第13話 蕩《とろ》けるように……

 いや、どう考えても、そんなバカな言い訳が通るはずがない。


 取り敢えず、ボクは真っ裸の美少女を抱きかかえ、ベッドへ運ぼうとした。


『うっわ~…😲💦💦 何て、柔らかくって軽いンだァ~ー…💕💕』


 フワフワしてる。

 さっき、階段をパッケージごと

持って上がった時とは、雲泥の差だ。


 それに何の匂いなんだろう……

 とろけるように甘くて良い匂いだ。


 このまま気の済むまで抱きかかえていたい気分だ。


 すぐさま、ノックの音が響いた。

「ショー、何やってンの」

 母親がドアの前までやってきた。


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