永遠に愛してるpart2
いよいよクライマックスだね。
いよいよ披露宴。
「萌里、おめでとう!」
親友である、懍(りん)入った。
「ありがとう」
「翔。ついに結婚か...萌里ちゃん、翔のことよろしくな。」
「はい!!」
上司のメッセージ、親友のメッセージが終わり、ついに終盤。
両親へのメッセージ。
「最後に、新郎新婦からメッセージです。まず、新婦の萌里様。お願いします。」
ドキドキする...
「皆様、この度私達の結婚式、披露宴にお越しくださいましてありがとうございます。この場を借りて手紙を読ませてください。お父さんお母さんお兄ちゃんへ。まずお父さん。いつもお父さんは必要な時にしか、しゃべらなかったね。私やお兄ちゃんが悪いこととか喧嘩とかすると、しっかり怒ってくれたよね。お母さん、就職する前までいつもいつも美味しいご飯用意してくれてて、とても嬉しかったです。部活でも毎回応援に駆けつけてくれてくれたね。ありがとう。嬉しかったよ。お兄ちゃん。お兄ちゃんは、喧嘩とかすることはあったけど、いつも私の相談に乗ってくれてたよね。あのときはありがとう。そして、翔さんのお兄さん、弟さん。あまりお話することは、できませんでしたがこんな私を受け入れてくれてありがとうございます。私は、翔さんと一緒にこれからを歩んで行きます。末次萌里より」
私は泣いてしまった。それ以上に周りが泣いていた。
「次に、新郎翔様より、メッセージです。」
「この度、僕たちの結婚式、また披露宴にお越しいただき、ありがとうございます。皆様のなかにきずいてるかたはいらしゃるかわかりませんが、僕らの間に、双子の赤ちゃんが、萌里のお腹に入っています。来年、出産予定です。産まれたらぜひ遊びにいらしてください。」
皆はざわざわし始めた。『おめでとう。』と言う声が。
最初で最後のこの景色を忘れたことはありません。
それから数ヶ月後の4月2日予定日4日ずれて、双子の子が生まれました。先に生まれた男の子を優しく羽ばたいて欲しいと言う意味で優羽(ゆうば)。翔さんがつけた、2人目は優しく懍と育つように優懍(ゆうり)と言う名前になりました。
子供達が小学5年生の時、私の父は、癌で亡くなりました。お兄ちゃんが家を継ぎました。
そして、3年後。次に母が、心不全で亡くなりました。
翔さんと、子供達である約束を作りました。
それは、お墓参りに、絶対月に一度いくこと。お墓掃除をできる範囲でやると...
難病の僕と、恋に落ちた私 ゆめすずね @Suzunemiyaho
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