ゲームするし、漫画読むし、アニメ観るし
東大生といえば勉強一筋で生きてきたから、漫画は読まないしテレビゲームなんてもってのほか。
なんて、そんなわけない!
むしろ、がっつり遊んできた人の方が多いよ。
ごく稀に「ドラゴンボール? なにそれ? ドラえもんなら知ってるけど」みたいな人もいなくはないけど、そういう環境で育った人はかなり珍しい。
傾向としては、好きなものに対して、きっちりどっぷりハマるタイプが大多数。
小学生のときガンプラの全国大会で優勝したことのあるヤツ。
日本全国の全ての駅の名前を言えるヤツ。
キン肉マンの超人を全部暗記してるヤツ。
競走馬の血統を把握して、お金はかけずに競馬の予想だけして楽しむヤツ。
座り心地の良い椅子を求めて、自分で一から制作するヤツ。
ドラクエの村人の台詞を全部ノートにメモして楽しむヤツ。
大学時代の友人達は何かしら「ハマってるもの」を持ってた。
そうやって自分の好きなことをとことん追求する姿勢が、受験勉強にも繋がるのかもしれない。
そして、大学に入ってからも、やっぱり好奇心旺盛な人が多かったように思う。
ただ、その好奇心が危ういときもあるわけで。新入生を狙った新興宗教の勧誘とかね。
特に地方から出てきたばかりの人は警戒心が薄いから、「一緒に勉強会をしませんか?」みたいに言われるとホイホイついて行っちゃう……。
まあ、2年生くらいになれば適度に
筆者も当時はそれなりに好奇心に溢れていて、そのせいで一度だけ大きな罠にかかったことがある。
少し、その話をしようか。
あれは大学2年生頃。アルバイトで家庭教師をしていて、受け持った女子生徒がかなりの「テニプリ」ファンだったのね。その作品は筆者ももちろん知ってるし読んでたけれど、その子はさらに一歩踏み込んで「テニミュ」にもハマっててね。(わからなければググってください。別に変なモノではありません。)
そんで、筆者にも勧めてくるわけよ、DVDを。貸すからぜひ観てくれと。
で、観るでしょ。
ハマるでしょ。
……抜け出すのに1年かかったね。
とまあ、好奇心は東大生を殺すってお話。
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