No.7

君の友達の“魔法使い”になって、


少しの月日が流れた。



君はとても僕に良くしてくれた。


「友達なんだからっ!」


って言って、


お風呂を使わせてくれて、


服もくれて、


髪まで整えて貰った。



言葉遊びも、


日常会話も、


色々やった。


どれも楽しくて、


時間が流れるのはとても早かった。


このまま時が止まれば良い。


そう、思った。


まるで、ニンゲンみたいに。

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