第9話 ダメ姉は、準備する

 半日授業という事でいつもよりも早く帰り路を歩く私とコマの立花姉妹。


「……叔母さんに一体何があったんだろねコマ」

「……ちょっと心配ですよね」


 いつものように仲良く二人で手を繋いでいる私たちは……携帯電話を片手に、これまた仲良く二人でうんうんと唸っていた。


『FROM:叔母さん 買い出しするから何か買うものあったらメールよろしく』


 私の手に持っている携帯の画面には、今朝叔母さんから送られてきたこんな不可思議なメールの内容が表示されている。その画面を二人で一緒に眺めながら叔母さんの事を心配する私とコマ。


「買い出しするのは……まあわからんでもない。どうせ自分の好きなおつまみとかお酒とかを買いたかった可能性大だし。だけど……」

「問題はこの次のメールですよね……ビックリです」


 私の言葉に続けるコマ。コマの言う通り私も本気で驚いた。何せさっき追伸で、


『FROM:叔母さん 場所取りの為に先に行ってるからな。ゆっくり来ると良いぞ二人とも』


 なんてメールが来たばかりなんだし。わからん……理解できん。叔母さんは何を思ってこんなメールを送ったんだろうか。まさか昨日食べた牡蠣に中って頭がおかしくなったんじゃ……?

 ……うん?私たち姉妹が何を驚愕しているのかだって?そりゃ勿論アレですよ。


「普段グータラで人使い荒くて干物女で面倒くさがりで引きこもりな叔母さんが……外に買い出しに行ってくれる―――どころか、あろうことか面倒な場所取りまで自分から申し出てやってくれるなんてね。これって天変地異の前触れなのかな……?今日は雹でも槍でも空から降らなきゃ良いんだけど……」


 ……思わずそんな台詞をぽつりと呟いてしまう私。こう言うとお世話になっている叔母に対して何て失礼で酷いことを言う姪なのだろうと思われるかもしれないが……誤解のないように説明させて貰いたい。

 この叔母さんが送って来たメール……一見すると私たちに気を利かせてくれた内容の普通のメールのように見えるかもしれないが……普段の叔母さんの行動から考えるとこんなものを送ってくるなんて明らかに異常事態なのである。


 叔母さんの職業は物書き、という事は以前説明したと思う。その職についている為か……はたまた本人の気質ゆえか、それともその両方か。

 まあどちらにしてもダメな私が言えたことでは無いのだが、叔母さんはあまり家から出ようとしたがらない引きこもりがちなダメ人間だ。


 具体的に例を挙げるなら―――普段の日用品・食料品関連の買い物はそのほとんどを中学生である私やコマに任せるし、どうしても自分が欲しいものはネット通販で購入。仕事にしても作業はほぼ自身の部屋の中で行い、担当の編集さんとの打ち合わせも編集さんに頼み込んで通常の仕事のやり取りはメール。緊急の際は編集さんに私たちの家へわざわざ来てもらうという我儘……もとい徹底ぶり。

 一応年に数度は取材のためと称して遠出はするけれども、それ以外では家どころか自身の部屋から出ることすら稀なのが、我らが叔母の宮野めい子さんだ。


 ここまで説明すればこのメールを叔母さんが送ったことがいかに異常な事態なのか理解していただけたと思う。そんなヒッキーでグータラなダメ人間の叔母さんが……私たちのために自主的に買い出しや場所取りしてくれるだとぉ……?


「今にして思えば……昨晩から叔母さまは何だか様子がおかしかったですよね。そもそも叔母さま花粉症持ちですし、お薬飲んでいるとはいえこの時期に外を出歩くのは辛いと叔母様自身が仰っていましたのに……」


 コマも私と同じく叔母さんを心配している。コマも言う通りだ。今思い返すと確かに昨日から叔母さんの様子がおかしい気がする。私たちが昨日帰ってきた時も何かちょっぴり変だったし、自主的に電話に出るなんてこともしていたし。

 それに何よりも花粉症もあってあれだけいつもは外に出たがらない叔母さんが花見しようと提案すること自体がどこかおかしい。


「そう考えるとますます怪しいよねぇ……もしかして叔母さん変な事企んでいないよね?」

「どうでしょう……ちょっと想像が付きませんね。……ま、まあ叔母さまもお仕事が無事に終わったそうですし、ちょっとした気分転換をしたかったのかもしれませんよ。心境の変化ってやつです」

「んー……それなら納得……できる、かなぁ?」


 わからん……なーんか引っ掛かるんだよね。そんな風にあーでもないこーでもないと叔母さんについてコマと考察していると、あっという間に我が家に辿り着いた。


「……ま、叔母さんが何企んでいるかなんてぶっちゃけどーでもいいか。それより早く準備してお花見行こうかコマ」

「そうですね。叔母さまも首を長くして待っていらっしゃるでしょうから」


 とりあえず奇怪な行動をする叔母さんは置いておくとして。お昼もまだなわけだし、コマもお腹が空いちゃう頃だろう。今はさっさと料理を作って一刻も早く花見に向かうとしようじゃないか。


「それじゃあコマ。約束通り盛り付けをお願いしても良いかな?」

「了解しました。お任せください姉さま。姉さまもいつもの事ではありますがお料理お願いしますね」

「うむ、任されたよ」


 家に入って鞄を自分の部屋に置いて一旦着替え、今日の花見の為の料理を始める私たち。昨日はコマも疲れているだろうからと私一人でぱっぱと料理をしたんだけど、今日は時間短縮も兼ねてコマがお手伝いを申し出てくれた。

 そんなわけで私が料理を作ってコマがその料理を重箱に盛り付け担当という役割分担で二人並んでキッチンに立つ。


「まあ、料理って言っても時間もないし昨日の残りとか朝早起きして冷蔵庫の中にあるもので適当に作った手抜きな奴なんだけどね……ゴメンねぇコマ。折角の花見だけど昨日の夕食と内容が被ってたりオーソドックス過ぎるよね?」


 何せ昨日の夜唐突に『花見しよう』なんて言い出した叔母さんのせいで買い出しをする余裕なんて無く、料理に関しては凝り性の私の料理にしては今日のメニューは冷蔵庫に残っていた材料で作る妥協に妥協を重ねたものだ。

 昨日炊いたタケノコご飯をおにぎりにして、それから作り置きのものを軽くアレンジ。後は定番のだし巻玉子や唐揚げ、コマの好物を中心としたまるでおつまみみたいなラインナップ。


 そりゃ当然コマに美味しく食べてもらうために朝も4時に起きて下ごしらえを行い、今だって全力で作ってはいるんだけれど……どんな時でもコマに極上のご馳走を食べてもらいたい私としては今日のこのお料理の完成具合はちょっぴり不満アリ。

 ぶっちゃけ花見らしさもあんまりない上、ところどころ見え隠れする適当さ加減に申し訳なさを感じてしまう。でももう叔母さんは場所取りに行ってるし、時間がないから妥協するしかないんだよなぁ……


「そんなことありません姉さま。こんなにも豪華で素敵なお料理なんですよ。これ以上を望むなんて罰当たりというものです」

「そう?これめちゃくちゃ普通過ぎる気がするんだけど……」


 褒めてもらって嬉しいけど、今日のはどう見てもいつもお昼に食べるようなごくごく一般的なお弁当箱の中身。決してコマに褒めて貰えるほどのものなんかじゃない。そうコマに言ってみると、コマは首を横に振る。


「いいえ、普通ではありません。私にとってはこれはとても特別なお料理ですよ」

「そうかなぁ?ちなみにどの辺が特別だと思うのコマ?」

「……姉さまの愛情がいっぱい詰まっているところ、ですかね。姉さまが一生懸命作ってくださった愛情たっぷりのお料理以上のご馳走なんて、この世に存在しませんよ♪」

「…………っ!」


 綺麗にそして均等に盛り合わせ作業をしながらも、そんな嬉しいことを恥ずかしげもなく堂々と言い切るコマ。

 …………正直きゅんときた。ヤダこの子…どうしてこんなに私を悦ばせることをナチュラルに言っちゃうの?もしかしなくても天使なの?


 ……その一言で私の中のやる気スイッチがオンになる。


「ごめんコマ……やっぱこんなんじゃダメだ……」

「へ……?」

「待っててコマ!やっぱし妥協した料理なんてコマに食べさせられないよ!今からでも作り直す!すぐにプロ顔負けの料理作ってあげるから!コマの大好物中心の愛情全力で注いだフルコース作っちゃうから!」

「え、ええっ!?い、いえ……あの姉さま?私の話を聞いてました?これで十分すぎるくらいと言いましたよね私……?」


 コマのそんな愛の一言に目が覚めた気持ちになる。こんなにも愛すべきコマが嬉しいことを言ってくれるんだ。

 ならばこそ……少なくとも料理に関しては手を抜いたり妥協するなんて死んでもやっちゃいけないよね……っ!


「そうと決まれば私ちょっと買い出しに行ってくるねっ!」

「ね、姉さま……?ま、まさか本当に今から買い出しに行くおつもりですか……!?と言いますか姉さま―――」


 この時間なら近くの商店街で美味しい食材を良い値段でゲットできるはず……っ!さあ行くぞ私っ!コマを満足させる私の愛情フルコースを作るんだ……っ!


「―――姉さま、お花見の事をお忘れではないですよね…?」

「うぉおおおおおおおおお!料理は愛情ぉおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

「ほ、本当に忘れている!?待って姉さま!お花見、お花見のことを忘れちゃダメです姉さまっ!大丈夫です!本当にこれで十分過ぎるほどのご馳走です!ご馳走ですのでお願いですから姉さま待ってください……!今から買い出しに行ったらお花見する時間が無くなっちゃいますよ姉さま……!」



 ◇ ◇ ◇



「…………ゴメン、ちょっとテンション上げ過ぎた……変な姉でホントゴメンねコマ……」


 花見の件どころか我を忘れ、財布を片手に家から飛び出しかけたところでコマに必死に止められた私。いかん……変にテンション上がりまくって本来の目的を早くも見失うところだった。アホ過ぎだろ私……


「いえいえ。姉さまの料理に対する情熱と愛情は良く伝わりましたしお気になさらずに。それよりも気を取り直して準備済ませちゃいましょう姉さま。私も盛り付けをすませちゃいますから」

「う、うん。そだね……」


 そんな暴走特急の私に対して優しく微笑んで花見の準備の続きを促すコマ。ホントこんなに良い子に育ってくれてお姉ちゃん超嬉しいよ。コマの優しさに感激しつつ、料理と盛り付けを再開する事に。


「じゃあコマ。これよろしく」

「はいです。ええっと……見栄えが良いようにこっちにバランを使って……あとはおかずカップで小分けして―――姉さま。盛り付けはこんな感じで良いですか?」

「んー?どれどれー?……おお、バッチリ!やっぱりコマは上手だねぇ。お姉ちゃん感心しちゃうよ」


 リンゴをうさぎさんの形に切りながら、コマの盛り付けをチェックしてそんな感想を告げる私。美的センスも高いコマはこういった盛り付けもとっても上手。手抜きだった私の料理も美味しそうに美しく見えるのが大変素晴らしい。


「そうでしょうか?……ふふっ、きっと姉さまのお料理が上手だからそう見えるだけですよ。それに姉さまだって盛り付けもとっても上手でしょう?」

「いやぁ……私が盛り付けてもこんなに綺麗に出来ないよ。私は美的センスが残念だもの。そういう意味でもコマに盛り付けを任せて正解だったよ。ありがとねー」


 正直食べるのが勿体ないと思えるほどの芸術品を思わせる魅せ方だ。折角だし後で写真撮っておこうかな。


「そう言って頂けるととっても嬉しいです。…………ふふっ♪」

「うん……?急に笑ってどうかしたのかなコマ?」


 と、作業はちゃんと続けながらもコマが突然何だか楽しそうにくすくすと笑いだす。おや?どうしたんだろう?何か面白いことでもあったのだろうか?もしや私の顔が面白いとかかな?


「いえ、その。こんな風に二人でキッチンに立つのは久しぶりですよね。……姉さまと一緒に作業するのがとっても楽しくてつい」

「あ、コマもそう思ってくれてるんだ。私もね、コマとこんな風に共同作業出来て超楽しいよー」


 そう、まるでラブラブな夫婦が愛の共同作業をしているみたいで超楽しい。


「え……?ね、姉さまもそんな風に思ってくれていたのですか?」

「うん、当然だよ。コマといっしょで滅茶苦茶楽しいよ」

「…………そっか……そうなんだ。えへへ♪」


 こういうイベントとか無い限りはこの家の料理長である私がキッチンを独占してるからね。キッチンでコマと一緒に何かするってもしかしたら小学校以来かもしれない。そう考えるとこれに関しては唐突に花見なんて企画した叔母さんに感謝してやらんでもないかな。


「……にしても、何の前触れも無しに花見したいとか叔母さんはホントどうしたんだろねー?花見なんてイベント叔母さんが興味持ちそうではないんだけどなぁ……」

「そうですね。ちょっと不思議です。叔母さまこの前もテレビを見ながら―――『花見のどこが面白いんだろうなー?あんなのただ桜見てメシ食うだけだろ?またわざわざ花粉が飛び交う中過ごさにゃならないとか意味わかんねー』って仰っていましたものね」

「そうそう、言ってた言ってた。文字で表現するお仕事をしてるのにそんな感性で良いのかよっ!ってツッコミたくなっちゃったよ私。そうそう。その前も叔母さんってさ―――」


 こんな感じでしばらく叔母さんの話、それから学校であった出来事を話題にしながら二人で楽しく作業をする。ホントに楽しいなぁ……もう正直な話、花見とかどうでもいいし今日はこのままずっとここでコマとイチャイチャしていたい気分になってきた。

 場所取りに行った叔母さんはどうするのかって?そりゃ放置で。……いや、そうなると折角コマが盛り付けしてくれたこの花見弁当が台無しになるからまあ行くけどね。


「―――そんなこんなではい完成。いやはや結構時間かかっちゃったね。コマお疲れ様」

「ええ、お疲れ様です姉さま」


 なんてことを考えているとあっという間に30分経ち、ようやく花見の準備が完了する。私が作ってコマが詰め込んでくれた料理の入った重箱を風呂敷で綺麗に包んで……これで良しっ。

 飲み物や紙コップ・紙皿やごみ袋といった花見に必須であろう類のものは全部叔母さんが買い出ししてくれているそうだから、後はこの重箱を持って叔母さんが待っている公園に行くだけだね。


「じゃあ戸締りしたら早速行こうか。コマ、お腹すいちゃったでしょ?」

「そう……ですね。叔母さまも今か今かと首を長くしてお待ちでしょうしすぐに出ましょう―――と言いたいところですが……」

「ん?ですが何?」

「…………あの、姉さま。お花見に行く前に……その、ちょっとお願いがあるのですけど……」


 エプロンを脱いで畳んでいると、どうしたことかコマがもじもじと私に何かを訴えるような目をしながら言い淀んでいる。かわいい。


「お願い?お願いって―――あ、ああそっか。そういう事か。味覚今のうちに戻しとかないといけないよね」

「……はい、その通りです。申し訳ございませんが……お願いしても良いですか…?」

「当然、OKに決まっているよコマ。ささ、遠慮せずにおいでおいでー」


 お願い事とは何だろうと思ったけど、コマに言われる前にすぐさまそれが何なのかを察する私。……そうだよね。行く前にコマの味覚を戻しとかないとマズいよね。もしここでコマの味覚を戻さないと……最悪外で口づけしなきゃならなくなるわけで。流石に外でいつものように口づけするのは他の人に見られるリスクが高すぎるから遠慮したいところだ。


 ……いや、でもコマとお外で口づけなんて野外プレイっぽくて興奮しちゃうしちょっとやってみたいかも…………という気持ちの悪い願望を何とか抑えて、帰る途中にあった自販機で購入しておいたリンゴジュースを取り出す私。


「んっく……んーんんんいいよコマ

「はい……ありがとうです姉さま。では……」


 一度深呼吸をして(邪な)心を落ち着けて、ジュースを口に含み近づいてくるコマを迎え入れる。私の頬にそっと手を添えてゆっくりと目を閉じるコマ。

 コマにつられて私も同じように目を閉じてコマを待つ。さ、さぁて……私もご飯の前の前菜に頂かせて貰いましょうかね。そう、コマの甘い口づけを……!


「いきます。失礼します姉さま」

「んー……」


 私の唇がコマの吐息を間近で感じている。もうあと数センチで唇同士が触れ合う。


「姉さま……」

ふぉまコマ……」


 互いに頬を染め上げて、潤んだ瞳で見つめ合い唇をゆっくりと近づける。昨日は散々叔母さんに邪魔されたけど叔母さんは今日は珍しく家にすらいない。つまりは誰かに邪魔されることなどないという事だ。これならばコマとの口づけを集中たんのうできるというもの―――


『姉さま、電話です。姉さま、電話です』

「「…………っ!?」」


 ―――突然私のポケットの中にしまっておいた携帯電話から鳴り響くコール音に驚き、パッと離れる私とコマ。何でこう、昨日といい今日といい、絶好のタイミングでコマとの口づけを邪魔されるのだろうか。


「ご、ごめんコマ……電話来たみたい」

「そ、そうみたいですね」

「ちょっと待っててね。今確認してみるから……もー!こんなバッドタイミングで電話とかどこのドイツだよぉ畜生めぇ!」


 電話のせいでもうあと数ミリもすれば届いた筈の唇と唇が離れてしまう。若干キレながらも携帯電話を取り出す私。

 く、くそぅ……ホント誰だよこんなタイミングで電話なんて……!まさか叔母さんか……?待ちくたびれて『早く二人とも来い』的な電話をコールしやがったんじゃあるまいな……!?もし叔母さんなら絶対に出ないで即着信拒否をしてやろうと、イライラしながらナンバーを確認してみると。


「……お、おぉ……?珍しい人からだ。コマ、ごめんね。ちょっと出てみるよ」

「あ、はい…どうぞ」


 かけてきたのは叔母さんではなく、お世話になっている別の人。この人のコールはちゃんと出なきゃマズい。コマに一旦謝って急いで携帯に出てみる私。


「―――お待たせしました立花マコです。……はい、お久しぶりです。……いえいえ。こちらこそ本当にがお世話になって。…………えっ?今ですか?いえ、今日はその……あの人ったら急に『花見をしたい』なんて言い出してですね。ですので今日は花見を…………え?……え、ええ…………はぁ!?」


 …………その電話は、先ほどからの私とコマの疑問を全て解消するものだった。

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