第32話「はないちもんめ」「紫の鏡」「タレント」
「はないちもんめ」
有名な
でも何を歌った歌なのかご存知でしょうか?
昔、昔…とは言えそんなに遠くない昔…遊郭、郭、赤線…などがあった時代の事。
貧しい女の子が売られ男の玩具になる街…これらを花街って言いますよね? そしてここで遊んだ時に支払う代金の事を花代と言います。
つまり、花とは若い女の子の事を示す暗語なのです。
花一匁とは…高い年貢を強いられたり飢饉などで貧しい農民は、人買いに娘を売らなきゃ家族が生き延びていけません。
花(女の子)一匁(女の子の値段です。一文とは昔のお金の単位、今でも良く一文無しなどと使いますよね?)。
勝って嬉しい花一匁(人買い側的には買って嬉しい女の子がたったの一文で買えた)。負けて悔しい花一匁(まける→値切られて悔しい娘がたったの一文とは!)。
あの子が欲しい(人買いが指さす)あの子じゃわからん(うちは子沢山だからどの娘?)。相談しょう(人買いがどの娘を買うか考える)決まった●●ちゃんが欲しい!(人買いが娘を指名する)。
隣のおばさんちょっと来ておくれ(家族にも見放され誰か助けてと娘が泣き叫ぶ様子)。鬼がいるから行かれない…お釜底抜け行かれない…お布団ボロボロ行かれない…(誰も人助けをする余裕などない見て見ぬふり)。
……と言う風に、きちんと訳せばこんな内容の人身売買を歌った恐ろしい歌だったのだ。
「紫の鏡」
紫の鏡という言葉を二十歳までに覚えていると死んでしまうという。
これは大事にしていた鏡が紫に塗られてしまったショックのために二十歳の若さ亡くなってしまった娘さんの呪いだという。
紫の鏡のほかに「アカイヌマ」赤い沼?という言葉を覚えているとやばいという話もある。
また、同時に「みどりのわかば」を覚えていれば大丈夫らしい。
「タレント」
アニメのドラえもんの話の中に「タレント」という話があったらしい。が、この話、かなり不可解で不気味な話らしい。
まずドラの作画がぐにゃぐにゃしていてドラえもんだとはわかるが、かなり違和感があるという。それに色彩もおかしくのび太がピンクの服を着ていたとか。(当時ののび太は黄色い服を着ていた。)
ストーリーはのび太の部屋でドラとのび太が日常会話をしていて、いきなり場面が飛び、今度は空き地で知らないキャラクター3、4人とのび太とドラが日常会話をする。
そしてまた場面が飛び、商店街と色々飛びまくり、オチもなくいきなり終わるというものらしい。・・
見たという人はかなりいて、しかし放映記録にはない。またこの「タレント」、別バージョンも存在するという。
雨の降る校庭で傘を差しながら「地下世界の商店街へ行きたい」というのび太にドラえもんは
通り抜けフープで地球の内部に行き、そこにいた人たち(地底人)にどこかへ連れていかれ、そこには地球の模型のような物がありそれが突然割れ、黒い血のようなものが流れてきて、それを見たのび太とドラが抱き合って震えて終わりというバージョンらしい。
[都市伝説]知らないほうがよかった話 鷹浜仁流(カクヨム支局) @TGKYS
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