第970話 高梨リナ4

「溝羅樹様の息子さんですね!」

 不意に高梨リナが話し掛けてきた。


「え? あ、はい!ショーです!

 み、美剣ショーです!!」


「フフ、カッコ良い名前ですね!

 変身ヒーローモノみたい!!」


「ええ、まぁ…、あの高梨さんって呼べば、いいのかな?」


「私の事は、リナと呼んで下さい!!」


「はぁ、リナさんですか? じゃ、ボクもショーで!!」








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