第34話:怪しいモノなど……
「な、何でだよ…😓💦💦」
「ここには、置いておけないわ。
向こうに連れていくから……」
「え~…? ちょっと待ってよ」
「そのクローゼット、開けなさい」アゴで指した。
「何でェ~…? 女の子なんか、いないよ」
どうやらボクの演技に引っ掛かったようだ。
「いいから、開けなさい」
「ちぇ……」ボクは、嫌々、クローゼットを開ける振りをした。
「ほらァ~……」
クローゼットを全開した。
だが当然、怪しいモノなど入っていない。
「おかしいわねぇ……?」
まだクンクンと鼻を効かせていた。
え? まさか……😰💦💦
まだ捜索が続くの……
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