難病の僕と、恋に落ちた私

永遠に愛してるpart1

本当にこの人でよかった。

ついにこの日。

職場の上司や同僚。学生の時の友人。親戚、両親にお兄ちゃん。

あっちには、翔さんのお兄さんに、弟さん。

ついに、始まるんだね。

「じゃああっちで待ってるね。」

「うん。」

見に来た皆最中に入り、父と二人きり。鐘がなる前、私はお父さんにこういった。

「今まで、育ててくれてありがとう。」

すると、お父さんは泣きそうになっていた。

鐘が鳴り響き、扉を開いた。周りは、『きれいだよ。』『おめでとう。』『お幸せに。』『お似合いだね』という声が。翔さんの腕をとり、神父さんのもとへ。

色々終わり、指輪交換。

そして、誓いのキス。

結婚証明にサインを。周りをみると嬉し涙を流してる両親にお兄ちゃん。

翔さんのお兄さんと弟さん。

泣いてる人も、笑顔の人も。

ついつい私も泣きそうになっていた。

耳元で、翔さんがこう言った。

「皆に、祝福してもらって、僕ら幸せだね。」

と言った。

ほんとだよ。皆に、祝福してもらって幸せだよ。

ヒューヒューと、口笛が鳴り響く。

神父さんが、小声で

「おめでとうございます。」

と言った。

あと残すは、あれだよね...

お父さんお母さんお兄ちゃんへのメッセージ。