カナダではおばあちゃん
@8830hm
第1話
60歳を過ぎてカナダに住むことになった
退職後第二の職場を辞して第三の関連会社であるカナダの会社に就職した夫と共にモントリオール近郊のロンギールという市に住むこととなった
英語もフランス語も全くできない。
学生時代の英語なんて全く役に立たない。
それ以前に英語は苦手だ。
モントリオールはケベック州だ。
広いカナダの中でフランス語を推奨している市だ。
もちろんフランス語なんてチンプンカンプンだ。
意気揚々と海外の会社に就職するという夫とボケて寝たきりだった実母を世話して黄泉の国に送り出した少し投げやりな私
毎日英語の勉強に勤しみ海外で働くことを楽しみにしている夫。
温度差はあるもののとりあえずカナダに到着した。
ここに来るまでも多々難問奇問はあったもののカナダに到着した。
カナダでの生活は任せろという夫の言葉を信じてやってきた。
しかし、最初から波乱万丈以前の言葉の壁がおそってきた
迎えにきた現地会社社長のノープロブレムが全く機能、いや、少しは機能する出勤前の怒涛の2週間の始まりだった。
まず最初は予約してあったホテルに宿泊。
ホテルには2週間宿泊する。
2週間で家を決めて生活を始める予定だ。
現地会社はほとんど手助けしてくれない。
というか、夫は自分で全てできると言い切った。
そうなのか?
夫の英語はちゃんと通じているのか?
夫はちゃんと言葉を聞き取れているのか?
疑心暗鬼の2週間の始まりだ。
カナダではおばあちゃん @8830hm
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