次回予告
危なかったぜ。
もし全裸になった場所が、多くの人の目に触れる場所だったら、一発アウト、監獄行きの大惨事になるところだった……。
俺の獣々機関車で、なんとか股間と社会的な地位を失わずに済んだ要友久。
そんな彼に、魔法少女の現実と、お父さんたちに課せられるペナルティを説明するため、俺たちは居酒屋で話し合うことになる。
と、そんな二人の前に現れる、一つの影。
長ドス一本腰に差して、流し着姿。
頭にゃゆらりゆらりとエアコンの風に揺れる蝋燭が二つ。
頬には十字瑕、背中には阿修羅を背負った男の名は――焔豪一郎。
奴もまた、目に入れても痛くねえ、可愛い娘のバッドラックに踊らされる、哀れな哀れなパッパの一人であった。
しかし、だからって、俺を恨むのは筋違いってもんだぜちくしょう。
悪いのは全部、俺の兄貴――野獣九兵衛の方だってのによぉ。
襲い来る焔豪一郎と、その手下の〇クザの皆さん。
突如として修羅場と化した居酒屋の中、二つの炸裂音が同時に響く。
おいおい、二人同時にケアするなんて聞いてねぇ。
しかし、俺も野獣珍陰流の戦士だ!! やってやらぁな!!
という訳で!!
次回、父さんな、ときどき会社で全裸になるんだ、第2話!!
「父さんな、ヤ○ザの前で全裸になるんだ」
そんなのってないぜ!! あんまりだぜ!!
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