　この美少女が、《アリス》と言う名前だと初めて知った。

　ボクは、ベッドに横たわった美少女をこちらへ向けた。

「フフ…、アリス💕💕　ボクはショーだよ」

と優しく頭を撫でてあげた。

　その途端、アリスは『パチッ』と大きな目を見開いた。

「うっわ～ーー…😲💦💦」

　いきなりだったので、ボクは、

また大きな声で叫んでしまった。

　アリスはニッコリと微笑んでいた。

「うゥ…😰💦💦」

　固唾を飲んで、アリスを見守った。だが、それ以上は何も起きない。

　どうやら、人工知能搭載で《アリス》と言う声に反応したのかも

しれない。

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