第9話 1章までの登場人物や魔物


登場人物――


*クロノ・サトシ(21)

未来から異世界に転移してきた主人公。遺伝子操作によって生まれた戦闘員で、正式名はクロノ型NOナンバー3104と言う。稀有な遺伝子を持つことからコードネームとしてサトシ3104と呼ばれていた。戦闘能力はS級で戦闘員の中ではトップクラスだった。


*アキナ・ミレイ(17)

未来でのサトシの妹分であり相棒。究極生命体アルティマバイオシスと言う人造人間で正式名はアキナ型NOナンバー30。コードネームはミレイ。アキナ型は元々個体数も少なく特殊で、人間の心を持って存命できたのはミレイだけであった。


*シルチーナ・ルー・ルーガ(16)

妖精の少女。この世に現れて16年だが、出現当時から成長しておらず5~6歳にしか見えない。森羅万象からの知識を受け継いでおり、見た目よりも色々知っていて、お酒も強い。光属性を持っており治癒魔法や存在を消せる特殊魔法も使える。本人曰く、妖精の使命を探す旅をしているとのこと。


*村長(187)

ポルタ・ゴ村の村長。シルチーナを孫のように可愛がっている温厚なお爺さん。ポルタ・ゴ村のギルド長も一人でやっている。小柄で長命なリトルフット族。


*カミラ・エスナディア(139)

カミラおばあさん。ポルタ・ゴ村の薬剤師。人間とエルフのハーフ。様々な薬草の知識がある。


*プルティナ・エスナディア(18)

特殊魔法の使い手で神聖魔法を使う。父親は人間だが母親はカミラおばあさんの血を引いている為、プルティナは覚醒遺伝でエルフの血が色濃く出ている。引っ込み思案で大人しい。


*パーシ・アステリオス(46)

かつてダイヤモンド級冒険者として名をはせた獣人族ミノタウロスの戦士。今はポルタ・ゴ村で<眠れる森の美女>と言う宿屋を営んでいる。リーダーを務めていた冒険者チームには、パーシが引退するまでシルチーナも5年ほど所属していたことがある。


*ソーリー(8)

ソウルイーターという珍しい魔物。赤い目をした体長10メートルの大きなカラス。雛の頃、怪我をしてたところをシルチーナに助けられ育てられる。赤い目には強力な魔力があり、見つめることで相手を催眠状態に陥れ捕食する。好物は六本足のトカゲのキャリオンリザード。



魔物――


・ガボルバーグ

地属性のドラゴン。体高5メートルで頭の先からシッポまでは10メートルくらいある。頭は金属のようなウロコで覆われており、大きなくちばしがある。体は羽毛で覆われていて足は強固でするどい爪が4本ついている。ポルタのジャングルの頂点捕食者。お肉が美味しい。


・キャリオンリザード

腐肉を食べる六本足のトカゲ。小さいものは1メートルから大きなものは10メートルになる固体も居る。バルの実の焼けた臭いが好き。


・エッジスパイダー

体長4~5メートルの巨大な蜘蛛。足が鎌のような刃物になっている。


・ペリュトリア

翼の生えた鹿のような幻獣。100年に一度生え変わる角は高級素材として高値で取引される。


・マコウリュウ

体長100メートルを超える厄災と呼ばれるモンスター。闇の深淵の生き物。頭はワニの様で、するどい歯がぎっしりついている。体は長く足が沢山あり、額に大きな第三の目がある。魔力をエネルギーとして食べる習性がある。闇に生きるモノが製造しているという噂もある。


・闇に生きるモノ

闇の深淵に住んでいるといわれるモノ。正体不明。


流離う者ヴァガボンド

ときおり現れてはマコウリュウなどの災害級モンスターを駆逐していくゴーレム。正体不明。


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