第14話:気ばかり焦って……

「ちょ、待ってよ。お母さん❗❗」

 早く何とかしなければ……


 ボクは気ばかり焦って美少女ドールにタオルをかぶせて隠そうとした。


『ショー? 何なの。早く出て来なさい』

 母親の怒鳴り声に、

「ちょ、待ってってば~……」

 ボクは、必死にドールを隠そうとしたが脚が長いのか、どうにも上手くいかない。


 タオルから脚が飛び出してしまった。


 仕方なく脚を折り曲げタオルの中へ押し込んだ。





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