「文部科学委員会」
特別国会が開会し、文部科学大臣により科計学園獣医学部が認可された事により、文部科学委員会が開催された。
日奔国の国会議員は、国会会期中に開催される常任委員会において、少なくとも一つの常任委員になる事が義務付けられており、各常任委員会にて、質疑応答が行われるのが通例になっている。
各常任委員会で、質問を行う議員は、質問主意書を事前に内閣に提出し、内閣はその質問書に対する答弁担当者を割り振り、各省庁へその質問への答弁書の作成を求める事となっている。その答弁書は、毎週火曜日と金曜日に閣議決定されるが、内閣は質問主意書を受け取った日から土日祝祭日を含めた7日以内に答弁しなければならないため、各省庁の担当者は、質問主意書を提出した議員に細かなヒアリングを行い、質問主意書に対する答弁書を1~2日で作成しなければならない状態になっている。
また、各省庁職員によって、委員会での答弁前に、答弁書について答弁者に事前レクチャーを行う事にもなっている。
各常任委員会で行われる質疑応答は、質問主意書と答弁書による質疑応答となっており、質疑応答中において質問主意書と答弁書にない質疑に関しては、「事前通告なし」として「お答えすることは困難である。」や「事前通告なしのためお答えできません。」と定例句が頻繁に発言される事態になっている。
さて、昨年11月9日に開催された、第25回国家戦略特別区域諮問会議では、有識者議員提出資料において「かねてより準備を進め具体的提案を行ってきた自治体を中心に、具体的プロジェクトとして、実際の獣医学部の立ち上げを急ぐ必要があり、そのための規制改革、すなわち関係告示の改正を、直ちに行うべきである。」と、記載されている状態であった。
また、昨年11月9日に開催された、第25回国家戦略特別区域諮問会議では、議長として内閣総理大臣である阿部慎太郎が出席していた。
この点について質問を行わず、マスメディアの報道を引用して質問を行う議員が多く、日奔国民が知りたい質問は行われない状態であった・・・
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