第22話 アジト襲撃でちゅ!A

 冒険者ギルドに行くと、夜間待機だったのか、いつもの熊みたいなおっさんがいたので、事情を説明する。

 「おいおい!ほんとうかよ?!」

 「調査方法は秘密ですが、信じていただけると・・・」

 「まぁ、他に情報があるわけじゃねーからな。で、相手は何人くらいいそうだ?」

 「船から降りたのが、最低7人でちゅ。」

 「あの小島だったら、魚人つかって、こっそりと入れるな。よし、今いるメンツでいってみっか!」


 ギルド職員2名:熊みたいなおっさん。話したことのない魚人のおねーさん。

 潮風ブリーズ(Cランク)5名:魚人を中心にしたパーティー

 ナイトウルフズ(Bランク)3名:オオカミ獣人の戦士、探索者、魔導士のパーティー

 マリー+子供2人(場所を知っているため)


 小島のアジトにつくと。

 「おいおい。かなり、きな臭いな。探知魔法、罠魔法はあるか?」


 魚人のおねーさん。

 ≪ウインドディテクション≫「ありません。」 


 ナイトウルフズの探索者。

 「斥候して解除する。」


 指で何やら合図を送っている。

 マリー以外は、意思疎通してアジトの扉の前に移動し、ナイトウルフズのパーティーが素早く中に入る。


 ぐぇ! ぐぉ!


 中に入ると、二人の魚人が気絶させられている。

 ≪ウインドタイド≫

 魚人は魔法の紐で縛られた。


 探索者を先頭に奥へ進むと、いかがわしい祭壇と魔方陣があり、10人が何やら儀式を行っている。

 魔方陣の中心には不気味な像、魔方陣の周りには大きな水晶、水晶の中には女たちが閉じ込められている。

 冒険者たちは、目配せし、指で担当の割り振りとカウントを行い飛び込む。

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