　マジマジとロックを見詰めた。

　ボクよりも、二、三歳、年下に思える……　声変わりもしてないし、中一か、中二くらいだろう。

　もしかしたら、発育の良い小学生かもしれない。

　それにしても、《美しい少年》だ。

　まるで、ショートカットの美少女アイドルのように輝いて見えた。

「さっき、ボクの事をアリスの新しい《所有者》って、呼んだよね…😒💦💦」

「まぁね……😌✨」

「じゃ…、聴くけど、《古い所有者》って、誰なンだ」

「そんな事、知って何になる」

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