第11話
生きてなかった!?
一生の自分の仕事を終えていた!?
ゴミ!?と判断された物、廃材がここの場所には、あった。
分別された!? 山々が山脈を造っていた。
夕方から夜になると暗闇が辺りを不気味に変え、人々を遠ざけた。 恐怖王の出勤時間である。
しかし、グレイゾーンでは、集会が行われ掛かっていた。
〇〇さん、お入りなさい。 壊れた携帯やビデオテープ、DVDのおチビちゃん達が木のつるで楽しく縄跳びをしていた。
入れ替わり×2、飛んで行き、そして遊ぶ。
大人の廃材も童心に帰ったかのように運動会やレクリエーションをし始めた。
障害物リレーや棒倒しや綱引きなどをして笑顔や笑い声を出して楽しく騒ぎ始める。
応援をしたり、転けたり、擦りむいたりといった行動も中には、見られた。
アルコールや潤滑油を入れ、気持ち良くなって、知らない物同士でも会話をし、肩を組み、仲良くなった。 バカ話や約束事をした。
腕相撲や口ゲンカや小競り合いもあったが、いずれにせよストレス発散には、もってこいだった。
気の合わない奴でも、日頃 会話をした事がない奴でも、何回か口喧嘩をしたり、小競り合いをしたりしてお互いにケガをしたら、やはり、心が幾分か解り合えるように成った。
互いの存在を認め合って、考えを知り、分かち合った。
時間は、掛かったかも知れないが、仲間に成った。
痛みが判る悪友に成った。
今では、言いたくは、無いが違う意味で 親友!?・・・である。
友達が増えた。
夜が開け、明るく成る頃には、仲間や魂は、散って行った。
会えるか、会えないか分からないが、また会う約束をして・・・・・・。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます