第9話[練習]
クローディア「新しい魔法があったからみんなの分買ってきたよ」
私「え?誰でも使えるんですか?」
クローディア「そうみたいだよ、魔導士じゃなくても付属されてるアイテムをつかえば起動できるみたい。部分的なシールドの魔法なんだけど銃弾を防ぐるみたいで攻撃にも使えるらしいのよ」
グレース「へ~この腕輪で起動するんですね、なるほど打撃の時にシールドを展開しればいいのか・・・私は腕輪なくても起動できるかな・・・」
オリビア「え~腕輪なの?」
クローディア「嫌ならいいのよ」
オリビア「う~一応もらっとく・・・」
クローディア「そういえばこの前届いた魔導兵器ってどうしたの?」
私「あ、あれは一応装備してますよ、指輪だったんではめてます。」
白い石のはまっている平べったいデザインの指輪、合う指が右手の中指しかなかった
魔法を錬金術で増幅する装置になっているらしく体の一部を代償にするそうだ、使えば威力の代わりに腕が無くなるとか危険なアイテム起動因子のロックが複雑になっているから誤作動はないけれど、命の危険がある時に使うようなもで、命と腕一本天秤にかけるとか、それくらいのレベルの話らしい。
遺跡探索までに時間が空いてしまったのゲルハルトさんとガブリエルさんが仕事の依頼を色々と取ってきているらしく・・・2人がならんで歩いていると「その手の女子」の注目がすごいらしいのですが・・・まあたしかに存在感はすごいな・・・
今日はこの後、鉱山にアイテム収集の仕事を予定していて、最近鉱山のモンスターが増えているそうで駆除も仕事に入っていて、そろえた装備品のチェックをするそうです。最初は8人で移動して途中から4人のパーティーに分かれて探索するそうで、かなり効率はいいそうです。
クローディア「「***」は魔法の起動と展開速度を上げるように練習しておいてね」
私「え?あ、はい。がんばります。」
クローディア「もう準備できているなら・・・歩きながら話そうか?」
と言いながら出発です。
森を抜ける時、ガブリエルさんとカレンさんが先頭を歩いて行きます。
今日はガブリエルさんも銃を装備しているらしく出てくるモンスターを2人で撃ち殺しています。後ろはゲルハルトさんが歩いて・・・今日はシンプルな槍を振り回しています。(森とか鉱山だと大型の武器は使い勝手が悪いそうです。)・・・この人のジョブって・・・バーサーカーとかそんな感じかな?
クローディア「さてと鉱山に入ったらどうやって分けようかな・・・スキルで分けた方がいい?」
ガブリエル「任せるよ」
クローディア「じゃあ、エル(ガブリエル)とグレース、「***」と私で後は、ハル(ゲルハルト)とカレン、オリビア、ジェイドでいいかな?」
オリビア「誰と組んでも変らないと思うよ」
クローディア「ははは、そうだね。じゃあ基本的に調整が目的だから過度な探索と狩りは控えて、すぐに撤退できる体制で行動するように、どうしようかな・・・「***」魔法の確認をしたいから地下に降りようか」
この鉱山ではモンスターの住処になっているのが原因で今では採掘をやめているそうです。駆除しても次から次へわいてくるとか。
地下の浅いところでは武器を作るのに使える金属がとれるのと、さらに地下まで降りれば高価な宝石や鉱物資源が収集できるそうです。
ガブリエルさんが前衛で長中距離でモンスターに攻撃をしてグレースさんが護衛についている感じ、今日のグレースさんの装備はトンファーを両手に持って回転させています。
後方はクローディアさんに任せて、私は空気浄化魔法を展開させながら両サイドのモンスター担当します。以前に比べたら魔法の起動速度、展開速度、範囲、威力がそれなりになってきた感じです。遺跡調査までにもう少しスキルレベルを上がげないと・・・
奥に行くと腐臭がしてきました、アンデッド系のモンスターがいるようで・・・
クローディア「ちょうどよかった」
私(うわ~やっぱりホラーじゃん、あの崩壊寸前の体でよく動く気になるよな~)
「はい」
魔法を起動して(白い魔法陣)モンスターにめがけて展開させます。
モンスターは白い光に包まれて・・・崩れ落ちます。
クローディア「いい感じだね、臭いから消臭魔法展開してもらっていい?服に匂いが残りそう」
私「はい、すぐやります。」(確かににおうな~近づきたくないし・・・)
特に問題もなくアイテムを収集して戻ることに、採掘場を出るともう一つのパーティーがまっていました。武器用の鉱物をかなりの量収集したようです。
カレン「オリビアさんが臭いからヤダっていって早々に切り上げました」
オリビア「だって、ニガテなんだもん、「***」ちゃん消臭魔法よろしく」
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