タイトル通り幻想味をふんだんに使用した、短くも濃い味付けの物語集。先にレビューに書いてる方と同様、読んで直ぐに思いついたのがマザー・グース。飯テロとは言い難いが、不思議な雰囲気を味わうのならばこの作品は最適かと。
並ぶ文言メニューにはおおよそ似つかわしくない単語同士が並びます。しかしその不和感と、どこか想像がつかないのに「あじ」を妄想する自分がいます。その並んだ文言はまるで詠唱。よく聞くようなマジッ…続きを読む
一話で一つ、数百字程度の文章で不思議な献立を紹介していくシリーズです。シュールで可愛くて、でもちゃんと美味しそうな料理をたくさんみることができます。ちなみに私のお気に入りは秋の夜長の深海スパゲテ…続きを読む
描写が丁寧で、一度読めばお腹が一杯になります。ごちそうさまでした。
柔らかい文章でつづられた存在しない料理の数々。ぞっとするような食材もありますが、それでさえ美味しく美しく仕上げてしまうのはひとえにこちらのシェフの腕前。 どこか近所の狭い路地に、こんなお店があっ…続きを読む
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