第31話:無理矢理押し込んだ

 ボクの部屋の中でアリスが隠れられる場所は、クローゼットの中か、押し入れだ。


「よし、アリス……😅💦💦」

 アリスの手を引きベッドから降ろした。


「頼むから、押し入れの中で隠れていてくれ。な…😅☝💦💦」

 押し入れを開け、下のスペースにアリスを入れようとお尻を押した。


「あァ~ン、やだァ~…😳💕💕」

 駄々を捏(こ)ねたが、

「頼む。あとで、何でもしてあげるから……🙏💦😅💦💦」

 無理矢理、彼女を押し込んだ。


 とにかく、あと数時間で母親は日本を飛び立つンんだ。

 それまでは、厄介ごとはたくさんだ。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る