第4話[待ち合わせ]
酒場で待ち合わせです。店に入ると中央のテーブルで3人でコーヒーを飲みながら待っていたようです。
クローディア「待ってたよ~」
私「お待たせしました」(集合時間の5分前だけれど・・・)
今日のメンバーはクローディアさんとオリビアちゃん、カレンさんという赤毛の美人、
エルフでジョブはガンナーだそうです。
他の4人は闘技場のイベントにもう一人の女性、グレースさんが出場するらしく先に行っているとのこと。
グレースさんはダークエルフらしいのですが、ジョブは格闘家で黒魔法が使えるとか。
酒場に集合したのはお願いがあるとかで、私も席についてミルクティーを注文して待っている間に
クローディア「「***」ちゃんホーリー系の浄化魔法ってもってる?」
私「あ、いえ。まだ・・・ステータスは足りてるんですが、魔導書が高すぎて買えないんですよね。」
クローディア「なんだそういうことか、お金出すから一通り入れといてもらえるかな?
最近見つかった遺跡に行きたいんだけどね、アンデッド系のモンスターが多いらしいのよ」
私「え~、ホラーは苦手なんですよね・・・私いなくてもよさそうな気がしますけれど・・・」
クローデイア「ははは、一回死んでるモンスターって殺せないからさ、焼き尽くせばいいらしいけど、
それやってるとかなり消耗するからね、正攻法で行きたい訳、大丈夫前に出ろとは言わないし全力で保護するからさ」
カレン「火炎放射器も用意できるのですが、閉鎖空間のダンジョンだと酸素がなくなって色々都合が悪いみたいで」
私「それなら行きますけど・・・」
クローディア「よろしくね、後は物理防御の練習は少ししておこうか、数が多すぎると手が回らないかもしれない」
私「はあ」(う~行きたくないな・・・)
クローディア「魔法の準備もあるから2週間くらいでどうかな」
私「がんばります」
ミルクティーが運ばれてきて少しの雑談のあとカップが空になったタイミングで
カレン「そろそろ見に行こうか?」
クローディア「そうだった」
オリビア「え~人混み嫌いなんだよ~」
カレン「お金払ってくるね」
私「あ、払います」
カレン「気にしなくていいよ」
どうもこのパーティーお金にかんしてはかなりてきとーみたいで・・・
う?みんな持ってるってことか・・・
さっきの魔導書の話でばれてるのだろうな・・・お金ないの。
この人たちは魔導書の金額なんて気にしそうにないな・・・・
みんなが席をたったので私も後を追って
カレンさんもクローディアさんほどではないにしろ背が高くてモデル体型で
二人が並んで歩いているのは人目を引くのだろうな・・・
オリビアちゃんは私の横をでまた鼻歌を・・・
昔どこかで聞いたような懐かしい感じ・・・なんだったかな?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます