襲撃タケノコ


 土曜日の朝から、連絡もなしにいきなりタクシー乗り付けてやってきて、玄関先で大きなビニル袋にぎゅうぎゅうに詰まった大量のタケノコを押し付けられたら、誰だって閉口すると思う。

 玄関の扉を開いた俺はまだ完全に目が開いてなくて、貼り付くようにぺたんこになった髪と、伸びたひげと、ほんの数時間前まであれやこれやをしていた名残のある上半身裸で──下はどうにか蹴り飛ばしていたスウェットを見つけて履いていたものの──おまけに、そんな状態で起き出した俺の背中にまだ半分寝とぼけて寝癖の付いた頭を押し付けるお前をくっつけていた。

 お前も、何とか俺のスウェットの上を着ていたものの、こちらは下は下着だけ、というありさま。

 まあ、金曜の夜に恋人同士がいちゃつくのは当然の成り行きだ。だから、つまり、事後。

 つい数時間前までのことだ。

 休みの前日の、金曜の夜だ。真夜中過ぎまで盛り上がっていたって仕方ないだろう?

 ──くどいようだけど。

 最初は、無視を決め込むつもりだった。玄関のチャイムが鳴り、それが二度、三度と繰り返され、しまいには連打された。布団をかぶってお前を抱きしめていたら、今度は、お前のスマホが大きな音を立てた。何とか手を伸ばして持ち上げたら、大きく「おにあね」と表示されていた。

 まだ完全に覚醒していなくて、それが一体何を意味するのか分からなかった。お前を揺り起こしてスマホを渡したら、お前が寝ぼけた声で電話に出た。

 そして、隣で寝ていた俺の耳にも、そのよく通る声が聞こえてきた。

『居留守使わないで、開けなさーい!』

 きーん、と耳鳴りがした。

 お前のお姉さんの声だった。つまり、「おにあね」は「鬼姉」である、と分かった。

 俺は睡眠不足の身体を引きずってベッドを抜け、落ちていたスウェット(下)を履いた。お前も、待ってー……などと言いながら自分の服を探し──結局見つからなくて、俺のスウェット(上)を着た。電話からは、『早く! 待たせるな!』と、まだ声が響いていた。もちろん、チャイムの連打も。

 そして、お前が俺の背中にくっついて、俺が玄関を開けた、というわけだ。

 ──目の前に突き出されたのは、市の指定のごみ袋。30L入るプラスチックごみ専用。ちなみに10枚入り160円也。半透明な袋に赤い文字が書かれているものだ。そこに、掘りたてと思われるタケノコが──しかもかなり立派な大きさのものが、詰まっている。

「……お姉さん?」

 俺は首をひねって、それを受け取る。勢いに負けて。

「これ。任せた」

 俺にそれを押し付けて、お姉さんは言った。今日も朝から完璧に美しい。お前とよく似ているけれど、ずっと男勝りできつい顔をしている。

「いや、あの、意味が……」

「姑が持ってくるのよ。旬のものはおいしいし、身体にいいでしょう、沢山食べてもらいたくって、うちの子も好きだし、あなたも食べるでしょう、タケノコご飯なんて最高よねえ──ていう台詞を、週に3回聞かされてそのたびに持ってこられてごらん。今朝だって人が唯一心安らぐ朝食の時間を邪魔されてこれ突きつけられて、せっかくのキーマンが土のにおいで台無しに──」

「どうせー、義兄さんが作った朝食に義兄さんが入れた紅茶でしょー?」

 とろんとした目をして、俺の肩越しに、お前が言った。

「うっさい、愚弟」

「……鬼」

「料理音痴」

「そっくりそのまま返す」

 俺を挟んで、けんかにも見える──しかし実は仲が良くてただじゃれあっているだけ──やり取りはやめてくれ。

「つまり、この一週間に3度も掘りたてのタケノコをお裾分けされて、もう飽きてしまって、うちに横流しにきたんですね?」

「そうよ」

 なぜ、偉そうに答えるのかは謎である。

「じゃ、私、タクシー待たせてるから」

 お姉さんは言いたいことだけ言って、去りかけ、振り返った。

「──あんたたち、その、事後丸出しって感じで出てくるの、次からやめなさいよ」

 呆れたような顔をして、言った。

「──連絡もなしに勝手に来ておいて、俺たちの邪魔してんのはどっちさー」

「うるさい」

「そっちがね」

「まあ、君の裸は目の保養だけど」

 俺を見てそう言ってから、お前にちらりと目を移し、

「実の弟の生足見ても、ちっとも萌えない」

「俺のものを勝手に保養にしないで」

 お姉さんは、お前の言葉に高らかに笑いながら、今度こそ去って行った。

 ──相変わらず、豪快な人だ。

「……あ、挨拶もしてない」

「いいんじゃない、勝手に来て、勝手に去ってったんだし。第一、向こうもしてない」

 あくびをしながら、お前が言った。確かにそうだ。

 しかし、タケノコのお礼すら言っていないことにも気づいた。あとでメールでも入れておこう。

 玄関の鍵をかけて、さて、と考えた。

 本当はまたベッドに戻ってもう少し眠りたいところだが、掘りたてとあっては、放っておくわけにはいかなかった。キッチンに向かって歩いていく俺の背中にくっついたまま、お前もついてきた。

「寒いな。──それ、返せ」

 俺は、貼り付いていたお前をひきはがし、着ていたスウェットを脱がせた。そして、自分で着る。

「うわ、ひっど。恋人の着てる服奪って、自分だけ温かくなって、その恋人を裸で放置!」

「いや、俺の服だろ」

「ひどい。──普通、彼スウェットってときめかない?」

「──んー」

 俺は、袋からタケノコを取り出しながら適当に返事をした。

「……聞いてよ」

 お前がツッコむ。俺はもう一度、んー、とうなずいた。

 大きなタケノコが3本。さらに、小ぶりなものが4本。確かに掘りたてだ。多分まだ3時間も経っていない。こんなに新鮮なタケノコが手に入ることはめったにない。

 お前がぷりぷりしながら部屋に戻り、シャツを引っ掛けて戻ってきた。淡いブルーがかったように見える、細かいチェックの入ったものだ。

「どうだ、彼シャツ」

「似合う似合う」

 タケノコの外皮を何枚かはがし、縦に一本切込みを入れ、家にある一番大きな鍋と、二番目に大きな鍋にざっと洗って入れた。

「見てないし」

「見てる。──そのワイシャツは、袖のボタンが外れそうだから、別にしていたやつだ」

「あ、本当だ」

 あいにく糠は常備していないので、米を計ってとぐことにした。じゃかじゃかとといで、とぎ汁を鍋に均等に流し入れ、足りない分はかぶるくらいまで水を足す。赤唐辛子を一本ずつ入れ、二つの鍋をコンロにかけた。

 米の方は、ザルに上げて水けをきっておく。

「立派なタケノコだな」

「義兄さんのお母さんの──つまり姑さんの実家の裏山が、タケノコいっぱい生えるんだって」

「ふうん」

「で、毎年ああやって時期になるとタケノコ地獄に陥る」

「なるほど」

「義兄さんが料理してくれるみたいだけど、タケノコご飯とか、土佐煮とか、若竹煮とか、定番ぽいのばっかりみたいだよ」

「若竹煮うまいよな」

「俺も好き」

 カウンターの向こう側、お前が頬杖をついている。俺のシャツは、お前には少し大きい。身長差は10センチに満たないが、腕の長さとなるとかなり違う。軽く二の腕に向かって持ち上げてはいるが、それでもまだ袖口が手のひらにかかっていた。

「いいな、それ」

「彼シャツ?」

「袖」

「あー、萌え袖」

「モエソデ?」

「うん。萌えるんだって。この袖が」

 わざと指先近くまで袖口を下して、お前がひらひらと手を振った。

「確かに、華奢な女の子が、だぼだぼのシャツ着て、袖から指先覗かせてたら、男は落ちるのかもな」

「──華奢でも、女の子でも、だぼだぼでもなくて悪かったね」

「いや」

 俺は苦笑して、作業台に片手をつくようにしてカウンターに身を乗り出し、空いた手でお前の着ているシャツの胸元をつかんで引き寄せ、短いキスをした。

「華奢な女より、だぼだぼじゃないシャツ着たお前がいい」

「──長身で、腕が長いって、便利だね。カウンター越しでも相手を引き寄せてキスができる」

「だろ?」

 30分ほどゆでたタケノコに竹串をさして、固さを確かめる。火が通っていたら、そのままゆで汁ごとしばらく冷ます。粗熱が取れたら切込みから皮をはがし、中身を取り出す。姫皮も傷つけないようにきちんと残す。さらにゆで汁につけたまま、冷ましておく。

「炊き込みご飯と、若竹煮、土佐煮、ソテーにお煮しめ、天ぷら、フライ。青椒肉絲、春巻き……」

 お前が指折り上げていくメニューは、毎年俺が作るタケノコ料理の一部。

 俺は、ゆでたタケノコをひとつ取り、柔らかそうなところを薄くスライスした。

「新鮮ならではの、刺身とかな」

 小皿にしょうゆを入れてやると、お前がそれを食べる。

「うん、おいしい」

「本当の掘りたての場合、生でも食えるけどな」

「へー、食べてみたい」

「前に一度、知り合いに誘われてタケノコ堀りに行ったことあってさ。──掘ってすぐ、しゃしゃっと皮むいて、ナイフで削いで、ほら、って渡されて」

「へえー」

「うまかったよ」

 塩漬けにして保存するという手もあるが、旬のものは旬のうちに食べてしまう方が絶対にうまい。だから、今日からタケノコ尽くしになる予定だ。

 俺はタケノコの下処理にかかった。根っこの固い部分と、穂先の柔らかい部分、真ん中に分ける。もちろん、姫皮も別にする。

 姫皮は、ごま油としょうゆ、鶏がらスープの素で中華風の和え物に。

 根本の固い部分は、ぼこぼことしたところを削いで、縦に薄切りにする。赤唐辛子の小口切りと、ごま油を多めに熱した鍋で炒め、油が回ったら酒と多めの砂糖を加えてひと煮立ちさせ、しょうゆを加えて中弱火で柔らかくなるまでしっかりと煮て味をしみ込ませ、仕上げに白コショウをふって混ぜ、なんちゃってメンマの完成。甘めの方がおいしい。

 そういえば、朝食を作るのを忘れていた。

 一旦タケノコから離れ、手早くブランチを作ることにした。これから俺はしばらくキッチンにこもってタケノコと格闘なので、ゴングを鳴らす前に、簡単に。

 目玉焼きを作って、カリカリになったそれに塩コショウし、たっぷりの野菜、プロセスチーズ、ついでに横薄切りにして焼き付けたタケノコとともに3段重ねのサンドイッチを作った。ティーバッグを入れたカップに沸かしたてのお湯を注ぎ、カウンターのお前の前に並べてやる。

 俺も、キッチンで立ったまま同じものを食べた。

「タケノコの食感がおもしろいね。──パンに多めに塗った辛子と、野菜にかけたマヨネーズと、粗挽きの黒コショウと、ちょっとかけたお酢がおいしいんだよねえ」

 しみじみ言いながら、3段重ねのサンドイッチを二つ、きれいに平らげた。10枚切りの薄切りパンとはいえ、今日もお前の食欲は素晴らしい。

 そして、タケノコ料理に戻る。

 少し硬い部分はすりおろして、玉ねぎのみじん切りとともにひき肉に混ぜ込み、ハンバーグにする。ソースは、和風に照り焼き風か、おろしポン酢のどちらがいいかとお前に訊ねてみた。案の定、どちらも、という返事で、俺はうなずいてやる。

 一口大に切ったタケノコは水、酒、和風だしの素、塩少々で煮込み、水戻ししたわかめを加えて軽く煮、しょうゆ少々で調味する。若竹煮の完成。

 ついでにきんぴらも作っておくことにした。縦に薄切りしたタケノコは、メンマとは違って、甘味は少なめ。唐辛子としょうゆとお酒、砂糖少々。仕上げにゴマをぱらり。メンマときんぴらは常備菜の一員に参加。

「天ぷらとフライと春巻きは明日以降だな。青椒肉絲は肉がないし──あとは、何ができるかな」

「去年作ったクリームパスタ! あれ、おいしかった」

「パスタは──明日の昼飯かな」

「じゃあ、肉味噌。レタスに包んで食べるやつ」

「ひき肉のストックが切れたから、それも明日以降。同じ理由で中華風ひき肉みそ炒めも却下」

「うーんと、うーんと──田楽!」

「うん、採用」

 お前は、やった、と万歳する。

 柔らかい部分に少し甘い味噌をのっけてグリルで焼くのだ。これも、結構いける。小鍋で味噌と酒、砂糖を入れて照りが出るまで混ぜながら火にかける。

 そしてタケノコご飯。これは絶対。

 シンプルに、タケノコとニンジンと油揚げを細かく切り、酒、砂糖、だしの素、しょうゆ、またはめんつゆで煮込み、味をつける。具と煮汁をこして、内釜にザルに上げていた米と煮汁を入れ、足りない分は水を足して水加減し、具をのせて炊飯する。スイッチ二度押しでおこげアリを選択できるので、もちろん、それ。

 休憩がてら散歩に出て、少し買い物をして帰ってきて、さらに料理を続けた。

 買ってきた生フキの皮をむいて、斜め切りにする。板こんにゃくは薄切りにして手綱にし、しっかりとゆでてからザルに上げて水気を切る。油を熱した鍋でこんにゃくとフキ、一口大に切ったタケノコを炒め、酒と和風だしの素、水、めんつゆを加え、一口大に切ったさつま揚げを入れてふたをして煮込む。

 最後に、簡単に、半割にしたタケノコを横にスライスし、油を熱したフライパンで表面に焼き色がつくまで焼いて、塩をふって、しょうゆを少しだけ回しかけたソテーも作った。

 テーブルにはタケノコ料理が、ずらりと並んだ。

「味噌汁もタケノコ?」

「タケノコと油揚げとフキの味噌汁だ」

「使いまわしだね」

「そうだな」

 もちろん、お前は文句も言わずにお椀によそったそれをテーブルに運んだ。

 茶碗にタケノコご飯を盛り付けて、完成。

 お前がスマホで写真に収める。

「作ってもらったタケノコ料理、全部姉さんに送って自慢するんだ」

 お前はいししと笑って、ひとつずつ丁寧に撮っている。

「──あ、でも、食べさせろって押しかけてこられたら困るね」

「別にいいけど──あの調子だと、食べ飽きてるんじゃないか?」

「義兄さんが作るものは、でしょ」

 スマホを置いて、お前が両手を合わせる。

「いただきます」

「──ていうか、食卓にタケノコしか乗ってねえ」

「だね。──んー、おいしい」

 お前は大きな口を開けて次々にタケノコを食らっていく。この食べっぷりを見ていたら、タケノコに侵された食卓も、まあ悪いものではないかもしれないという気がしてくるから不思議だ。

「──何だかんだで、シンプルなソテーが一番うまいような気がするな」

「うん、おいしいね。でも、これもこれも、これも、みんなおいしい」

「あと3日はタケノコだな」

「うん、今のうちに食べまくろう。食べられるうちに、ぜいたくに!」

「お前のその前向きさは尊敬する」

「おいしいー」

 食事を終え、片付けを済ませたお前が、ソファでスマホをいじっている。俺はコーヒーカップを持って隣に座った。

「姉さんから返事来た。悔しがってる。食べたいって」

「いつでもどうぞ、って言っておきな」

「うーん、でも、あの人遠慮なしだから、本当に来ちゃうんだよね」

「別に、いいぞ」

「でもさ、普段は病院詰めじゃん。──緊急手術とかあって、もし、真夜中にそれが終わって、その足でタクシー飛ばしてきたりしたらさ」

 お前が眉を寄せて、まるでうなるように言った。

「今度は、事後じゃなくて、真っ最中に襲撃されて、チャイム連打されちゃうかも」

「──それは、困るな」

 そんなシーンを想像して、俺はぞっとした。

 あのお姉さんならば、ありえない話ではない。

「俺としては──」

 お前はスマホを放って、俺の首に両腕を回す。

「あんたとの時間は、邪魔されたくないんだけどなあ」

 俺は片手にカップを持ったまま、コーヒーをこぼさないように注意しながらお前にキスをした。

「同感」

 お前がにこりと笑い、抱きついた。すんでのところでソファにこぼすことは免れたが、持っていたカップから俺の手にコーヒーがかかり、その熱さに危なくカップごと落としてしまいそうになった。

「ちょ、ちょっと待て、熱い、こぼれる」

「でもね!」

 俺の言葉を聞いているのか、いないのか、お前が勢いよく身を起こし、俺の手はさらに火傷の危険にさらされた。

「熱っ」

「次に来たときは、もう目の保養はさせてやんない」

「はあ?」

 抱きつかれたままなので、カップをテーブルに戻すこともできない。

「俺だけのなんだからね!」

 俺の服をめくりあげ、お前が再び、まるで飛びつくようにその腹に抱きついた。

 もちろん、再び、カップが揺れる。

「馬鹿、熱い! カップを、置かせろ──」

 俺の嘆くような訴えは、いたずらっぽく笑って顔を上げたお前のキスに、ふさがれてしまった。


 了



 冒頭とラストでいちゃつかせた以外は、全部料理……。


 メンマ風は、ちょっと甘めにして、白コショウです! 黒コショウじゃダメです。白コショウがよいです。これ、絶対。両方試したけど、白!

 あと、タケノコご飯は、私はお米のみで炊くのも好きなので作中ではそうしてますけど、普段は家族の好み合わせてもち米入りで作ります。5合の場合、米4合、もち米1合くらいかな。私、もち米好きじゃないので。でも母と父はもうちょっともち米多くてもいいなー、って言いますね。

 田舎の叔母はもち米オンリーのおこわ状態で炊き込みご飯を炊くので、私は一切食べれないのです……くすん。

 そして、炊き込みご飯はタケノコご飯だけに関わらず、残ったらおにぎりにして、次の日、冷めたのを食べるのが結構至福です。

 冷たいおにぎりって好きなんですよ。多めに炊いて、わざとおにぎり作っておいたりします。

 そして、私が食べようかな~って思ってひとつずつラップに包んで竹のカゴに並べておいたら、いつの間にか残らずなくなっている、などということも多々あります……。家族め(>へ<)

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