第12話

誰もがうなった、踏ん張った、「う〜・・・!?」、「フ〜、フ〜・・・!?」と声を出した。

ちゃっぽ〜ん、じゃ〜、声に音は、付いて回るもんだった。


通称" WC " トイレだった。 尿であるアンモニアやうんこが、槽に仲良く仕事を終えて、溜まっていた。

人間から、してみれば、汚なく臭かった。


でも神様は、優しく見守っていてくれた。

「お疲れ様。  君達を今一度だけ輝かせてあげる。 3・2・1・・・パチッ・・・・・・」 指を鳴らす音がする。


一瞬で汚物は、白く!? プラチナ!? 透明気味!?に成り、輝きを発した。

宝石のようだった。

「きゃっ・・・!?」

「キャッ・・・!?」

シュー、ザー、ザザッ。


透明な1センチ位の天使が空中をスケートで滑って来て、空気!?異空間!?にエッジをきかせて白い霧を作ってきゃぴキャピと遊んで楽しんでいるところだった。


アベック!?でイヤ・・・そこら中で何十匹という数の子供達がストッパーの霧を創って滑るのに夢中で遊戯をしていた。

霧が出来る一瞬だけ、真ん丸型やハート型や雪の結晶型の虹が創れる事を楽しめるからだった。


なぜ色々な形の虹が出来るのかが、奇妙で不思議な物があった。

でも次に何が現れるのかを楽しめるスポーツの一つでもあった。


至るところで霧の飾りが7秒間創られては、下に消えながら、落ちて行った。

 まるで人間界の冬の雪やスターダストみたいな感じだった。

 また時々、" ハズレ "があるみたいで、映像がなくパーンと爆竹みたいな大きな音をさせて天使達をビックリ!?させて楽しませてもいた。


" 霧の精のいたずら "というわらべっ子の遊び事だった。

遊び時間終わるとまた、キンコ~ン、カンコ~ンと音が鳴ると共に天使は、消え、霧も消え、結晶が落ちて行き、元の静かな人間の世界に戻っていった。


 うんこは、植物や果物の肥料の元、大事にしないといけないんだよっ。 トイレは、次に使う人の為に水を流して綺麗にしておくものだよ、使う時、気持ちが、いいでしょ。

また、ご使用後は、必ず手を洗おうねっ。


与えられたわずかな楽しい時間も大切にしないといけないね。

思い出は、多く作って心にいっぱい しまって持ち続けようね。

お・わ・り・・・ちゃんちゃん。

※ 10月 神無月 地方を代表する神さまが、出雲大社に集合していた。 そして、

年間を通して少しでも良い時間を過ごせるように願い事を叶えられるように動いて

いたのだった。 しかし、この世の中の人達には、それを知っている人物は、誰一人としていなかったのだった・・・・・・。

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