす高炎錆グレネードで弱らせ徹甲弾ライフルで仕留める 薬液散布ショットガンはメカムカデの脚や目を潰す為のモノ
スパイ活動が露呈したC国は日本国内のC国大使館を爆破周辺に多大な被害をもたらした大使館員や大使館はC国のプライベート飛行機で離国済 C国移民達による暴動も起きたが一週間と続かなかった 妹も学校で自分の出来る事を学んでいる 応急手当てや止血のしかた 簡単な射撃訓練を毎日学んでいる通常の授業は少なくなったそうだ10才以上の運動や精神に問題が無ければ軍用訓練が小学生でも行われた 妹の生存力が上がる意味では賛成だが無茶はして欲しく無い…晩飯の時俺や妹の話はもっぱら訓練の事だ両親や婆ちゃんは苦笑いで聴いている…当たり前だか自分の子や孫が戦争とは言え人殺しの手伝いや殺人をこれからするのだいい気分はしないだろう…しかし日本は沈没より侵略戦争を選んだ 生き残るには戦うしかないのだ その日から俺と妹は訓練の話はあまりしなく成った…軍所属の為か食料品や生活物資はある程度豊かだし多分日本で暮らしていた頃より生活は豊かだ毎日肉が食えるし米は支給だか調味料も簡単に手に入る それでもスーパーでの買い物には行くが軍から支給された赤いキャッシュカードを出すだけで毎回買い物がすむ…実は俺は自分の給料を知らない戦果は挙げてないしまだ誰も殺して無いよほど高い買い物をしなければいいとしか訊いていない 車はK国の放置車両をメンテした車が各家庭に支給された家族で遠出するときには親父か俺が運転した車両訓練は合格したので免許証は持っている 住んでる地域外に家族でよく行ってたラーメン屋がオープンしたらしく今日は休みで皆で車で出かけた… 標識もカーナビデータも日本語表記に成ったK国の街並みを眺めながら30分ほどでラーメン屋に着いた豚骨ラーメンと絶品炒飯の店だ大きな駐車場のあるショッピングモールの駐車場併設店舗にそのラーメン屋は有った懐かしい匂いと賑わいのある風景飛び交う日本語偶然にも店主は知り合いだったお互いはにかみながら『おっちゃん久しぶり 何時ものお願い!』俺と親父は豚骨ラーメン大盛りと半炒飯妹と母と婆ちゃんは少しずつ少ないレディースラーメンと半炒飯と家族餃子二人前が直ぐに座ったテーブルに並ぶいつもの早さだあっさりしてるがコクのあるスープお好みで紅ショウガや胡麻お酢や故障をかけて皆で食べる日本で食べてたあの味だ
この瞬間だけは戦争も侵略も忘れ外食を楽しんだ俺は親父から車のキーを借りた公道を車で駆けるのは初めてだったが父親が助手席からアドバイスを貰い家族の命の重さを感じながら帰りの運転を楽しんだ
ある日高級マンションのベランダから夜景を眺めていると山間部で赤くオレンジの光が瞬くと花火のような音が轟く 妹とその光景を観て戦場に居る実感を味わう 『きれいだけど悲しいひかりだねお兄ちゃん…』
妹が俺の左手を握る腕に妹の頭の感触が当たる
俺は妹の手を優しく握った 戦火は30分程で治まった特に警報が流れる事も支給携帯に連絡は無かった
家族との暮らしながら対C国兵器や戦術訓練も終え
K国駐屯日本軍は学徒兵士と合流自衛軍を合わせ53000人更に300人大隊 各13人前後の小隊が編成された俺はサオトメ大隊第203小隊に編成された だいたい元自衛隊員5名と学徒兵士8名通信兵士はベテラン1名と新人1名 すでに中国軍との戦闘に入っている C国とK国の境での戦火が挙がる 深夜にけたたましく支給携帯が鳴りその後直ぐにサイレンが鳴る C国のドローン兵器が市街地に侵入したようだ妹と共に常用兵装を出し素早く装備する玄関で母親と婆ちゃんが怯えているが妹は違う自分用の装備と軍用ヘルメットをきっちり付けサバイバルリュックを背負う マンション内の軍人達が部屋から階段で下に降りる妹が付いて来た!同様に訓練を受けた小学生達が家族軍人と共に出てき居るようだ我が身優先で生き残れと命令されているのかと思うほど妹は俺に付いて来る 仕方が無いので合流ポイントまで一緒に行く
と203小隊のメンツも同様に子供達が合流ポイントに付いて来たのだ大型公園に設営された軍施設に歩いて集まる すでに妹の担任の先生がいて妹を預けるオレンジ色の街頭が街を照らす中 203小隊の隊長と共に四輪駆動の装甲車両三台で施設を出るとあちこちで銃声と爆発音が響く 対ドローン兵器をそれぞれ装備し索敵しながら街中を走る対ドローン兵器は有効で無力化されたメカムカデが彼方此方に見つかる 汗ばむ手と深夜の寒さで指が冷たく痛む 無線で指示されたポイントに到着 ガトリング車両に3人残しあとは対ドローン兵器を構える俺は隊長とほか3名とA班に入った B班は向かいのマンションに入る A班は小さな簿手山に在る古いお寺の方に向かった 銃声数発と悲鳴が聞こえる既に接触していた前部隊が交戦中のようだライフルのセフティ外し引き金にてを掛ける先輩隊員が俺達新人を前にしカバーする体制に成った古く黒い木造家屋に自衛軍隊員の装備が転がる血のりと引き摺った様な後が続く…四輪駆動軍用車の後ろに負傷した女性隊員が居たまだ話せる様だ俺と学徒兵2人で手当てをしつつA班長が彼女の話を聴く『……敵はムカデタイプだけでは…ありません小さな…ハチの要なタイプとクモと…クワガタを足した陸戦タイプの中型ドローンを…確認』彼女の肌の一部が紫色に変色し毒素の様な物が広がる…ハチタイプは巣のような移動ドローンから出ているようだメタル色したマシーンが古民家から出て来る! A班長が特殊ショットガンを構え俺達は低反動徹甲ライフルを構えるクワガタクモタイプは見当たらない…移動ドローンに向かってライフルを勢射すると被弾した移動ドローンからメタル色のハチが飛び出るA班長がショットガンを浴びせるとハチ達が火花を挙げながら落ちるすると他の移動ドローンからハチが飛び出る三方からハチが迫る2人で負傷した女性隊員を古民家に運び込みA班長と自衛隊員の2人が援護1人が民家に逃げ遅れた古民家の駐車場にあった乗用車に逃げ込んだようだ 民家の窓から見えた…逃げ遅れたのは学徒兵の通信兵だ…A班長が近距離携帯で通信兵に連絡するまずは外部通信し新型C国ドローンの事を伝えるように指示をするが錯乱しているのか会話にならない…運び込んだ負傷女性隊員の様子がおかしい発熱し痙攣泡も吹いている舌を噛まないよう部屋にあったボールペンと一度結んだタオルを噛ませる…解毒しようにも毒の種類も解らない…警戒しながら古民家一階で待機する ハチタイプのドローンが窓から入ら無いよう施錠しドアの隙間をダンボールやタオルで埋める ハチタイプがエアコンの室外機からエアコンを抜け入って来る!タオルや上着ではたき落とす!その後踏みつけ半壊させたあとA班長がショットガンを浴びせる 床とハチタイプが溶けキツい酸性臭が喉と目を苛める… A班長がショットガンの弾を再装填しながら微笑むアドレナリンやら色んな興奮物質が出て興奮し集中力が高まる感じだ…訓練中では俺も経験が有る…
外の乗用車逃げ込んだ通信兵の方で金属とガラスが圧縮変形するような鈍い音がする A班長の近距離携帯の通信が切れて無かった『たっ…助けて下さい!! お願い…します!班長おぉ!!』落とした拍子にスピーカーモードに成った近距離携帯から悲鳴が聞こえる…先の話に出ていたクワガタクモタイプの仕業のようだ糸のような粘着物で車のドアが封じられ更に大きなクワガタの顎が乗用車を乗員ごと持ち上げ潰し込んでいる乗用車とさほど変わらないサイズの中型ドローンが一体 A班長と俺が外に出て銃を構えるが巨大なクワガタの角顎が乗用車に入り込んで黄色いガスを分泌する刺激劇薬なのか通信兵が絶叫するジタバタとフロントガラスに通信兵の手足が見える持ち上げられた乗用車の中で力尽きる…
乗用車を挟んだクワガタクモタイプと対峙した俺とA班長
古民家の一階の屋根から隠れていた生き残りの自衛軍員がクワガタクモに対戦車ライフルを発砲するどうやら古民家二階に隠れて居たようだ 3発の徹甲弾がクワガタクモに当たるがたいしたダメージにならない装甲が少し凹んだ位だ…乗用車を投げ捨てクワガタクモが飛び上がる民家二階に飛び込む隠れ自衛軍員は二階部屋奥に逃げ込む更に発砲しているようだ俺達は民家一階の負傷女性隊員と手当てしていた隊員達と共に脱出し到着時隊員を待機させた場所に移動するA班長がB班長に近距離携帯で連絡し合流する指示を出す
B班長はドローン兵器と遭遇しなかったらしいが合流する連絡があったそうだ 古民家を駆け下りる最中対戦車ライフルの発砲音が響く 2人がかりで負傷女性隊員を運び残り2人が前と後ろで警戒する 待機していた車両隊員達が積載武装を展開済みでエンジンもかけて有る
A班長が撤退指示を出し合流したB班と共に車両に乗り込むもうとした時切断された隠れて自衛軍員の腰から上が投げ込まれる 羽を広げ鈍い音をたてる クワガタクモが着地する 対戦車ライフルで傷着いたようで一部の装甲がえぐれている『……そっ総員!!発砲し応戦せよ!!』
散らばりながら総掛かりで攻める一人の隊員が粘着グレードを脚や背中に当てる飛べ無いよう封じる作戦だ特殊ショットガンの酸性弾も有効なのか脚や角顎が溶ける 羽殻に着いた粘着グレードが強制展開された羽から剥がれる『撃ち落とせぇぇ!』A班長とB班長が叫ぶ車載ガトリングが発砲され大量の熱を帯びた薬莢が轟音と共に散らばるガトリング兵がクモ糸に捕まり引っ張り上げられると鋭い脚爪で引き裂かれる! 俺は粘着物質の着いた薬莢散らばるガトリングに乗り込む発熱した薬莢が指や軍靴のゴムを溶かし樹脂焦げ臭がするB班長が左肩を折れた顎角に突かれる黄色いガスを噴射するクワガタクモメカB班長の皮膚が赤く焼ける絶叫する叫びが俺達の戦意を奪う…背中に回り込んだA班長が片羽と外郭を破壊する弱った装甲のせいで表側に貫通するし前のめりに倒れると他隊員達がB班長を助ける…焼けた皮膚に触ると触れた者の掌が焼ける まだ動くクモメカに発砲が続く待機していた装甲車で斜め前から体当たりを加える横転するクモメカに俺はガトリングを浴びせる断末魔のようにもがきギシギシと金属の擦れる音とオイルが漏れる
機能停止したのか完全停止する 負傷女性者を出しながらもなんとか遭遇戦が終わった…
B班長の火傷後から黄色い汁が出ている酸性物質なのか迂闊に触れない…メカハチに刺された女性隊員は既に絶命していた…B班長と生存者と女性隊員の遺体を乗せたまま本部に着いた…やはり他の部隊でも負傷者や戦死者が出ているようだ…赤十字の白いテントには負傷した隊員の叫びと軍医達の指示が飛び交う…こういった規模の戦闘が数時間続いた
対人兵器として多大な被害をもたらしたC国ドローン兵器軍…戦術陸戦チーム《ビャッコウ》
起動前とは違い恐ろしく軽い感じがする続けて棚に有るライフルと刀?を指定された腰の後ろのコネクタに持ってくるとそのままフィットする ライフルも背中に張り付く 靴?も履いてみると連動してフィットする金属のつま先と踵肉球のような靴裏が地面に馴染む面白い感触だ ヘルメットとマウスピースを装備するマウスピースはハーネスが入ってらしい新開発素材らしく噛みちぎるつもりで噛んでも千切れないし歯にフィットする
息も苦しく成らないヘルメットを被るとクリアなバイザーがヘルメット上部か目を覆う更に金属製のパーツか降りると肉眼より圧倒的豊かな情報と視野が目に入ってくるマウスピースは歯を護る為と《ビャッコウ》システムのコントローラも兼ねてるそうだヘルメットの聴覚も強化されかなりの音を拾う 次は専用ライフルの試射に移った 俺達が先日まで使っていた軍用四輪駆動車の廃車決定車両に向かって構えると連動して外部強化筋肉とエアー圧が上がり脚の裏の肉球が変化脚をガッチリ固定し引き金を引くとヘルメットの外部音声にフィルターがかかり発射音を遮断し体への負担をかなり軽減する3発発射したが7メートル先の四輪駆動車が射角から後ろにバラバラに飛び散る貫通力と目標への破壊ダメージの高さに俺は頼もしさを感じる… 射撃訓練から背中に装備された刀? 超振動ブレード掌に持つだけで刃状が変化連動起動で刃先が揺れる…先の戦いで苦戦したクワガタクモの残骸が大型台車で運ばれる大した力も入れず片手で超振動ブレードを当てて見ると火花が散るが豆腐のごとくクワガタクモメカが切断出来た……
高い戦闘力の陸戦兵装……1日早く実装されていたら昨日の苦戦は無かったかもしれない……その日から装備への完熟訓練に移行した 持ち運び用の特殊アタッシュキャリーバックごと支給され家に持ち帰る…俺に新たに与えられたタグキーに生態データが入っていてケースを開ける時と装置起動事に必要だと言うことだケースには電源動力が在り持ち運びは割と楽だスーツ本体と専用対人ピストルが入っている……超振動ブレードとライフルは保安上個人携帯厳禁に成ったそうだ使いたくなる魅力と衝動がとても高い兵器だ初めて実戦が楽しみだと感じている……一週間後先に展開した部隊達がC国ドローン兵器に圧勝K国への偵察行為や武力介入は規模を小さく成り日も空くように成った……C国がヒュプノ対策として日本と同じ少年兵による侵攻部隊を編成し大隊で侵攻して来るそうだ…侵攻軍に対してC国語での警告と
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