「美麗さんなら、早く出なくちゃァ～、ホラ…😅💦💦」

　ボクは出来るだけ、母親を急がせ階段下の玄関へ向かわせた。

　何とか、この窮地を切り抜けなくてはならない。

「も～…😒💦💦」母親は不承（ふしょう）々々（ぶしょう）、階段を降りていった。

　ボクは母親が玄関へ行ったのを確認し部屋へ戻った。

　アリスをドアの影から引っ張り出した。

「アリス！　ちょ、外へ行こう。お母さんが、出ていくまで、外で

時間を潰すしかない……」

　それには、ボクのブカブカのＴシャツだけではダメだ。

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