第19回『機種変したザマス』
当エッセイ第11回『ストレージがドンキホーテな件』でご紹介した通り、容量が逼迫していたミヤタスさんのスマホ事情だったんですが……昨日、ついに機種変いたしました!わーいぱちぱち!!
実は昨日から変な音?がしだしてさ……最初は耳鳴りだと思ったんだけど、よく聞いたらスマホから小さくピーピーって不規則な音が鳴ってんだよ。
ひえっ!て慌てて電源入れ直したら消えたけど怖くなってね……仕事終わったら例のストレージに残ったままだった画像データをひたすらSDにぶちこんで、各種ゲームアプリの引き継ぎコード出して(これが地味に時間かかる作業だった)、夕方に最寄りのauショップに駆け込んで。
機種変、したんザマスのよ。
新しい端末変える時って、昔から結構カラーを気にしちゃうんだよね。
やっぱり毎日手にするものだから愛着が欲しいし。
もちろん会社によって使い心地はあるからその範囲にはなるけど、CM見て『あっこれだ!』って思えるやつがあったらもうそれまっしぐら。
ちなみに今までのケータイカラーの変遷はピンク、白、ピンク、オレンジ、黄色、オレンジ、青、シトラスです。
順番はちょっと順不同かもしれないけど色自体は合ってるはず……!
なおガラケー時代はTOSHIBAとSANYOが好きでした。使いやすかった。
あの頃はボタンや機能の配置とか文字入力の予測変換の具合とかも会社で全然違ったなぁ、懐かしいね……(遠い目)
そんな私が新しい相棒に選んだ子のカラーは、すごい久しぶり、高校生の時以来のピンク。
最新機種どれですか?あっこのピンク可愛い!ヴィーナスピンク?!女子力!!
てな具合で勢いでとんとんとーん!と決め、更に勢いでカバーと保護シールもピンクで統一しました。
カバーに至ってはだいぶつやつやした濃いめのピンクらしいピンクで、ひと昔前の私だったら多分恥ずかしくて持てなかっただろうなぁ。
アラサー過ぎてから可愛いものに対してすごい素直になったんだよね……何でだろうね?笑
ピンクって可愛さの代名詞というかさ、数ある色の中でも可愛い色として抜群の知名度じゃん。
元々そこまで好きな色ではなかったんだけど、本当は昔からずっと憧れていたのかもしれないな。
女の子の象徴、みたいなピンクに。
思春期入ってからスカート履かなくなって、髪をショートにして、aikoとかのラブソングを全然聴かなくなって、どんどん女の子らしさから遠ざかって、気付けばピンクとは随分疎遠になって。(少女漫画と恋愛ドラマだけは手放さなかったけどな!←)
可愛くなろうと思ったら負けだ!みたいな妙な意地があったんだよね。
安易な女の子らしさに染まりたくなかった、って言ったらいいのかな?
お化粧して髪を伸ばして結って、スカート履いてピンクの服や小物に囲まれてる女の子を遠巻きに眺めるような時期がだいぶ長かった。
具体的な転換期がどこかは曖昧なんだけど、ざっくり言うと『愛されたい』『可愛くなりたい』って思った時に、私はピンクを受け入れたんだ、と思う。
高校の時のピンクのガラケーは家族と同時購入とか特定の会社から選ばないといけなかった事情ですっごい仕方なく使ってたからまったく愛着なかったもん。
早く機種変してぇなって毎日思ってた、すごい覚えてる。笑
今は、可愛いものが好きな女の子でいようとする自分をすごく肯定的に見れている。
そして、年甲斐もなくとか言われても好きなもんは好きで何が悪いんじゃ!という開き直りがだいぶ板についてきてもいる。
おばちゃんって何故か分かんないけどすごく強くて自分をしっかり持ってるイメージあるじゃん?
その感覚に近付いている……かもしれない。
例えばマナーの悪い若者とか注意したくても前は『同じ若者だからなめられるかな』『怖いな』って思って出来なかったけど、今は普通に「すみません、時刻表見たいのでよけてもらえますか?」とか話しかけちゃう。
バーゲン品とか気になったらすぐバッと手元に取ってキープしておく図々しさも、少しずつ身に付きつつあります。
こうやって歳を重ねていくのか……笑
そういえばさ、長々とピンクの話をしたけど実はミヤタスさんのいちばんのフェイバリットカラーはオレンジなんだよ。
中でも冬みかんの皮みたいなオレンジ色が本当に好き!本当に可愛い!!
ただ、オレンジのアパレル系アイテムって大人用になるとほぼいなくなるからせいぜいマフラーか靴下なんかで差し色にするくらいしか出来なくてとても寂しいです……。
悲しいからせめてと思ってメイクはシャドウもチークも口紅もオレンジ系で統一しているんだ。
顔面で推し色を主張していくStyle。
まあその分、セカンド推しの緑色は積極的にコーディネートに組み込んでるけどね!
やろうと思えば手持ちのアイテムで帽子、インナー、アウター、ボトムス、靴下、靴、バッグ全部緑色に揃えられるぜ。やらないけどな。
ただ、何番目とか関係なく、ピンクを好きな色として認識している今、少しずつ身の周りにピンクがそっと存在しています。
という話を、ヴィーナスピンクの端末で打ち込みながら。
お相手は私、雅タスクでした。
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