2.招かれざるもの2
「いやあ、俺は零高一の果報者だ。空前絶後に可愛い唄ちゃんと、真っ昼間から遠出で逢い引き! 裏口編入した甲斐があったぜ!」きらりーん。
「念のために訊いておくけど……俺の真似とか言わないよな?」
「お、ご名答。一発で当てましたね。物真似は私の持ち芸なんです」
「捨ててしまえ、その持ち芸」
向かいの座席に座る唄へ言い捨て、遙真は車窓の外に意識を向けた。
蒸気機関が噴く煤煙の帳の先に、青々とした夏山が連なっている。深緑の山色に目が眩んだ。編入して日が浅いとは言え、都会暮らしに慣れてきた証か。
蜿蜒と続く長蛇の山並み。欧州や南米の自然と比すれば、景観の雄大さこそ物足りないが、額縁に収めたくなるような、人を引き込む野趣があった。
そこはかとなく郷愁を誘われる。あの草原と似ても似つかぬのに。
遙真は生命の絶えた故郷を、失われた原風景を想起し――
頭から追い払った。遙真が今すべきことは、過去を想うことではない。
「目的地に着くまで、あとどれくらいだ? 日が傾いちまうぞ」
「夕暮れ前には着くでしょう。もうじき降ります」
唄は灰白の髪を櫛で梳きながら、浮かせた足をぷらぷら揺らす。揺れでスカートの前裾が舞い、ちらりと黒色の生地が覗いた。スパッツである。
特殊素材の特注品で、学校の支給品らしい。女子学生は全員が所持しており、魔術の実技訓練や戦闘演習、実戦で着用する戦闘服と聞いた。
帝都の駅から列車を乗り継ぎ、遙真は唄と郊外を目指している。
逢い引きでもなければ、物見遊山に行くでもない。
遙真は降車の支度をしつつ、こうなった経緯を回想した。
「もののついでだ。もうひとつ、教えてくれ。俺はどうなる?」
昨夜、日付が変わる前。遙真がまだ講堂の地下、懲罰房にいたときだ。房の外には唄。堅牢な石壁と鉄扉に隔たれたまま、格子越しの四方山話が続行される。
「華族の箱入りお姫さま、なんて御仁に手を出せば、牢屋にぶち込まれるわな。だけど、それじゃ済まないだろ。俺の処分はどうなった? 放校か?」
「編入三日で放校処分ですか。そうなってくれていれば、さぞかし面白――悲しかったですが、非常に残念ながら――喜ばしくも大はずれです」
「だとすりゃ、停学か? 警察に突き出すか?」
「早まらないでください。学校長直々に言い遣っています」
学校長直々の言伝、それで合点が行った。唄がこんな場所で夜更けまで、遙真の覚醒を待っていたのは、その言伝のためだったのだ。先に言え。
勿体らしく咳払いをしたのち、唄は此度の沙汰を遙真へ告げた。
「お咎めなし。目覚め次第、出してよし!」
「……洒落で言ったのなら、ちっとも笑えないぞ」
「洒落だと思ったのなら、入っていて構いませんよ。そこは真正の独り部屋です。二日、三日も過ごしてみれば、存外に快適かも知れません。どうぞごゆるりと」
それこそ笑えない洒落だ。こちらの沈黙を了承と受け取り、唄がどこからか鍵を取り出して、鉄扉にかけられた西洋錠を外す。事態を飲み込めていないが、謀略や陥穽ではなさそうだ。唄の気が変わらないうちに、遙真は懲罰房とおさらばした。
通路には木製の長机があり、遙真の守鍵が置かれていた。破損は見当たらない。安堵する。〈天道丸〉を壊してしまえば、我が師に殺されてしまう。
遙真が守鍵を回収すると、唄は手近な階段を示し、
「私も眠たくなってきました。積もる話は帰り道でしましょう」
ふあ、と欠伸をひとつ。後ろ手に階段を上がっていった。
遙真とて長居はしたくない。一段飛ばしで唄を追う。
「比奈くんが地下に放り込まれて、呑気にお昼寝をしている間に、懲罰委員会が開かれたんです。比奈くんの処分を検討する詮議が。女子学生を白昼堂々と襲うなど、零高の学徒にあるまじき行為。学校長でも擁護はできません」
「だろうな。自分の馬鹿さは理解してる」
だからこそ、甘んじて罰せられようと、腹を括っていたのだが。
「厳罰は免れないはずでした――が、そこで証言がされました。あれは襲撃ではない、合意の下の仕合だった、外野が早とちりをした、という具合の証言です」
とある人物が脳裏をよぎり、遙真の足がはたと止まった。
「馬鹿げてる。誰がそんな真っ赤な嘘を……」
「おや? わからない振りですか? 見苦しいですね。衆人環視で証人も多数の中で、そんな嘘八百を押し通せるのは、あの場に一人だけでしょうに」
「一人だけ、つってもよ」
あり得ないだろう。思い当たる人物はいる。しかし、あり得ない。遙真に助け舟を出して、何の利得があるのか。百害あっても一利はなかろう。
「とにもかくにも、その鶴のひと声があって、詮議はお開きになりました。咎める罪はないわけですから。これが事の顛末です。他にご質問はあります?」
「いいや……訊きたいことはない。言いたいことは山ほどだけどな」
もやもやする。吐き出してやりたい相手が、ここにいないのが歯痒い。
遙真は大股で足を速め、先導の唄を追い越した。狭長な通路を進んでいくと、やがて奥まった廊下に出る。大講堂の一階だ。授業で一度訪れている。
唄が警備室に立ち寄って、懲罰房の鍵を返却する。詰めていた守衛は言葉少なに、遙真には目をくれることもなく、事務的に鍵を受け取っていた。
唄の言伝が嘘であれば、見過ごされはしない。無罪放免は真実のようだ。
「ひどい仏頂面になってますよ。平凡な顔が不細工に見えます」
屋外灯の灯はとうに消え、夜道を照らすは月明かり。
寮へと帰路に就く遙真の面様も、月光が有無を言わせず照らし出す。
唄はしれっと隣に陣取り、遙真に直球で悪言を吐いた。
「むしゃくしゃしてんだ。面くらい好きにさせろ」
「今朝の一件は丸く収まったのに、何を苛ついているんですか?」
「それにむしゃくしゃしてるんだ」
路傍の小石を蹴り上げる。石は木立ちへ飛び、夜闇の中に消えた。
「俺がやった馬鹿の尻拭いが、俺の知らないうちにされた。挙げ句、事後通告で『なかったことになった。どこかの誰かが庇ってくれた』だぞ。――ふざけるな」
学校を放逐されても、警察に引き渡されても、詮方ない一件だった。片は付いたのかも知れないが、それで『丸く収まった』は、遙真には到底受け入れ難い。
「俺がしたことの落とし前は、俺がつけなきゃ駄目だろ。勝手に収められてたまるか。俺は大馬鹿野郎に違いねえけど、お気楽な能天気野郎じゃない」
「そうですね。大馬鹿野郎に加え、生真面目な野郎で、面倒臭い野郎です」
「余分な称号を加えなくていい」
「褒め言葉ですよ。言い分はわかりましたが、具体的にどうしたいと?」
「南ノ宮絵空と話がしたい。できるだけ早く。すぐにでも」
偽りのない遙真の本音に、唄は呆れ顔で苦笑した。
「自分自身で思っているよりも、比奈くんはお気楽で能天気です。襲撃した相手と対話がしたいと言い、あまつさえ、相手がすんなり応じると思っている」
「やってみなきゃわからねえさ。……決めた。明日会いに行く。ってなわけで、どこに行けば会える? 男子の護衛が多かったし、女子寮住みじゃないよな」
思い立ったが吉日。遙真に考えを変える気はなかった。突っ撥ねられたなら、そのときはそのときだ。突っ撥ねられた後で考えればいい。
遙真の本気さが伝わったのか、唄がますます呆れ顔になる。
「明日は不可能かと。姫さまは現在、学内にいません」
「いない?」
「連れの方々と外へ出向いています。浄めの大掃除に参加するそうで」
聞き慣れない造語を使う。ただし、語意は推測できた。
「浄めの大掃除――はぐれ魔の討伐か」
「はい。零高は郊外に山を保有していて、寄り付くはぐれ魔を月に二回、学生有志が討伐する慣習なんです。実戦演習の一環ですね。明日の夜間に実施される予定で、志願者は既に麓へ赴いています。帰還は明後日になるでしょう」
遙真はこめかみを押さえ、己の幸先の悪さを呪った。当面の方針を新たに決め、意気込んでいた矢先に、出端を挫かれた形である。――本当にそうか?
(違う。捉え方が逆なんだ。これは渡りに船だ)
発想を転換させる。南ノ宮絵空に会いに行くとして、やはり学内は危険性が高い。懲罰委員会まで開かせたのだ。学校は遙真に目を付けている。不興を買う動きを見せれば、次こそ放校になりかねない。では、学校の外であればどうだ?
はぐれ魔討伐にかこつけて、南ノ宮絵空に接触を図る。無礼千万もいいところだが、正攻法で会いに行くよりは、見咎められる危険性は低い。
彼女が帰還するのを待つか否か。答えは出た。遙真は月夜を仰ぎ、
「参加は志願制って言ったな。俺も大掃除とやらに参加する」
否の意思を表明した。唄が呆れ果てた顔をする。
「参加してくれるのはありがたいです。学期初めは志願者が少なくて、人手不足になりがちなので。お礼に金言をあげます。急いては事を仕損じますよ」
急いても物事は好転しない。それは道理と言えよう。だとしても――
「月並みな助言をどうも。次の機会に活かしてみる」
あの日から二年が経った。心を焼かれながら。身を引き裂かれながら。あの日から二年も、遙真は待っていた。少しばかり急いたとて、罰は当たらないだろう。
そうして、南ノ宮絵空と話をすべく、遙真は郊外へと出立した。
――のだが、神や仏と呼ばれる連中は、とことん加虐嗜好らしい。
「入れ違いになった……!?」
唄から受けた報せに、遙真の声が上擦った。学生たちが何事かとこちらを向く。気を利かせた唄は愛嬌を振り撒き、彼らを小屋の外に追い散らした。
学校が保有する〈
その中に遙真の目当て、南ノ宮絵空の姿はない。
「監督教官に訊ねたところ、姫さまは体調不良を訴え、護衛二人と早朝に帰還した、と。比奈くん、日頃どんな行いをして――どこへ行くつもりです?」
唄の憎まれ口も終わらぬうちに、遙真は山小屋を出ていこうとする。
「学校に帰るに決まってるだろ。あいつがいないならよ」
「単細胞なおつむですね。もう日が落ちますが」
「来たときの駅まで戻れば、夜汽車があるかも知れない。じっとしてるのは性に合わねえんだ。目を離したくないなら、ついてきたっていいぞ」
日本に渡ってきてからというもの、予定の尽くが狂いっぱなしなのだ。無駄足を悔やむ時間すら惜しい。遙真は呆れる唄を尻目に、戸口の引き戸へ手を掛けた。
「敵前逃亡か。いい度胸をしている。いや、度胸がないのか」
不意に厳しい声が飛んだ。小屋の奥部屋から、軍装の男が現れる。
一見は細身のように見えたが、鍛え上げられた肉体の剛健さは、軍服の上からでもわかるほど。右目の下に刀傷をつけている。年齢は三〇代だろうか。
こちらを睥睨する眼は、蒼き稲妻のごとく鋭い。精悍な面構えに見覚えがあった。学校長室に連行されたとき、扉の前で控えていた軍人だ。
「敵前逃亡は重大な軍規違反。ここが戦場であれば、銃殺刑に処されるな」
「……あんたさんはどちらさんで?」
「自分は
稲妻のごとき眼が鋭さを増した。隠し切れない迫力が滲み出ている。
肌がひりつく。只者ではない。佐官というのも頷けた。
「中佐兼教官兼指揮官殿、帰還許可を頂けマスか」
「馬鹿め。遠回しに『認めぬ』と言ったのだ」
閑かな威圧とともに言う。遙真は臆さず、口答えをした。
「志願制の自由参加じゃないのかよ。しかも、姫さんには許可したんだろ。そっちを認めといて、こっちを認めないのは、依怙贔屓じゃねえの……デス」
「病欠と身勝手を一緒にするな。飛び入りで参加しておきながら、直前での不参が認められると? 上官として命じる。帰還は認めぬ。野営の準備に取りかかれ」
「嫌だと言ったら?」
お馬鹿なことを、と唄が呟くのを聞くが、とうに後の祭りだった。
横っ面に鉄拳を叩き込まれ、遙真は戸に背中を打ちつけた。
「上官の命令は絶対だ。父母の遺言に優るものと知れ」
口の中が切れたようで、口内を鉄臭い味が満たす。――ここらが引き際だ。これ以上食い下がっていても、十束が首を縦に振ると思えない。
師より与えられた役割の遂行も、南ノ宮絵空への接触と監視も、学校に在籍していることありき。時間を浪費したくはないが、放校になっては本末転倒。馬鹿でも学習をする。昨日の火傷火に懲りず、となりたくはなかった。
「了解、教官殿。俺が馬鹿でありマシタ」
「それが理解できぬほど、馬鹿ではなかったか。理解したならばいい」
遙真がお座なりに敬礼すると、十束は重々しい圧を和らげる。
絵に描いたような石頭の堅物だが、話が通じる手合いではありそうだ。
「作戦中は五、六人一班で行動してもらう。他の者の班分けは済んでいる。新入り、貴様は紫遠の班へ入れ。紫遠、新入りを世話してやれ」
「了解です。みっちり扱きます」
「――は?」
喉から頓狂な声が漏れ出た。一時停止した大脳は、段々と復旧していく。班? 俺がこいつの班に? こいつの世話になる? こいつと俺が仲間!?
「待ってくれ! クダサイ! こいつと組むのだけは御免で――」
「上官の命令は絶対だ。三度は言わん。肝に銘じておけ」
聞く耳を持たず。十束はさっと踵を返し、奥部屋へ戻っていった。
確信を得る。十束とは反りが合いそうもない。
苦虫を噛み潰した心地だ。これだから、遙真は偉い人が苦手である。すかさず唄が寄ってきて、笑いを堪えているのか、肩を震わせながら言った。
「観念してください。こういう巡り合わせなんです」
「ああ、嬉しさで卒倒しそうだ。そうなりゃ、病欠も認められっかな?」
「そこまで言うのなら、私が口利きしますよ。比奈くんは病気だと。頭の」
「やかましいわ!」
「さしもの私も冷や冷やしました。一枚繋がっていた首の皮を、自ら斬り落としにいくとは。あの人は軍から派遣された特別教官。楯突くのはお勧めしません」
「忠告は前以てしてくれね? ぶん殴られるより前に」
「またまたー。前以て忠告をしたって、聞きやしないでしょう」
言われてみれば、それもそうである。却って反発をしただろう。
「何はさておき、私の班の一員となったんです。集団内の不和は厄難を招く。大掃除に参加している最中は、仲良くしようじゃありませんか」
食堂や寮でしてきたように、笑顔で握手を求めてくる唄。
たっぷり数十秒ほど葛藤したのち、遙真は渋々という風に右手を出し、中指の腹だけを唄の手の平に当てた。せめてもの子供じみた抵抗だった。
「この指一本分だぞ。この指一本分は仲良くしてやる」
「女の子の手を合法的に握れる、格好の機会をふいにしましたね。ま、今回は良しとします。来てください。私たちの天幕はあっちです」
唄に誘われるがまま、小屋の外へと出て、天幕が並んだ場所へ。
そちらでは学生が班で分かれ、班ごとに焚き火を起こしたり、持参した食材を調理していた。手慣れているらしく、誰も彼も手際がいい。早々に雑事を済ませた班は、夜間の討伐作戦開始に向け、車座で作戦会議を始めている。
天幕と天幕の間を抜けたとき、遙真はふと殺気を感じ取った。
思い過ごしではない。怨敵に向けるような、憎悪の籠もった殺気。それは唄でもなければ、他の学生の誰かでもなく、遙真に向けられていた。
この国で関わった人間は限られる。恨みを買う心当たりと言えば……。
注意深く目を走らせ、出処を探っていると、とんっ、と何かが体に触れた。その何かが害意のある攻撃なら、遙真は凶刃に倒れたわけだが。
「比奈先輩、どうかしたのですか?」
制服の裾を掴んできた人物は、学校内で唯一の友人だった。
「ん……おう、月乃後輩」
下級生の棗月乃。丁寧に編み込んだおさげを、顔の左右で弾ませている。
学生食堂で知り合って以来、二日ぶりの再会となった。
「こんばんは。先輩も作戦に参加されるのですね。唄先輩といるということは、月乃と同じ班なのですよね? 未熟者ですけど、月乃も頑張ります」
「後輩もこいつの班か。そりゃ朗報。こいつと二人は精神が壊れる」
「私といると心が壊れる――『ぶろーくんはーと』する、と?」
「はわっ!? お二人はそういう関係で……?」
「違う違う違う! 無益な勘違いが生まれてる!」
などと事も無げに雑談をする裏で、遙真はあの殺気を探ってみたが、
(いなくなった。逃げ足が速い奴なのか、隠れん坊が上手いのか)
いつの間にやら殺気は消え失せ、出処の特定はできそうもない。ただし、それと交替で現れたかのように、人の気配が立ったのはわかった。
張られた天幕の一張から、二人の学生が歩いてくる。一人は半目の女子学生だ。口元に白い餡子をつけ、はむはむ、もしゃもしゃ、と牡丹餅を食べている。
「見ない顔が混じっていると思えば、例の厄介者を引き入れたみたいだな」
もう一人が開口一番、刺々しくぼやいた。制帽を目深に被った学生だ。
遙真は頭をひねった。例の厄介者とは何のことだろう?
「お前、厄介者扱いされてるぞ」
「なすりつけないでください。比奈くんのことですよ」
「え、俺?」
制帽の学生のみならず、月乃も否定してくれない。『鳩に豆鉄砲』状態の遙真に、唄は舞台役者か道化師のような、芝居がかった身振りで礼をした。
「改めまして。ようこそ、比奈くん。唄ちゃんと愉快な仲間の班へ」
芒星のグリモワ 明石十利 @toriakeishi
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