第4話 天使の翼
どこでもない、ここはしがないシャトル工場だ
そんなほとばしる情熱が
この土地に 天使を呼ぶことになったのだ
宇宙に全くの風がないって言ったわけではないことは知られている
それに、その流れがどうあるのかを突き止めて
どうしたらいいかがわかりさえすれば、羽は完成される
「おじちゃん、、スーッだよ、スー」
そんな邪気も全くなしの、イノセントなフレーズに
その時の自分は何を見出すこともできなかった
だが、その後、漁って見つけた部品をよくよく見ていたら
その スー ってやつの意味がわかったのだ。
それをゼロ式に組ませてみると
抵抗を抵抗として使い
それであとは羽がゆうことをタイミングで聞けばいいだけの話だ
それがわかって、工場長はその羽に”天使の翼”と命名した
見た目が翼になってるだけじゃない
それは仮に人間に翼がついていたらって言ったことで考えれば
それは三感一体って言ったところで働く真動態な身技といえよう
それができることで 一番最悪なパターン、、 消滅は防ぎ得る
と言ったところだろうか
まだまだ3Dでいろんなパーツを製作していかないといけないが
天使の翼とそれに連携している部分は半年もあれば間に合いそうだ
ミニチュアを作ってるんじゃないから
やっぱりこれぞって感じで時間が消費されていく
それでも工場長は一人奮起をあらわにしていた
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