第60話:強引に追い出す

「あ…、お母さん、お客さんだよ」

 ボクは母親の腕を取った。

「早く行かないと……😅💦💦」

 そう言って、強引に部屋から追い出そうとした。


「何よ。離しなさい。そっちに誰か居るんじゃないの……?」

 ドアの向こう側を指差した。


 その時、またインターフォンが

響いた。

「あ…!!」

 母親は、思い出したように、

「そうだわ。美麗さんが来るンだったわ」

 美麗は、母親の友人だ。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る