第二外国語で何を選ぶかはとても大事
第二外国語。
つまり、英語以外の外国語を必修科目として勉強することになる。
選択肢は、ドイツ語、フランス語、中国語、スペイン語、ロシア語、イタリア語、韓国朝鮮語。(2017年10月Web調査より)
自分が在籍していた頃は、ドイツ語、フランス語、中国語、スペイン語、ロシア語しかなかったけど、随分増えたものだね。(韓国朝鮮語は文系のみ第三外国語として選択できた。)
ちなみに筆者の時代は、なぜか入試のときに希望の第二外国語を申請する、という意味のわからない制度があった。正直、受験のことで頭がいっぱいだから第二外国語のことなんて真剣に考える余裕もなく、だいたいの人は深く考えることなく選ぶことになる。
今は、入学手続きのときに申請する方式に変わったみたい。まあ、普通そうでしょう。
で、この第二外国語の選択はとても重要。
なぜなら前期課程におけるクラス分けは、第二外国語として何を選択したかで決まるから。
そして、語学の嗜好は、そのままクラスの雰囲気に結びつく。
以下、筆者の独断と偏見による選択言語によるクラス別のタイプ分け。
(あくまで筆者が友人達から植え付けられたイメージなので、実態とは異なる場合があります。)
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【ドイツ語クラス】
美味しいところだけ持っていく。
けど、ちゃんと苦労もしているので文句を言われない。
やっぱり頑固者が多い。
【フランス語クラス】
遊んでそうで、実はしっかり考えていて現実的。
でもやっぱりチャラい人が多い。
女子比率が高いので、他の語学クラスからの羨望を浴びる。(男子目線)
【中国語クラス】
要領がいいヤツが多い。
オタクも多い。
将来、官僚になる人が多い。(自分の代だけかもしれないけど、圧倒的に多かった。)
【スペイン語クラス】
フランス語と似た雰囲気だけど、実はこっちの方がチャラい。
多趣味なヤツが多い。
なにげに成績が良い。
【ロシア語クラス】
マイナー志向。
すごく成績が良いヤツと、すごく成績が悪いヤツとにはっきり分かれる。
少人数なのでクラス間の結束は強いはずなのに、あまりまとまらない。
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僕? よくぞ聞いてくれた。
オチ担当のロシア語選択です。
いえね、当時ラフマニノフっていうロシアの作曲家にハマったっていう、そんな単純な理由。
このロシア語クラス、あまりに人数が少なくて、理科一類二類三類ぜんぶ合わせて1クラスにまとめられるっていうね。
それに直結して、ロシア語関連の学科に進学する学生が少ないらしい。なので、ロシア語担当の教官が語学の授業のとき「ロシア文学、面白いよー。よかったら進学してよー」なんて“営業”したりもする。
あの、僕たち理系なんですけど……。
最後に、ロシア語の難しさが一目でわかる『世界のこんにちは』をご紹介。
【英語】 Hello(ハロー)
【ドイツ語】 Guten tag(グーテンターク)
【フランス語】Bonjour(ボンジュール)
【中国語】 你好(ニィハオ)
【スペイン語】Buenas tardes(ブエナスタルデス)
【ロシア語】 Здравствуйте! (ズドるラヴストヴィーチェ!)
“p”はすごい巻き舌。これができなきゃ単位が取れなかった。
ああ、ゴルボフスカヤ先生、元気かなあ。
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