第5話「ふつふつと」

自分の中で、動機が、やり場のない思いが、ふつふつと

生きがいのように

忘れていた感覚のように

蘇る


居場所を忘れていた、孤独な感覚


自分の中で、動機が、やり場のない思いが、ふつふつと

君への不信感から

作ってしまった偶像から

蘇る


忘れかけていた、帰ってきた友のように

やり場がないんだ

君への不信感が、つのり

懸け離れた想像を膿むとき

君との天秤を考える

はっきりと、させたいことがある


自分の中で、動機が、やり場のない思いが、ふつふつと…ふつふつと


生きがいのように


忘れていた感覚のように



蘇る


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