第14回『総選挙の話でもする?』

最近やってた政治の方じゃなくて、えーけーびーさんが毎年やってる方ね。

基本的にミーハーなのでついついテレビでやってると見てしまうんだけど、正直あの総選挙のシステムは控え目に言ってクソだな、とは思っている。←←

あ、この記事随時こんな感じの目線でいきますが、あくまで一個人の見方という形ですのでご了承オナシャス……!

レアな毒舌ミヤタスさんをお楽しみください(?)



で、総選挙の、あのキャバクラのナンバーワン嬢決めるのと何が違うのかよく分かんないシステムね。

純粋な支持者の数ではなく、何人太客ついたかで順位も票数も変わる、あんなもので何のランキングになるのか、結構前から甚だ疑問です。

こんなに票数が動くんですよ!こんなにこのグループが経済回してるんですよ!というメディアの報道の仕方も、推しのためにこんな枚数CD買ってやったぜという馬鹿なヲタのドヤ顔アピールも最高にくだらないしね。

その大量のCDだって投票券抜いたら二束三文で中古に売ったり周りにタダで配りまくったり、それでも余ればポイしたりするんでしょう?

推しのアイドル活動の結晶をそんなぞんざいに扱うの、本当のファンって言えるんだろうか……。

いっそ投票にはマイナンバー明記!とかにしちゃえばひとり1票になって公平な結果が出るだろうにね。

で、アホみたいに投票券に金使ってる奴はその分に回してたお金をユニセフなり福祉施設なりに寄付でもしたらいいんですよ。

全体の票数はガクンと下がるだろうけどさ、今よりずっとクリーンな、初期の頃に近い形の総選挙になると思うよ。



さて、こんな辛口で批判しておきながら、それでもミヤタスさんが総選挙の中継を見てしまう理由。

それはやっぱり、順位発表で壇上に立ったメンバーの女の子たちのスピーチにあります。

総選挙のシステム自体はクソだと思っているけど、それでもそこに身を置いて、ひとりでも多く、1票でも自分に投票する労力を使ってくれるファンが増えることがアイドルとしての自分の輝きをほんの少し増やしてくれると信じている、愚直なまでに健気な彼女たちの悲喜こもごもにはついつい心を動かされてしまうんだよなぁ。

どんな力が働いてその順位、その票数に落ち着いたんだとしても、登壇してスポットライトの下で語る彼女たちの言葉や、笑顔や涙は本物だからね。

あんなうら若い女の子たちが心をさらけ出して一生懸命スピーチする姿を見てたら、何だか分かんないけど泣けてきちゃうし、何だか分かんないけど応援したくなっちゃうんだよ。

そうやって、システムをディスりながらも総選挙には心を振り回されてしまうミヤタスさんなのでありました。



やっぱり、特に印象深いのは何年か前のマリコ様の後輩たちへのエール『つぶすつもりで来てください』だなぁ。

あの年齢、グループ内のあの順位と立ち位置から繰り出したあのスピーチはすっげえかっこよかった。

あの頃のいわゆる神7というか、上位ランカーって独特なカリスマ性みたいなものがあってさ。

前田あっちゃんなり大島ちゃんも、言ってしまえば美人でも取り立ててすごく可愛いルックスでもないけど、何故かあのグループのセンターにいる時はオーラが違うなって思ってた。

あの場に立ってた当時のあの子たちはその時だけはすごく可愛く見えていたし、国民的アイドルグループのセンター、絶対的エース、そういう称号を背に纏っても負けていない感じが、私はすごくしていて。

だから今の、圧倒的票数でもって不動の1位として連覇しているさしこちゃんは何か……違う気がしてしまう。

さしこちゃん自体のメディアに露出している際に発信している物の見方や振る舞いなんかはバラエティタレントとして好感を持って見てはいるんだけど、トップアイドルとしてのオーラは先に言った歴代エースには及ばないし、そうでないのなら国民的アイドルグループの顔ポジションには例えばまゆゆちゃんのような正統派の可愛いルックスの子がいる方が華があっていいよなあって……すごい独断と偏見だから、違う考えの人のことはもちろん否定しません。

ただ私は女性アイドルって女の子から見たら『憧れるけど手が届かない存在』であって欲しいな、と願うタイプの人間です。

可愛い、あんな風になりたい、って思って、でも同じくらいになろうとしたら文字通り血が滲むような努力や覚悟がいることが透けて見える、そういう親しみやすすぎない距離感でいて欲しい。



以上、にわかが好き勝手書いてるだけなので何卒炎上は勘弁して頂きたいお話でした。

お相手は私、雅タスクでした!

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