第2話[Let's login]
なんだこれ?ゲートってこれでいいのかな・・・?
・・・開くイメージ・・・真ん中から放射状に開く?
てか、開け
どうしていいかわからなくなってゲートにタックルでもしてみようとおもって・・・
・・・お?通れた?
光の中を抜けると3人が待っていました。
こちら側の服になっている様で、ミズキさんは何らかの装備をしているみたい。
ミズキ「来れないのかと思いましたよ」
先にゲートを通った2人からゲートがゲートに見えなくて困ったという話をきいていたらしく心配されたようです。
チヒロ「いや~ゲートがゲートに見えなくてさ」
アオイ「そうなの?普通の扉の真ん中が割れるイメージで通ったらそのままここにきたよ」
ハルカ「え?私は魔法陣の中に入ったらここに落ちてきたよ」
ミズキ「そうなんですか?ゲートってそれぞれ違う形なんですね・・・知りませんでした。人のイメージでゲートって変ってしまうのですね・・・」
無事に?こちら側へこれて一安心・・・?なんか違和感。
いろいろと登録する必要があるとかでその施設に向かいました。
改めてジョブ確認をすることに、ジョブはメインとサブの2つを組み合わせる設定。
ミズキ「できればスキルがかぶらないように選びたいんだけど希望ってメール通りでいい?」
チヒロ「私はランサーと白魔導士にしよう思う」
チハル「私は前に出たくないからな~弓とかガンナーとか魔導士がいいな・・・」
アオイ「シーフとかアサシン系がいいかな・・・もう一つが決められないからパーティーに必要なスキルがあればそれでいいよ」
チヒロ「ミズキさんはもう設定してるんだよね?」
ミズキ「・・・錬金術師と、ビショップなんですが、錬金術は専用アイテムがないと使い勝手が悪くて・・・ビショップもレベル上げないと役に立たないのみたいで・・・」
昔読んだマンガの錬金術師のイメージが強くて迷わずに選択したらしいのですが、手を叩いて、指を鳴らして術を発動させるには専用アイテムが必要らしく、かなりの高難易度クエストの報酬に設定されているそうです。確かにあのイメージで行けたら最強だな・・・
ビショップは色々な魔法を使えるのですが最初のザコモンスターとの戦闘には不向きだったそうでジョブ選択に失敗したらしい・・・、本人としてはソロプレーヤーでがんばりたかったそうなんですが、早々に諦めて今回の募集となったそうだ。
ミズキ「チヒロさんはランサーで補助魔法を使うなら魔導師とかがいいかな?私が回復と支援魔法を使えるから」
チヒロ「うん、それでいいかも」
ミズキ「チハルさんは遠距離だとスナイパーかガンナーのほうがいいかな・・・あとは・・・召喚士か精霊使いかな?」
ハルカ「う~ん、じゃあガンナーは決まりで、あとは・・・どうしよう、後からかえられないんだよね?」
ミズキ「ジョブチェンジの登録ができるところがあるらしいけど、そこま行くのがけっこうたいへんらしいのよ、アオイさんはアサシンのほうがいいかも、武器選択の幅があったと思うから、もう一つのジョブは・・・どうしようか?」
チヒロ「ハルカさんは精霊使い組み合わせた方がいいかな?アオイさんは奇術師とか組み合わせたら使えるかもね?」
アオイ「そんなジョブあるんだ?・・・試してみるかな?」
ハルカ「うん、そうしようかな」
ミズキ「それならみんなのバランスが取れそうな気がしますね」
登録を済ませるとジョブに合わせた初期状態の服と武器、防具が支給されて服は2つのジョブの好きな方から選択できるそうです。
ハルカ「コスプレだー、やってみたかったんだよね」
チヒロ「私も」
着替えを済ませて戻ると買い物に出かけることに、ミズキさんがある程度お金をもっているのでそれで装備とアイテムをそろえてくれるそうです。
前衛の私用にと槍を使うのに邪魔にならないアーマーと小型の盾
ハルカさん用に追加の銃と精霊を弾代わりに使える特殊な銃
アオイさんにはショートソード2本とスローイングダガーを数本
買い物しながら
ハルカ「私オタクだから向こうに友達いなくてさーこうしてみんなと買い物してるのが、すごい楽しい・・・」
アオイ「オレもそんな感じかな友達はいるけどオタクの話はオープンにしてないし・・・ゲームの話ならギリギリするくらいかな・・・」
チヒロ「私も部活の友達はいるけど、こっち側の友達はいないな~」
ミズキさんは笑顔で話を聞いています。たぶんみんな同じような感じかな・・・
ハルカ「向こうに戻ったらアドレス交換しようよ」
もう日暮がくれかかっていたのでログアウトすることにしました。
ログアウトはどこででもできるそうです、命の危険がある場合は強制敵にログアウトされるらしいのですが、実際にどうなんだろう・・・
ミズキさんの部屋に戻ってから少し説明を受けました。
ログインも基本的にはどこからでもできるらしく今後は自分の部屋から参加していいとのことで、ログインした時は前回指定したログインポイントから入るそうだ。
モンスターの目の前でログアウトしても次にログインした時は安全なところからスタートでるから都合がいい。時間があわなければ町の周辺で一人でレベル上げはしていいらしく新しいゲームを買った時の期待をするような感じがした・・・
色々と話しながらアドレスを交換してみんなと分かれました。
夜も食事が終わった後で連絡を取ってログインすることに・・・
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