ヴァンガードプリンセス

 最初の作品はすでに何度も名前が登場しているヴァンガードプリンセスから入りたいと思う。私はもう四年ほど断続的にプレイしているので一番語りやすいということもある。


 ヴァンプリは全10人のメインキャラクターと4+1人のサポートキャラクターの組み合わせで全50通りのタッグから操作キャラを選ぶ。


 ゲームでは必殺技キャンセルがほとんど利かないため目押し(技の硬直が解けた瞬間に次の技を出してコンボを繋げること。数Fの精度が求められることが多い)によるコンボが主体となる。目押し、と聞くと拒否反応が出るプレイヤーも多いだろうが、心配はいらない。キャンセルが利かない代わりに硬直中に先行入力することによって簡単に目押しコンボが繋がる。一部キャラを除いてメインキャラだけではコンボにならないため、サポートを絡めるか、カウンターヒットによるのけぞり時間に追撃する。


 また一緒に戦ってくれるサポートの能力の高さがゲームの奥深さと難しさを形成している。まず呼び出しに硬直がなく、ガード中にも出せる。そのためガードしながらサポートが攻撃するガーサポが猛威を振るう。いわゆるガードキャンセル(ガーキャン)なのだが、これに基底補正がかからない。相手を画面端で固めていたら自分が四割飛んでいたということもある。


 しかし相手のサポート中に攻撃を当てるとペナルティとしてサポートが使えなくなるのでこれを狙って行動していくことになる。


 ゲームスピードは速くないが、画面上を4キャラが動き回ること、ゲージの確認が大切であることなどから目が忙しいゲームと言える。久しぶりにやると妙な疲労感を覚えるのは事実だ。


 私がこのゲームを一番プレイしているが一番ありがたいと思えることは甘えた行動が案外許してもらえるということだ。本来なら反撃確定の場面でもサポートがフォローしてくれればなんとかなることも多い。精密な動作を常に求められるわけではないというのが一種の救いだろうか。もちろん相応の対策が用意されているので、ゲームに慣れた相手には通用しない場合も多々ある。


 攻め守りのどちらにも強い行動があり、読みあいの数が多い。そのため相手の手の内を考えて行動したいという人にオススメだろうか。裏を返せば常に考えることがたくさんあるため、知識と状況判断ができないと一方的に攻め立てられることが起きやすい。


 またシステムが独特のため、格闘ゲームを始める最初の一歩としては他のゲームで身に着けた技術を生かせないという点は気にかかるだろうか。


 現在毎週土曜日、20時から対戦会を開催している。動画配信をやっている場合もあるので、そちらを見てみるというのもいかがだろうか。

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