第8話「レベルアップ!」

そうだ、ここにいても仕方ない。

とにかくワカメを探そう。


そう思った時、ふと頭の中でファンファーレが聞こえた。


チャラチャチャチャっちゃっちゃ―――――!


『あなたは、モンスター達をを25万とんで7匹倒した。

 人間を8万2345人倒した。

 3億2555万3472の経験値を手に入れた。

 レベルが上がった!』


主人公の目の前に謎のデータが浮かび上がる。


レベル 99(カンスト)


HP;35

MP:30

SP:255

体力:50

力:35

素早さ:10

賢さ:2

かっこよさ:2

性欲:255

ギャグセンス:0

残虐性:255

モラル:-255


「そ、そうか、核兵器で殺した分の経験値が!

 …おれ8万人も殺しちゃったのか…。

 って、俺の数値、カンストしてこれなのか。」


謎の声

『そりゃ、人間がいくら成長したからって力が100倍とかにならんじゃろう。』

ふと、心の中に語り掛けてる声が聞こえる。


「お前は誰だ!?」


「そりゃ、人間がいくら成長したからって力が100倍とかにならんじゃろう。」


「?なんで繰り返してんだ。」


「そりゃ、人間がいくら成長したからって力が100倍とかにならんじゃろう。」


あぁ、都合の悪いことには答えない系か…。


「か、賢さは下がってるけど。」


「そりゃ、ワカメのために核兵器ぶっ放す奴なんて賢さ0でもいいくらいじゃ。」


「性欲255っていうのは…?」


「髪の毛のないやつは、性欲が強いってよく言うじゃろ。」


(おれは、別に自然に毛がなくなったわけじゃないんだがな。)


「残虐性255、モラル0…まぁ、確かにポルポトより人殺したかもな‥。あぁ、あなんてことを、ここが異世界とはいえ…俺は世界一の人殺しじゃねぇか!」


「まぁまぁ、残念がらんでも、お主の仕業とは誰もわかっとらんよ。」


「そ、そういう問題じゃ…。」


「さて、レベルアップボーナスに何でも好きなスキルを3つ身につけられるぞ。本当に何でもいいぞ。何がいいかの?」


どうする?


※今回は応援コメントの上から3つまでがスキルになります。後の展開に生きるかも。露骨なコメ稼ぎ、乙です!謎の声は、化物語の忍ちゃんで再生してください。



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