第73話 ロックって、呼んでくれ

 ボクは睨むように美少年を見詰めた。


「君が、ショーか…😌✨」

 美少年は長年の友人のように馴れなれしく笑いかけてきた。明らかにボクよりは年下だろう。


「ああ、キミは……😓💦💦」 


「え、ボク…? そうだな…… シャーロックだ」


「な、シャーロック……」

 確かに、一見、金髪でハーフの

ような感じだ。大きな瞳は青く澄んでいた。


「フフ…、ロックって呼んでくれ」

 声も、まるで女の子のように高い。中性的な美少年だ。


「え、ロック……?」


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