非常にバカバカしいのにとても笑えます。細かい描写や主人公の心理がこちらに伝わってくるだけに、そのギャップがいちいちおかしい。声優さんも協力してくれているところがまた、なんとも言えずリアリティがあって笑えます。個人的には最後の一行が映画的で好きでした。もう一作「セガール」バージョンもありましたが、同じネタを連発するよりは『ひとりかくれんぼをしたら』という短編集にして、いろいろな人の場合を書くのも面白いかなと思いました。