第4話 知らない天井でちゅ!

 今日も日課の母への


 ≪ドレイン≫


 ピシィ、ブァサァッ。


 母が粉々に砕け散った・・・


 「・・・」


 「うわーーーん!わぁーーーん!」

 「わぁーーーん!」「わぁーーーん!」「わぁーーーん!」「わぁーーーん!」「わぁーーーん!」「わぁーーーん!」「わぁーーーん!」「わぁーーーん!」「わぁーーーん!」「わぁーーーん!」「わぁーーーん!」「わぁーーーん!」「わぁーーーん!」「わぁーーーん!」「わぁーーーん!」「わぁーーーん!」「わぁーーーん!」「わぁーーーん!」「わぁーーーん!」「わぁーーーん!」「わぁーーーん!」「わぁーーーん!」「わぁーーーん!」


 泣いた、泣き続けた。そして、いつの間にか寝てしまっていた。


 気づいたら、知らない天井だった。

 洞窟?あれ、鉄格子?

 騒音で捕まったのかな?

 知らないおっちゃんがいる。


 「■■■■■■■■」


 初めての生きた人との遭遇、初めての言語は、まったく理解できなかった。


 おっちゃんが、近づいてきて、俺の指に針をさした。


 チクリ


 (?!な、泣かないでちゅ)


 そして、何か紙に血判させられた。


 ≪奴隷として契約しますか? Yes/No≫


 (????ノーでちゅ!!!!)


 「■■■■■■■■!」


 再度、紙に血判させられた。


 ≪奴隷として契約しますか? Yes/No≫


 (ノーでちゅ!)


 どうやら、奴隷商人に捕まったみたいだ。


 「■■■■■■■■!!」


 首根っこをつかまれ、別の部屋にいる獣の檻に入れられた。


 これって、まさか処分ですか・・・

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